おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[チャンピオンズC]アウォーディー、コパノリッキーなど [ステイヤーズS]アルバート[金鯱賞]ヴォルシェーブ
■12月4日に中京競馬場で行われるチャンピオンズC(GI、ダ1800m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
アウォーディーは栗東ウッドコースで準オープン馬を相手に最終スパーリングを行った。10馬身近く相手が先行していたが道中は無理をさせることなく、楽な手応えで追走。4角手前から徐々に差を詰め、直線でしっかり追われると抜群の反応から、クビ差まで迫ったところでフィニッシュを迎えた。最後の見た目だけなら“遅れ入線”だが、追走差を考えればまったく問題ない。6F全体82秒フラット(一杯)という数字も、稽古で走らないタイプのこの馬にとしては出色のものだ。ひと息入っていた前走を快勝したが、その反動はなく攻めを強化されているのは好感。絶好の仕上がり。
ノンコノユメは12月1日に美浦ウッドコースで併せ馬を行った。R.ムーア騎手を背に1000万条件馬を2馬身追走。体を並べてから手応えでやや見劣ってしまったが、もともと稽古ではそんなに動かない馬だけに、懸念視は不要だろう。去勢手術明けの一戦から中3週での臨戦だが、先週、今週としっかり負荷を掛けることができていることそのものは評価できる。反動はなく、順調。
コパノリッキーは栗東ウッドコースで単走の追い切り。1週前にC.ルメール騎手騎乗でハードな併せ馬をこなしており、この日は終いの伸びだけを確認する程度の内容で軽快な脚捌きを見せた。この秋は交流GIで2戦消化しているが、先週しっかり追えているように体調面の不安は感じられない。大幅上積みこそ強調できないが、一連のデキはしっかりキープ。
ゴールドドリームは藤懸騎手(レースはM.デムーロ騎手)が跨り、栗東坂路で追い切られた。序盤はゆったり入り、ラスト2Fからグイグイ追われると猛然と加速を開始。他厩舎の馬が進路上にいたが、これに怯むことなく目標にする格好でスパッと抜き去り4F50秒8-1F12秒1(一杯)と自己ベストを更新する数字を叩き出している。休み明けだった武蔵野Sから中2週だが、先週も15-15を消化できているように余力十分の印象。上積みは大きく見込める。
サウンドトゥルーは、主戦・大野騎手を背に美浦坂路で単走の最終リハ。終始手応えは楽なままだったが、4F52秒2-1F12秒8(馬なり)と自己ベストを更新する時計となった。馬自身に前向きさがあり、フットワークは柔軟そのもの。1週前にハード追いを消化しており、これが奏功したか。GI後の中3週だが、気配はグンと上昇しているよう。
モーニンは栗東坂路を単走で追われ、4F51秒1-1F12秒0(一杯)の好タイムをマークした。それも序盤は楽に入り、終いだけしっかり追っての数字。前走時も仕上がりは悪くなかったが、引き続き好調を維持できている。
■12月3日に中山競馬場で行われるステイヤーズS(GII、芝3600m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
アルバートは美浦ウッドコースでR.ムーア騎手を背に3頭併せ。隊列の最後方で手応えたっぷりのまま進み、直線では最内へ。軽く仕掛けられると抜群の反応から弾け、それぞれに脚色優勢で先着を果たしてみせた。前走時やや太かった体も絞れてきており、連覇へ抜かりのない態勢が整ったようだ。
ジャングルクルーズは、先週の併せ馬でほぼ仕上がっており、今週は流す程度の調整。美浦ウッドコースで単走となり、手応えたっぷりのまま力強い伸びを見せた。10月下旬から入念過ぎるほどに乗り込まれており、久々を感じさせない雰囲気にある。
モンドインテロは美浦ウッドコースで3頭併せを行った。相手2頭それぞれを5馬身ほど先に見ての最後方追走だったが、4角での仕掛けに鋭い反応を見せると最内に進路を取り、体を並べる間もなくあっさり差し切っての最先着を決めている。3カ月ぶりだった前走を叩かれての上積みはかなりありそうだ。
■12月3日に中京競馬場で行われる金鯱賞(GII、芝2000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ヴォルシェーブは、先週猛時計を出したのが実質の最終追いで、今週は栗東坂路で終いだけ伸ばされる内容を消化。4F54秒2-1F12秒8(馬なり)をマークしている。前向きさにあふれ、重苦しさは感じられず前走時より着実に前進しているよう。
サトノノブレスは1週前にGI馬ラブリーデイを圧倒する稽古をこなしており、天皇賞・秋を使ったダメージは癒えつつあるよう。最終追いは栗東ウッドコースで4Fからの時計と、調整程度に留まったがラストは自ら気合いを前面に出して伸びた。気配は上向いていると見ていい。
リアファルは、同じレースに出走するレコンダイトと栗東坂路で最終スパーリングを敢行。レコンダイトが先導する形で入り、ゴール手前では両者追い比べとなったがリアファルが1馬身抜け出しての先着フィニッシュを果たしている。4F51秒3-1F12秒9(一杯)と時計も申し分なし。11カ月ぶりになるが、恥ずかしくない競馬ができそうな雰囲気に仕上がっている。レコンダイトは先行遅れの格好だが、リアファルにはA.シュタルケ騎手が跨っていたアドバンテージがあったし、レコンダイト自身、自己ベストにコンマ1秒まで迫る4F51秒5(一杯)で走れていた。秋3戦目で絶好の状態に仕上がったか。
トーホウジャッカルは、酒井騎手を背に栗東坂路で単走。序盤から軽快に飛ばして4F52秒4-1F12秒6(一杯)を計時している。登録のあったジャパンCを回避したが、その分乗り込み量が増えた甲斐はあったようで、帰厩後いまひとつだった行きっぷりの良さが戻っている。5カ月ぶりだが、力を出せる態勢。
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