おしらせ
【今週の重賞】[ステイヤーズS]アルバート連覇濃厚か [金鯱賞]ヴォルシェーブなど
■12月3日、中山競馬場でステイヤーズS(GII、芝3600m)が行われる。
アルバート(牡5、美浦・堀)が史上5頭目の連覇に挑む。昨年は後続に5馬身の差をつける圧巻の内容。その後勝ち星はないが、天皇賞・春でキタサンブラックに0秒5差6着、半年ぶりの実戦だったアルゼンチン共和国杯で先週のジャパンCで3着したシュヴァルグランから僅か0秒1差2着と、長丁場での実績・経験は一歩抜きん出ているといってもいい。27日の稽古では重の坂路馬場で4F56秒7-1F13秒5(馬なり)を計時。特に目立つ数字ではないが、ラストの伸び脚は豪快のひとことで、馬体の張り、ツヤともに上々。ひと叩きで型通り上向いている印象だ。昨年Vに導いたR.ムーア騎手とのコンビ復活も心強い限り。
ジャングルクルーズ(セ7、美浦・藤沢和)は夏の札幌以来の実戦。ただ、意外と休み明けは走るクチで、この中間の動きも順調そのものといった印象だ。27日の稽古ではウッド6Fから終い重点の併せ馬を実施。実にパワフルな脚捌きで、ヤネとの呼吸もぴったり合っていた。馬体にはやや余裕が感じられたものの、最終追いのひと絞りで丁度良くなるはず。昨年のジャパンCで0秒3差4着した実力馬。軽視は禁物だろう。
モンドインテロ(牡4、美浦・手塚)はアルゼンチン共和国杯で2着アルバートと0秒1差。直線一瞬は鋭く反応し勝ち負けできるかの脚色を見せたが、終いのひと伸びを欠いた。ただ、1番人気の重圧に加え、休み明けのぶん少し動きが重苦しく映っただけに酌量の余地はあるだろう。なお、この中間は順調に調整が進んでいるようで、ウッドで丹念に乗り込まれ実に気配がいい。落ち着きもあり、これならば初の3600mの距離も問題ないのでは。過去3度の重賞挑戦はすべて人気を下回る結果となっているだけに、ここらで何とか恰好をつけておきたいところ。
■12月3日、中京競馬場で金鯱賞(GII、芝2000m)が行われる。
ヴォルシェーブ(牡5、栗東・友道)は前走のアルゼンチン共和国杯で上がり最速の脚を使い、勝ち馬シュヴァルグランに0秒1差まで迫る3着に入った。相手は続くジャパンCで3着、2着だったアルバートは今週のステイヤーズSで最有力視されそうな存在。重賞戦線で勝ち負けできるメドを立てたと言っていい。ひと息入っていた前走を叩かれての上積みはかなり大きそうで、先週は栗東坂路4F50秒9(一杯)と、自己ベストを大きく更新する猛時計をマーク。まともならまず首位争い濃厚だ。
サトノノブレス(牡6、栗東・池江)はこのレースで昨年0秒2差3着、一昨年0秒2差2着。今年の中日新聞杯では58キロを背負いながらも勝利をモノにしており、コース適性は申し分なし。また、そのいずれもが開催開幕初日のレースであり、さらには今年6月、3回阪神の開幕初日に行われた鳴尾記念でレコードVを果たしているように、痛んでいない馬場との相性もピカイチだ。前走時のいいデキから、この中間のハード追いで更に気配を上げてきている印象で、ここ1年ほどGII・GIIIレベルでは崩れ知らず。当然好勝負の期待がかかる。
昨年の宝塚記念2着以来、1年5カ月ぶりとなるデニムアンドルビー(牝6、栗東・角居)、そして昨年の有馬記念16着以来11カ月ぶりのリアファル(牡4、栗東・音無)と、長期休養に入っていた実力馬2頭がここで復帰する。デニムアンドルビーは9月に入厩していたが、体調が整わずいったん放牧に出され11月半ばに改めて栗東へ戻ってきた。悪くない動きは見せているが、順調さを欠いておりここを使ってからか。一方、リアファルは10月下旬からプール併用で慎重に仕上げられている。2週前に栗東坂路で4F52秒3(一杯)、そして先週は自己ベストに遜色ない4F50秒9(一杯)と、好時計を連発。実戦でいきなり力を出してきてもおかしくない。
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