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【重賞出走馬追い切り】[菊花賞]サトノダイヤモンド、ディーマジェスティなど [富士S]ロードクエストなど

■10月23日に京都競馬場で行われる菊花賞(GI、芝3000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

サトノダイヤモンドは、栗東ウッドコースで最終調整。先週の時点でほぼ仕上がっており、この日はC.ルメール騎手を背に2歳1勝馬を追って半マイルから時計を出す、確認程度の内容となった。序盤はゆったりと進み直線半ばを過ぎてもまだ差はあったが、ラスト1Fあたりから手応え十分のまま猛然と加速すると貫禄の違いを示すようにあっさりパス。半馬身の先着を果たしている。前走で見せた、行きたがるようなシーンはなく終いは軽く促しただけでスパッと切れており、鞍上鞍下の息はぴったり。ストライドを大きく使った柔軟な脚捌きも印象的で、急仕上げだった前走を快勝した反動は感じられない。上積みは顕著で、目下絶好のデキにある言っていいだろう。

ディーマジェスティは美浦ウッドコースで、蛯名騎手を背に追い切られた。古馬準オープンを6馬身ほど先に行かせ、これを一応の目標として長めから序盤はリズムよく進む。手応えは終始楽なままだったが、脚力の違いで楽にパスし2馬身先着を果たした。6F83秒5-1F12秒8と時計は平凡だが、長距離輸送を控えあえてセーブ気味にしたもの。追えばいくらでも伸びそうな雰囲気があり気配、体の張りなど申し分ない状態と言える。前走時にある程度仕上がっていたが、そこからさらに上昇を果たしたようだ。

プロディガルサンは美浦ウッドコースで併せ馬。古馬準オープンを6、7馬身近く追いかける形から、直線でも馬なりのまま追い詰め、同入フィニッシュを果たした。6F83秒9-4F53秒6-1F12秒2という時計以上に終いは鋭く、矢のような伸び脚。課題である折り合い面も、この日はそう悪さするような仕草は見受けられず、実にいい雰囲気に映った。これを含め中間は意欲的な稽古を再三こなしており、上積みは大。

エアスピネルは武豊騎手が跨り、栗東坂路で古馬1000万下とスパーリング。ぬかるんだ、時計の出難い馬場状況ながら4F51秒1-1F12秒3(強め)をマークした。動きそのものも迫力満点で、相手を4、5馬身ほど追走する形から、直線に向くとグンと重心を低くして、瞬く間に相手をキャッチアップ。そのまま楽々と突き放し、逆に4馬身差。折り合いがつき、時計も上々のもの。前走を叩かれて確実に良化しているようだ。

レッドエルディストは栗東坂路で2歳500万下を相手に最終調整。序盤はゆったりとした進みで、ギアを切り替えたのは3F過ぎあたり。やや反応に鈍さはあったが、エンジンが掛かると最後は豪快な伸び脚を披露。一杯に追われ4F52秒7-1F12秒4を計時した。4馬身ほど前を行っていた相手に対し僅かに遅れたが、あまり稽古駆けしないクチのこの馬としたら十分及第点にはあるだろう。体は引き締まってきているし、着実に上昇を果たしている。

ミッキーロケットは栗東坂路で、今週の富士Sへ出走を予定しているオープン馬ブラックスピネルと併せられた。相手を2馬身先に行かせ、前半は折り合い専念。ラスト1Fあたりで体を並べると、仕掛け鞍上の仕掛けに力強く応えて稽古駆けする相手にきっちりクビ差先着を果たした。時計は4F52秒4-1F12秒7(強め)。フットワークには無駄がなく、重苦しさもない。使い詰めで前走は馬体重マイナス10キロ。馬体回復が課題のひとつだったが、ここで負荷の強い併せ馬をこなせているということはその点に不安はないと見ていいだろう。大幅上積みは強調できないが、高いレベルで安定。

ウムブルフは美浦ウッドコースを単走。4Fから流す“堀流”の最終調整で、ゴール前だけ軽く仕掛けられるといい反応を見せた。減っていた体はしっかり回復したようで、この中間は質の高い併せ馬をこなせているのは好感。ひと息入っているが、自分の力はフルに出せる態勢は整っていると見ていいだろう。

■10月22日に東京競馬場で行われる富士S(GIII、芝1600m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ロードクエストは小島茂師自らが跨り、美浦ウッドコースで2歳500万下と併せ馬。7馬身近い差を追いかける形になったが、4F52秒7-1F13秒4を馬なりでマークし、きっちり同入を果たした。久々をひと叩きされ状態アップは確実、見た目も春よりひと回り大きくなったように映る。

ヤングマンパワーは、美浦坂路で古馬1000万下と併せて4F53秒0-1F12秒2(馬なり)を計時。1週前にビシッとやられているだけに軽めの調整ではあったが、楽々と併入に持ち込み、時計も上々だった。2カ月ぶりとひと息入った影響は感じさせず、抜かりのない仕上がり。

ダノンプラチナは蛯名騎手を背に美浦ウッドコースで準オープン馬、新馬の2頭とスパーリング。長めスタートから、大きく先行した相手2騎を余力を十分に残して追走し新馬と同入、準オープンに1馬身半差遅れの入線となった。いささか見栄えはしないが、相手は大きく先行していたし、馬なりで6F82秒0-4F52秒4-1F13秒5と時計は及第点。7カ月ぶりを叩かれ、順当に上積んでおり恥ずかしくない競馬ができそうな状態にはありそう。

イスラボニータは美浦ウッドコースで単走。直線で強めに追われ5F67秒8-4F52秒4-1F12秒8をマークしたが、いい頃の唸るような迫力にはまだひと息といった印象で、馬体の造りも若干の余裕がありそう。毎日王冠の予定をスライドし、こちらに回ってきたという経緯があるがまだ万全の状態を取り戻していない雰囲気だ。

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