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【今日の出来事】横山武騎手がJRA通算400勝と年間100勝を同時達成/C.ルメール騎手がJRA通算1600勝を史上最少騎乗回数で達成/中山11R・ながつきSでダート1200mのJRAレコード更新

【9月24日の出来事】
■中山競馬第2R・2歳未勝利でディナトセレーネ(牝2)が1着となり、同馬に騎乗した横山武史騎手(23、美浦・鈴木伸)は、2017年3月4日の初騎乗以来、3827戦目でJRA通算400勝を達成した。現役で45人目の記録。400勝のうち重賞は、2021年皐月賞・同年天皇賞・秋・同年有馬記念(いずれもエフフォーリア)、同年菊花賞(タイトルホルダー)、同年ホープフルS(キラーアビリティ)のGI5勝を含む11勝。
 またこの勝利により、同騎手はJRA年間100勝を達成。川田将雅騎手に続く今年2人目の記録。2年連続2度目の年間100勝到達となった。

同騎手は「(年間100勝について)昨年も達成しましたが、今年はより一層早いスピードで達成することができ、改めて関係者の皆様や走ってくれた馬たちに感謝しています。ただ、先週のうちに達成したかったので、満足はしていません。(通算400勝について)なかなか達成することが難しい記録だと思いますので、たくさんの方々に応援され、支えられて今のこの数字があると実感しています。たくさん勝たせていただいていますが、大きいレースで良い結果を残せていないと思っていますので、秋はより一層精進して良い結果を残せるように頑張りたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。

■中京競馬第4R・2歳新馬でセラドナイト(牝2)が1着となり、同馬に騎乗したクリストフ・ルメール騎手(43、栗東・フリー)は、2002年12月7日のJRA初騎乗以来、7518戦目でJRA通算1600勝を達成した。現役では8人目、史上15人目の記録。7518戦目での1600勝達成は、武豊騎手の8305戦を上回る史上最少騎乗回数での記録。1600勝のうち重賞は、アーモンドアイによるGI8勝(JRA最多記録)をはじめ、2005年有馬記念(ハーツクライ)、2009年ジャパンC(ウオッカ)、2016年菊花賞(サトノダイヤモンド)、2017年日本ダービー(レイデオロ)、2017年オークス(ソウルスターリング)、2019年皐月賞(サートゥルナーリア)、2019年・2020年天皇賞・春(フィエールマン連覇)など41のGI・JpnIを含む126勝。

同騎手は「日本に来た時はこんなに勝利できるとは思ってもいませんでした。免許取得後、馬主の皆さんや調教師の皆さんの大きな応援がありました。本当に感謝しています。今日は本当に嬉しいです。これまでリーディングジョッキーを何回か取ることはできましたが、今年は厳しいと思っています。それでも毎レース頑張りたいと思っていますし、たくさん勝ちたいと思っています。来週は凱旋門賞です。凱旋門賞は世界一大きいレースで、今年日本馬も4頭が出走するので、是非ファンの皆さんはテレビの前で応援してくれると嬉しいですし、勝てるように頑張りたいと思っています。今日はありがとうございました」と、JRAを通じてコメントしている。

■中山競馬第11R・ながつきS(3歳上OP・ダ1200m)でハコダテブショウ(牡4、美浦・相沢)が1分8秒4(不良)のタイムで優勝。2020年の同じながつきSでヒデノヴィーナスが記録した1分8秒5のJRAレコード(3歳以上)を0秒1更新した。ハコダテブショウはこれがOP初勝利。中山ダート1200mでは4つ目の勝利となった。
(Text:Hattori)

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