【今週の新馬戦・注目馬】リオンディーズの全弟グローブシアターが初陣

■11月12日、東京競馬場の第6R・メイクデビュー東京（新馬、ダ1600m）で、フォギーナイト（牡2、美浦・堀）が初陣を迎える。父はテスタマッタ、タールタン、ゴールデンバローズなど日本での活躍馬を多数出しているタピット。母シャンパンドーロはエイコーンSなど米でGIを2勝、叔父に米3冠のひとつベルモントSを勝ち、BCクラシックでは3着に入ったルーラーオンアイスがいるという血統背景の持ち主だ。昨年のセレクトセール1歳馬セッションにおいて、その日2番目タイとなる2億3000万円で金子真人HDが落札。成長を待って9月中旬に入厩、10月頭から時計を出し始め、ここまで入念過ぎるほどに乗り込まれている。10月20日にはオープン馬アルバートと併せられ互角の動きを見せるなど、稽古では超抜の脚力を披露。先週、今週はまったくの馬なりで豪快な伸びを見せ、併走馬を圧倒してみせた。「フォームはいわゆる馬力型だけど、手先なんかは軽く、バネもある。追えば追うほど良さが出て、まだまだ伸びシロはありそうでここだけじゃなく先々まで楽しみだね」と、関係者は大きな期待を隠さない。鞍上はR.ムーア騎手。

▽【フォギーナイト】
父Tapit
母シャンパンドーロ
母父Medaglia d’Oro
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　903名
一口モード　指名不可

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■11月13日、京都競馬場の第5R・メイクデビュー京都（新馬、芝1800m）ではグローブシアター（牡2、栗東・角居）が鞍上福永騎手でデビュー戦を迎える。母は日米でオークスを制したシーザリオ、2010年産の半兄はジャパンCと菊花賞を勝ったエピファネイア、ひとつ上の全兄は昨年の2歳王者リオンディーズという、折り紙付きの良血馬だ。夏にゲート試験を合格し、いったん再放牧。10月中旬に栗東へ戻り、以来順調に乗り込みが進んでいる。「追っての素軽さは血筋の良さを感じさせるね」と、関係者は素質の高さを強調。先週はウッドコースで、終い重点に伸ばされ絶品の切れ味を披露し、今週は芝コースで年長馬に対し、追走同入を果たした。ほぼ万全に仕上がったようで、勝ち負けに期待していいだろう。

▽【グローブシアター】
父キングカメハメハ
母シーザリオ
母父スペシャルウィーク
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　指名不可
一口モード　2851名

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