おしらせ
【先週のお別れ】ハープスターを半姉に持つアノ馬が登録抹消
[10月5日抹消]
タガノエトワール(牝5、栗東・渡辺)
通算成績
19戦3勝
父は大種牡馬キングカメハメハ。母シーサイドブリーズは重賞5勝馬ダイナフェアリーの孫にあたり、近親には重賞4勝のローゼンカバリーや高松宮記念の覇者アドマイヤマックス、札幌記念ほか3つのタイトルを得たトウケイヘイローなど活躍馬は枚挙にいとまがない。2011年1月に北海道白老町にある白老ファームで生を受け、同年のセレクトセールにて1200万円の値で八木良司氏が購買。のち栗東の松田博資厩舎で管理された(本年2月末の同師引退にともない、渡辺薫彦厩舎に転厩)。
この馬のハイライトは何といっても3歳牝馬最後の1冠をかけた秋華賞戦線での走りだろう。
デビューは2014年5月という遅さで結果も振るわなかったが、ひと息入れた同年9月、小倉の未勝利戦を勝ち上がると、陣営は強気に秋華賞トライアルのローズSへと舵を切る。そこではGI馬2頭を相手に回し、17頭立ての15番人気と評価は低かったものの、中団から上がり最速33秒3の切れ味でオークス馬ヌーヴォレコルトを僅か0秒2差(2着)にまで追い詰めた。この走りが評価され、秋華賞本番では一挙に人気が跳ね上がり17頭立ての4番人気に。結果敗れはしたものの、直線あわやの場面を作り、ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルトに次ぐ3着と奮戦、確固たる実力を世間に示した。
その後は大きな舞台での活躍は見られなかったが、それでも牡馬相手の準オープン戦を2勝と気を吐いた。なお、本年10月2日のポートアイランドS(10着)を最後に中央登録を抹消、現段階での今後は未定となっている。未勝利勝ちから秋華賞3着までその期間は僅か1カ月半ほど。まさに名前のごとく流星のような一瞬の輝きをはなった馬だった。
[10月4日抹消]
リュラ(牝3、栗東・池添学)
通算成績
5戦0勝
父は引退レースとなった香港ヴァーズで悲願のGI初制覇を果たし、絵に描いたような大団円で競走生活を締めくくったステイゴールド。残念ながら2015年に急逝してしまったが、種牡馬としてもオルフェーヴルやゴールドシップなど、個性豊かなスターホースを次々と輩出した。本馬は半姉に2014年桜花賞勝ち馬にして同年凱旋門賞にも挑戦したハープスターを持つ血統で、キャロットクラブにて1口17万5000円(計400口)、総額7000万円で募集された。
当時、松田博厩舎所属だった本馬の初戦は2歳秋。過去にクロフネやザッツザプレンティ、ダイワスカーレットといった名馬が勝ち上がった京都芝2000mでのデビューは本馬への期待の大きさを表すものと言えるだろう。そしてその手綱を握ったのは、ハープスターとのコンビで世界に挑んだ川田騎手。結果は3着だったが、道中中団で折り合い、上がり3ハロン2位タイの脚と見どころ十分のレースぶりは良血馬の片鱗を覗かせるものだった。
しかし、その後は芝1600m戦にダートと試行錯誤を繰り返したものの、目立った成績を残すことができず本年10月2日の阪神3R・3歳未勝利戦(13着)を最後に中央登録を抹消。今後は未定だが、祖母に牝馬2冠(桜花賞・オークス)を制したベガ、半姉にこちらも桜花賞を制したハープスターという一本筋の通った血統背景から、自身の仔をターフに送り出してほしいと思われる方も多いのではないだろうか。
なお、現在行われている【UMAJIN POG】ではリュラの全妹アスティルが一口馬主モードで指名可能。下記からぜひチェックしてみてほしい。
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10月3日-10月9日までの登録抹消は他114頭。
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