[結果]【メルボルンC】52キロのアルマンダンがV　カレンミロティックは好位追走も23着

現地時間11月1日、オーストラリアのフレミントン競馬場で行われた第156回メルボルンC（GI、芝3200m）は8番人気アルマンダン（セ6、豪・R.ヒックモット）が中団待機から直線で抜け出し、2着馬との激しい追い比べを制して勝利した。鞍上はケリン・マカヴォイ騎手で、勝ち時計は3分20秒58（稍重）。勝ち馬から0.2馬身の2着は12番人気ハートブレークシティー、2着から4.25馬身の3着は1番人気ハートネル。なお日本から参戦した7番人気カレンミロティック（セ8、栗東・平田）は道中でインの3番手あたりを追走していたが直線での伸びを欠き23着に終わっている（人気はJRA独自のオッズによる）。

勝ったアルマンダンはドイツでデビューした後、オーストラリアに移籍。移籍から6着、6着、5着と伸び悩んでいたが、距離を2400m以上に伸ばしたここ2戦で2連勝を果たし、前走が豪州での初重賞勝ち。ハンデ52キロと恵まれた同馬が、今回3連勝で初のGI制覇を果たした。

このメルボルンCは先月の凱旋門賞に続き、2回目となる日本国内での海外馬券発売レースだった。総票数合計は697万3712票で売得金は約7億円弱。凱旋門賞の約41億円に比べると大幅減少となったが、一般的な関心度および平日の日中の開催という条件を加味すれば健闘したものと言える。ちなみに今年10月の交流GI・南部杯の売得金は約6億4000万円だった。

▽JRAでの配当
単勝17　1550円
馬連13-17　1万5150円
馬単17-13　2万8570円
3連複6-13-17　3万5160円
3連単17-13-6　21万9110円
（17.アルマンダン、13.ハートブレークシティー、6.ハートネル）

▽【アルマンダン（Almandin）】
父Monsun
母Anatola
母父Tiger Hill
通算12戦5勝（うち重賞は3勝、GIは初勝利）

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