UMAJIN.net

おしらせ

【重賞出走馬追い切り】[天皇賞・秋]エイシンヒカリ、モーリスなど [スワンS]サトノアラジン[アルテミスS]リスグラシューなど

■10月30日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(GI、芝2000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

エイシンヒカリは、先週に引き続き武豊騎手を背に栗東ウッドコースで単走の追い切りを行った。6Fからの時計で序盤は抜群の折り合いを見せると、徐々にペースアップ。軽快なフットワークで直線を迎えると、鞍上の仕掛けに力強く反応し6F全体で79秒7、ラスト1Fを12秒3(強め)という時計で駆け抜けた。1週前は序盤で飛ばし気味となりラスト1Fで脚が上がりかける内容だったが、今週は序盤にしっかり我慢ができており、その分ゴール前での秀逸な弾け方に繋がっている。申し分のない調整過程と言え、海外遠征帰りとは思えない上々の状態でレースに向かえそうだ。

モーリスは、スワンSに出走を控えるオープン馬バクシンテイオーと美浦ウッドコースで最終スパー。相手を1馬身先にやり、抜群の折り合いを見せ追走する。直線ではインに進路を取り体を並べると手応えで圧倒し、そのまま楽に抜け出し1馬身半差の先着フィニッシュを決めている。札幌記念から直行という余裕のあるローテーションで、この中間は質、量ともに充実した乗り込みを消化。万全の態勢だ。

ラブリーデイは栗東ウッドコースで併せ馬。先週ハードな内容の稽古を消化して既に仕上がっており、この日は4Fからの時計となった。2馬身先に行かせた古馬1000万下を目標にリズムよく進むと、ラストで鞍上C.ルメール騎手の促しに機敏な反応を見せ楽々1馬身の先着を果たしている。1週前追いでは力むようなシーンがあったが、今回はリラックスできていた。上積みは大きい。

ルージュバックは、10月27日に美浦ウッドコースで3頭併せの最終調整。最後方から2歳未勝利、古馬500万下の2騎を追走し、直線で最内に進路を取ると、あっさりパスし楽な手応えのままそれぞれに3馬身差の先着を果たしている。前走毎日王冠の後はノーザンファーム天栄に入り調整、帰ってきて軽めの内容2本のみでレースを迎えるがこれがこの馬のいつものペース。重苦しさを感じさせず、ラストに抜群の切れを披露できたあたり、順調そのものと言える。一定の上積みは見込める状況だ。

リアルスティールは栗東坂路で単走。先週M.デムーロ騎手が騎乗した併せ馬で実質的な最終追いを済ませており、この日は確認程度の内容だったが、4F53秒8-1F12秒5(馬なり)とスムーズに脚を伸ばせており仕上がりはほぼ万全のようだ。毎日王冠は回避となったが、攻めは休まず入念に続けられており調整過程そのものは順調。自重という判断は吉と出たと見ていい。

アンビシャスは、同じく天皇賞・秋に出走を控えるヒストリカルと栗東坂路で最終スパーリングを敢行。ヒストリカルが先導役となり序盤はゆったりと入ると、終盤は熱の入った追い比べとなりそれぞれ譲らず同入となっている。アンビシャスが4F53秒8(一杯)、ヒストリカルが同じく54秒0(強め)と時計面では目立たないが、両馬ともも毎日王冠から中2週のローテとあってこれぐらいで十分。手応えに余裕があった分、ヒストリカルのほうが若干優勢に見えたが、アンビシャスも余裕のある仕上げだった前走からしっかり上積んでおり、いい雰囲気にある。

ステファノスは、川田騎手を背に栗東ウッドコースで準オープン馬を追走。終い重点に追われると、目標にした相手をあっさりパスして2馬身の先着を果たした。ラスト1Fは11秒7(一杯)。切れ味は鋭く、中2週で再度の東京遠征を控えてもしっかり負荷を掛けることができたあたりにも好感が持てる。順当に上積んでいるようだ。

■10月29日に京都競馬場で行われるスワンS(GII、芝1400m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

サトノアラジンは栗東ウッドコースで1000万条件馬に対し追走先着。相手を捕捉してからの気迫は抜群のものがあり、抜き去ってからも集中力を保てていた。1週前も天皇賞・秋出走組に先着を果たすなど、ここまでいい動きを見せている。さっそく力をフルに出せそうだ。

フィエロは、駆け付けた戸崎騎手を背に栗東坂路で準オープン馬とスパーを敢行。脚色優勢で3馬身あった差を詰め、同入に持ち込んでいる。中間は骨っぽい僚馬と質の高い併せ馬を再三消化しており、休み明けを思わせない絶好のデキに仕上がっているようだ。

アルビアーノは美浦ウッドコースで単走。リズム重視で進み、仕掛けられたラストではスパッと切れて1F12秒0(強め)をマークしている。7カ月ぶりで、もうひと追い欲しい印象はあるものの力は出せるデキだろう。

バクシンテイオーは美浦ウッドコースで併せられ、遅れ入線に終わった。しかし相手は天皇賞・秋で主役視されそうなモーリスで、懸念視は不要だろう。この馬自身力強い伸びは示しており、ここまでの調整も順調。昨年同様か、それ以上の状態にありそうだ。

■10月29日、東京競馬場で行われるアルテミスS(GIII、芝1600m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

リスグラシューは坂井騎手(レースは武豊騎手)を背に栗東坂路で単走。先週猛時計を出しているため、この日は軽めの内容となり4F53秒8-1F12秒2(馬なり)をマークした。時計が想定より速くなったのはいささか誤算かもしれないが、馬に無理をさせてのものではなく前走からさらに状態アップを果たした印象だ。

フローレスマジックは美浦ウッドコースで3頭併せ。前後に馬を置いての隊列で進み、真ん中に入った直線では脚色最優勢で抜け出し、それぞれに先着を果たしている。中2週、短期放牧明けだが牧場でもしっかり追われていたようで、高いレベルで安定と見ていい。

サトノアリシアは騎手騎乗でビシッと追われた先週の稽古が実質の最終追い切り。今週は流す程度となったが、栗東坂路4F53秒5-1F12秒6(馬なり)と軽快に動き好調さをアピールした。2カ月半ぶりになるが、力は出せる仕上がりだろう。

■[お友だち募集中]UMAJIN.net LINE@公式アカウント【限定無料配信】

▽【関連リンク】
■目指せ100万円!【ウマオネア】今回のお題は【天皇賞・秋(GI)の勝ち馬を当てろ!】です!
★★★さらに快適に! 無料の【UMAJINアプリ】Android版&iOS版 最新バージョン配信中!★★★
■【新シリーズスタート!】『UMAJIN POG 2016→2017』無料エントリー受付中!
■驚異の新指数【WINDEX】先週日曜東京2Rでは3連単9万7590円をズバリ的中!
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ! 「海外競馬」ページはコチラから!

おしらせ一覧

PAGE TOP