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【地方競馬トピックス】11月3日、川崎で地方競馬の祭典・JBC開催!
11月3日、川崎競馬場で地方競馬の祭典JBCが開催。当日は交流GI競走であるJBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックの3鞍が行われる。中央馬と地方馬の激突に注目だ。
■川崎競馬第11RとしてJBCクラシック(JpnI、ダ2100m)が開催される。本競走はJRA所属馬が6頭、地方所属馬は8頭が出走予定だ。発走は16時40分。
コパノリッキー(牡6、栗東・村山)はかしわ記念、帝王賞、マイルCS南部杯と交流GIで目下3連勝。GI級勝ちは8としている。川崎競馬場で走るのは初だが、船橋、大井、盛岡と場所問わず好走できるタイプで、先行して抜け出す磐石の取り口からも小回りの川崎がマイナスになることはないだろう。10月30日の調教は終いだけ重点ではあったが素軽い伸びを見せており、休み明けだった前走快勝の反動はなさそう。勢いに乗っての4連勝も十分可能だろう。
ホッコータルマエ(牡7、栗東・西浦)はGI級10勝と実績では抜けた存在だ。近2走で4着、3着と勢いにややかげりが感じられるものの、今回は過去3連覇している川崎記念と同じ舞台。底力、そして経験値を武器に勝ち負けへ絡んできていい。典型的な叩き良化型で、前走を使われ状態は順当に上昇を果たしている。
アウォーディー(牡6、栗東・松永幹)はダートに転じ、ここまで無傷の5連勝。前走の日本テレビ盃ではフェブラリーSの勝ち馬モーニン、東京大賞典勝ちのサウンドトゥルーらを退け1番人気に堂々応えてみせた。今回、初のGI級レース参戦にはなるが、十分上位争いできるだけのモノは備わっているだろう。芝時代は中京で良績が多く、前走の船橋でも問題なく走れていたように、左回りへの不安はなし。川崎コース自体は初になるが、むしろ歓迎と捉えていいのではないか。武豊騎手続投も心強い限り。
もちろん、安定した走りを続けるサウンドトゥルー(セ6、美浦・大野)、前走の韓国コリアCを圧勝したクリソライト(牡6、栗東・音無)、切れ味鋭いノンコノユメ(セ4、美浦・加藤征)なども、流れひとつで勝ち負け争いに加わってくるだろう。
さて、中央馬がかなりの優勢といった状況だが、地方馬ではユーロビート(セ7、大井・渡邉和)に注目か。地方移籍後重賞戦線で堅実に走り、昨年のマーキュリーCでは2着ソリタリーキングに6馬身差の圧勝。また、今年6月の帝王賞では地方馬最先着となる5着に健闘している。休み明けだった前走の東京記念を余力十分に勝っており、臨戦過程は申し分なし。中央勢にひと泡吹かせる走りを見せたい。
■川崎競馬第10RとしてJBCスプリント(JpnI、ダ1400m)が開催される。本競走はJRA所属馬が5頭、地方所属馬は7頭が出走予定だ。発走は15時55分。
ソルテ(牡6、大井・寺田新)は、昨年春先よりグンと地力を増し、本年2月のフジノウェーヴ記念勝利に至るまで、南関東で重賞6つを含む7連勝を達成した。続く交流GI・かしわ記念ではコパノリッキーに次ぐ2着と奮戦。その後さきたま杯で交流重賞初優勝、オーバルスプリントでは0秒1差の2着と、中央勢と互角以上の走りを見せている。1400mは2戦前にベストウォーリア、ドリームバレンチノといったGI級ウイナーを退けた距離で、今回の条件は望むところだろう。ここ2週続けて終いにしっかり負荷を掛ける稽古をこなしており、3カ月ぶりだった前走からの上積みは大きそう。地方競馬の祭典で中央勢を打ち破る走りを見せるか。
