帝王ホッコータルマエ引退

川崎記念3連覇・東京大賞典連覇など、GI級10勝の実績を誇ったホッコータルマエ（牡7、栗東・西浦）につき、今週末に出走を予定していたチャンピオンズCを脚元の不安から回避することが明らかとなった。なお、このまま引退する見込みで、今後は北海道新冠町にある優駿スタリオンステーションで種牡馬入りする予定。引退式が行われるかは現段階では未定となっている。

デビュー当初はさほど目立つ存在ではなかった本馬だが、使われつつ着実に力をつけると、4歳シーズンとなった2013年2月の佐賀記念（JpnIII、ダ2000m）制覇を契機に素質が開花。連戦連勝の快進撃を続け、5月のかしわ記念（JpnI、ダ1600m）でエスポワールシチー、ローマンレジェンドらを破りGI級初制覇を成し遂げた。その後も勢いはとどまらず、地方交流GIレースで大暴れ。本年1月の川崎記念（JpnI、ダ2100m）では前人未到のGI級レース10勝目を果たしている。また、3年連続のドバイワールドC挑戦など長きに渡って活躍を続け、日本競馬のダート路線を牽引した。

▽【ホッコータルマエ】
父キングカメハメハ
母マダムチェロキー
母父Cherokee Run
通算39戦17勝（うち地方19戦11勝、海外3戦0勝）

《重賞勝鞍》
2016年　川崎記念（JpnI）
2015年　帝王賞（JpnI）
2015年　川崎記念（JpnI）
2014年　東京大賞典（GI）
2014年　チャンピオンズC（GI）
2014年　川崎記念（JpnI）
2013年　東京大賞典（GI）
2013年　JBCクラシック（JpnI）
2013年　帝王賞（JpnI）
2013年　かしわ記念（JpnI）
2013年　アンタレスS（GIII）
2013年　名古屋大賞典（JpnIII）
2013年　佐賀記念（JpnIII）
2012年　レパードS（GIII）

・[結果]【川崎記念】ホッコータルマエがついに史上最多のGI級10勝目を奪取！（UMAJINニュース　2016/1/27）

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