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【秋華賞】2冠目指すジュエラー 上積み見込める状況

10月16日、京都競馬場で牝馬3冠の最終戦秋華賞(GI、芝2000m)が行われる。

今年のオークス馬で、秋初戦のローズSも快勝したシンハライトはこの中間に左前脚の浅屈腱炎を発症し無念のリタイア。桜花賞馬ジュエラー(牝3、栗東・藤岡)に2冠獲りのチャンス到来だ。前走ローズSでは思わぬ大敗を喫してしまったが、骨折休養から5カ月ぶりの復帰戦で、仕上がりは途上。重い馬場も切れ味自慢のこの馬にとっては向かず、鞍上はラストで無理をさせていなかった。1秒6差の11着という結果は度外視していいだろう。目立った反動はなかったようで、1週前追いでは終いにしっかり負荷を掛ける稽古をこなせている。脚元の不安は完全に払拭できており、確実に上積みが見込める状況だ。春は追い上げ一辺倒だったが、前走である程度流れに乗れていたのは京都内回りでの本番を迎えるにあたり大きな収穫と言える。

ビッシュ(牝3、美浦・鹿戸)は、秋初戦の紫苑Sで大外18番枠スタート。大きな不利に思えたが距離ロスをものともせず外、外を悠然とまくり上げると余力十分のまま突き抜け2着に2馬身半差の快勝を収めてみせた。オークスで0秒1差の3着に入っており、春の時点で力量確かなところを示していたが、夏を越しさらにパワーアップを果たした感さえある。前走が楽勝だっただけにダメージは少なく、中間の調整は順調。1週前追いは時計こそ平凡だったが、弾力性のある動きで併走馬をアオった。上積み顕著。

クロコスミア(牝3、栗東・西浦)は前走ローズSでオークス馬シンハライトにハナ差の2着と大激走を果たした。華奢なタイプで調整に難しさがあり、春クラシック本番への進出は叶わなかったが、2歳時に札幌2歳Sなど重賞で続けて3着に入るなど早くから才能の一端を示していた馬。前走にしても本来夏の札幌で復帰する予定がズレ込み、態勢万全ではなかったとのことで、そのポテンシャルは相当大きいと考えるべきか。どこまで行っても馬体の維持が課題となるが、GIでも上位争いが可能な存在だろう。中間は軽めの稽古を消化するに留まっており、1週前追いでは2歳馬に遅れてしまったが、この馬なりに終いはしっかり伸ばされていた。まずは順調と見ていい。

ヴィブロス(牝3、栗東・友道)は秋華賞でハナ差の2着、古馬となってヴィクトリアマイルを2勝したヴィルシーナの全妹。春は無理をせず、夏に中京の500万条件を勝つと、続く前走紫苑Sでは鋭い脚で追い上げ2着を確保した。その紫苑Sでは勝負どころで致命的な不利があったが、そこから立て直し秋華賞切符を掴むあたり、相当奥がありそう。前走で外傷を負ったため、この中間の調整は慎重に進められている。1週前追いでは併せた相手に遅れ入線となるなど、やや動きに鈍さがあったがここでしっかり負荷を掛けることができたのは好材料。10月10日の追い切りではウッドコース長めからの稽古を消化できており、今週のもうひと追いで万全の態勢は整うだろう。

カイザーバル(牝3、栗東・角居)は母が桜花賞馬ダンスインザムード。春はGIへの進出ならなかったが、前走ローズSではそつのない立ち回りから3着を確保し、秋華賞切符を掴んでいる。折り合い面に課題があったが、緩いペースの前走で我慢ができていたのは収穫で、今回も上位争いに加わってくるだろう。中間はラストインパクトら厩舎の骨っぽい先輩と質の高い稽古を消化。夏に使われており大幅上昇までは強調できないものの、いい状態をしっかり維持できているようだ。

ミエノサクシード(牝3、栗東・高橋亮)は9月の阪神開催で500万条件、1000万条件と連勝。今回一気に相手は強くなるが、その勢いは軽視できない。内回り向きの器用さはないものの決め手は強力で、もつれる展開となれば浮上の可能性十分だ。疲れが出たとのことでこの中間は時計を出していないあたりがどうかだが、今週しっかり動けば力を出せる態勢と見ていい。

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