ドリームバレンチノ(牡9、栗東・加用)は一昨年のJBCスプリント覇者。前走の東京盃では骨っぽいメンバー相手に2馬身差の快勝を収めており、まだまだ衰えとは無縁のようだ。ベスト条件は1200mだが、1400m戦でも大きく崩れず走れるし、左回りも不問。中間は岩田騎手が付きっきりで調整にあたり、順調に気配を上げているようだ。ここも上位争いは必至の状況。
ベストウォーリア(牡6、栗東・石坂)はマイルCS南部杯で過去2勝の実績。3連覇を狙った前走は2着に敗れたが、勝たれたのは力量断然のコパノリッキーで、単に相手が悪かった。こちらはベストがマイルという感があるが、1400mは守備範囲。1200m戦だった昨年のJBCスプリント(3着)よりは走りやすいはずで、流れひとつで勝ち負けに持ち込めるはず。3走前、2走前と地方馬ソルテの後塵を拝しているが2枠2番という好枠を利し、ここで逆転といきたい。
あとは、短距離重賞8勝の実績を誇るダノンレジェンド(牡6、栗東・村山)、ハナに行ければ渋太いコーリンベリー(牝5、美浦・小野)あたりにも注意を払いたいところ。
■川崎競馬第9RとしてJBCレディスクラシック(JpnI、ダ1600m)が開催される。本競走はJRA所属馬が6頭、地方所属馬は8頭が出走予定だ。発走は15時10分。
タマノブリュネット(牝4、美浦・高柳)はそれまで重賞では3着が最高。2走前で中央の1000万条件を勝ち上がった身だったが、前走のレディスプレリュードで女王ホワイトフーガに1馬身半差先着し、重賞初制覇を成し遂げた。斤量で2キロ軽く、距離も向いた感はあったにせよ堂々たる勝ちっぷりで、本格化を果たした印象。交流GIは初挑戦となるが、主役争いがあっていい。川崎マイルは重賞ではないが3歳時に交流戦で古馬を相手に快勝しており、その経験があるのも強み。調教ではさっぱり走らないタイプで、中間の時計自体は見栄えがしないが、入念に乗り込まれている。依然高いレベルで好調と見ていいだろう。
ホワイトフーガ(牝4、美浦・高木)は昨年関東オークスで世代の頂点に立ち、11月には大井で行われたJBCレディスクラシックを制して一気に女王の座に就いた。今期もTCK女王盃、スパーキングレディーCと牝馬相手には負けていなかったが、9月の前走レディスプレリュードでよもやの敗戦。ノド鳴りの不安を抱えたところで距離の1800mが向かなかったか。過去2戦2勝の川崎コース、距離がマイルへ短縮ならしっかり巻き返してくるはずだ。中間は稽古で目立たないこの馬なりに終い鋭い伸びを連発。状態も上がっている。
トロワボヌール(牝6、美浦・畠山)は前走グリーンチャンネルCで7着。ただ、骨折による約10カ月半のブランク明け、かつ58キロの斤量を背負って0秒7差なら、むしろ力を示した一戦といえる。ひと叩きされたことでグンと馬体は引き締まってきており、今回は本来のパフォーマンスを期待してみてもいいのではないか。交流重賞2勝の実績に加え、サンビスタ、ホワイトフーガらと接戦を繰り広げていた実力馬。また、かつての東京ダートマイルのレコードホルダーでもある。要警戒の1頭だろう。
その他では、桜花賞馬レッツゴードンキ(牝4、栗東・梅田)。初ダート参戦となるが、力を要す函館・札幌の洋芝で好成績を残しているだけに、案外無難にこなしてしまうかも。アムールブリエ(牝5、栗東・松永幹)は交流重賞5勝の実績。調子を落としていた時期もあったようだが、前走の白山大賞典での内容を見るに、心配はいらなさそう。JBCクラシックに出走するアウォーディーとの、同日兄妹GI制覇を目指す。また、交流重賞で好走歴のあるブルーチッパー(牝6、大井・荒山勝)、目下8連勝中と勢いに乗るトーセンセラヴィ(牝5、浦和・小久保智)の地方馬2騎にも注意が必要だろう。
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