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【今週の重賞】[アルゼンチン共和国杯/みやこS/京王杯2歳S/ファンタジーS]豪華4重賞に有力馬が集結!

■11月6日、東京競馬場でアルゼンチン共和国杯(GII、芝2500m)が行われる。

天皇賞・春3着のシュヴァルグラン(牡4、栗東・友道)が、ここから始動する。宝塚記念以来の実戦になるが、丹念に乗りこまれており、特に1週前の追い切りでは藤岡康騎手を背にウッドで一杯に叩かれ6F87秒2-4F53秒9-1F11秒9を計時。僚馬を何ら問題にしない動きで好調をアピールしている。さすがにいい頃と比べるとまだ物足りない面はあるが、恰好をつけられる態勢には持ってこれているようだ。課題を挙げるなら、初の左回り、初の関東輸送か。

同厩舎のヴォルシェーブ(牡5、栗東・友道)は今夏、1年4カ月ほどの休養から復帰し、準オープンで2着、1着。そこから少し間隔はあいたが、大きな反動もなくすこぶる順調そうだ。また、500キロ近い大型馬でトビが大きく、エンジンの点火にやや時間がかかるような面があるだけに、東京コースは大歓迎。左回りもここまで5戦5連対と条件に不足なし。初タイトル奪取の大きなチャンスだろう。

実績最上位なのはフェイムゲーム(セ6、美浦・宗像)。ダイヤモンドS連覇(3年連続連対)に、一昨年の当レース勝ちと、東京コースは文句なしの舞台だ。ただ、今回は去勢手術明け。どこまで体調が整っているかがポイントになる。

アルバート(牡5、美浦・堀)は天皇賞・春6着以来の実戦。帰厩後の併せ馬は1本のみと、まだ体つきには余裕が感じられる現状で、加えてテンションの高さも少々気になるところ。目覚ましい活躍だった昨秋のデキにどれだけ近づけるかがカギになるだろう。最終追いの動きを待ちたい。


■11月6日、京都競馬場でみやこS(GIII、ダート1800m)が行われる。

日本復帰戦のブラジルCを3着にまとめたラニ(牡3、栗東・松永幹)。勝ち馬にまんまと逃げ切られる形にはなったが、後方馬群のなかで砂を被ってもひるまなかった点は収穫で、直線では、進路を外めに切り替えグイグイと伸びた。やはり力がある。そこからレース間隔は詰まっているが、ビッシリと稽古を積んでいなかったぶん、ここでの上積みは大きそう。国内初重賞制覇の好機だろう。

京都5勝の実績を誇るアスカノロマン(牡5、栗東・川村)が、3つ目の重賞タイトル獲得を目指しここへと出走してくる。休み明けだったマイルCS南部杯(4着)を叩き、デキは急上昇。最終稽古でしっかり追われれば、態勢は整うはずだ。フェブラリーS0秒2差3着の実績からも、GIに手が届くレベルの馬であることは明白。ここでつまずくわけにはいかない。

3歳馬ではグレンツェント(牡3、美浦・加藤征)が注目の的。前走レパードSは1分50秒6の好時計勝ちで、好位からでも、後方からでも競馬ができる自在性がこの馬の大きなウリだ。1週前稽古では、一杯に追われる相手を持ったままで圧倒。弾むようなフォームで見るからに体調の良さが伝わってきた。古馬初対戦、関西圏への輸送も初めてと、克服すべき課題も多いが、ここでどんな走りを見せてくれるか、週末が実に楽しみだ。

フェブラリーSの覇者モーニン(牡4、栗東・石坂)は、前走交流重賞の日本テレビ盃でタイム差なしの2着。かしわ記念で大きく減った体も、今ではきっちり戻しており、復調傾向にある様子。出てくれば当然中心的扱いになるだろうが、現状では次週の武蔵野Sと両睨みのようだ。


■11月5日、東京競馬場で京王杯2歳S(GII、芝1400m)が行われる。

レヴァンテライオン(牡2、栗東・矢作)は函館2歳Sを1分9秒2のレコードタイムで制し、世代最初の重賞ウイナーとなった。そこから間隔はあいたが、ここ数週長めを丹念に乗り込まれており、息持ちはいい様子。無傷の3連勝で師走の大一番に向かえるかどうか注目される。

モンドキャンノ(牡2、栗東・安田)はその函館2歳Sでレヴァンテライオンを捕らえ切れずに2着と涙を呑んだが、着差はごく僅か。悲観するような内容ではない。この中間は折り合うことに専念しているようで、落ち着き十分、実に雰囲気がいい。巻き返しに向け虎視眈々といったところか。

レーヌミノル(牝2、栗東・本田)は小倉2歳Sの覇者。直線ノーステッキで流す余裕を見せながらも、後続にはレース史上最大となる6馬身の差をつけた。精神的にどっしりとしており、距離延長は何ら問題なさそう。1998年のウメノファイバー(当時は京王杯3歳S)以来、18年ぶりの牝馬勝利となるだろうか。

コウソクストレート(牡2、美浦・中舘)は左回りの1400mで2連勝。ともに時計は平凡だが、ほとんど追うところなく抜け出す余裕綽々の勝ちっぷりで、まだまだ良化が見込めそうだ。中1週と間隔は詰まっているものの、カッカするようなところはなく、実にいい雰囲気。要警戒の1頭だろう。


■11月5日、京都競馬場でファンタジーS(GIII、芝1400m)が行われる。

フランケルの初年度産駒ミスエルテ(牝2、栗東・池江)が注目の的。デビュー戦は道中やや行きたがる面を見せてはいたが、直線は持ったままノーステッキで後続に2馬身の差をつけた。今回は相手が強くなるだけに楽観視はできないが、ここも楽々と通過するようなら、先々が実に楽しみになる。

ブラックオニキス(牝2、美浦・加藤和)は、紅一点の身で臨んだ札幌2歳Sでトラストに次ぐ2着と奮戦。2走前のクローバー賞では、そのトラストを破っており、ここでの実績は一歩抜きんでた存在だ。400キロそこそこの体だけに京都のような軽い芝により適性があるはずで、連戦の疲れが癒えていれば引き続きの好走も可能だろう。

ヤマカツグレース(牝2、栗東・池添兼)は、前走稍重馬場のりんどう賞で差し届かずの2着と敗れたが、出遅れたうえに、かなりのスローペースだっただけに致し方ないだろう。ただ、追って味があることを証明できたのは収穫。まだ全体的にひ弱な面は残るが、綺麗な馬場でやれるようなら怖い存在になる。

ドロウアカード(牝2、栗東・角田)は重賞2勝ソルヴェイグの全妹。デビューより2戦は控える競馬で結果がでなかったが、前走は好スタートからハナを切りそのまま押し切り勝ち。姉同様、スピードにモノをいわせた先行策が、この血統の特徴なのかもしれない。相手は強くなるが、マイペースで運べるようならば。

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