【メルボルンC2016/平松さとし現地レポ】叩き合い制したアルマンダン　K.マカヴォイ騎手「とてもエキサイティングなレースだった」

　曇天の下、スタートが切られたメルボルンC。スタート直後は各馬探り合いという感じで日本のカレンミロティックが押し出されるように先頭に立った。

　しかし、これをエクセスノーリッジがかわし、13秒台のラップで逃げた。向こう正面も半ばを過ぎると、さすがにこのペースは遅すぎるとみたか、ゴドルフィン軍団の1頭、シークレットナンバーがかわして先頭に立ち、ラップが12秒へと上がった。

　これで前へ行った馬は苦しくなり、直線では外を追い込んだ2頭、すなわちアルマンダンとハートブレークシティーが抜け出した。K.マカヴォイとJ.モレイラの叩き合いは最後、マカヴォイに軍配が上がり、アルマンダンが優勝した。勝ち時計は3分20秒58。2度目の勝利となったマカヴォイ騎手は次のように語った。

「とてもエキサイティングなレースだった。2度目の勝利だが、このレースは何度勝っても嬉しい」

　また、日本のカレンミロティックは残念ながら23着に沈んだ。（取材：平松さとし）

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