おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[有馬記念]キタサンブラック、サトノダイヤモンドなど [阪神C]ミッキーアイル[ホープフルS]レイデオロ
■12月25日に中山競馬場で行われる有馬記念(GI、芝2500m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
キタサンブラックは黒岩騎手(レースは武豊騎手)を背に、栗東ウッドコースで僚馬と併せられた。濃霧のため全体の動きは不明だが6Fからの時計で折り合い重視、終い重点の内容となり、余力十分のまま追走同入を果たしている。前走のダメージが少なからずあったようで中間は馬なりオンリーの調整だが、それでも騎手騎乗の併せ馬を4本こなせておりデキ落ちはないと見たい。
サトノダイヤモンドは栗東ウッドコースで僚馬と併せられた。濃霧のため道中の動きは不明だが、通常の最終調整と同様4Fからの時計で、ラストの瞬発力に磨きを掛ける“池江流”の内容を消化した模様だ。ラスト、鞍上C.ルメール騎手の仕掛けには鋭く反応できたようで、ゴール前では相手をきっちりキャッチアップしアタマ差の先着を果たしている。中間は古馬オープンを相手に長めからじっくりと追われており、中8週とひと息入っているが緩んだ雰囲気は皆無。力をフルに出せる態勢だ。
ゴールドアクターは美浦ウッドコースで古馬500万下を相手に最終スパーリングを行った。吉田隼騎手を背に、1秒以上先行させていた相手を追ったが、序盤から軽快に飛ばして差を詰めていく。仕掛けられたラストでは軽快な反応を見せて楽に相手を抜き去り、1馬身の先着。結構なペースで進んだ割にはラストの手応えにはまだ余裕が残っていた点は好感が持てるし、前走時からは確実に良くなっている。
サウンズオブアースは栗東ウッドコースで併せ馬の最終調整。モヤのため全体時計は不明だが、終いにしっかり負荷を掛けられると力強い伸びを示して1馬身半突き放しての先着を果たした。前走時が万全の仕上がりで、レースでも好走を果たしたが、中間はその反動を感じさせず内容の濃い併せ馬を2本消化。引き続き体調は絶好の域にありそう。
マリアライトは、中間に意欲的な併せ馬を再三こなしており、仕上がりは十分。最終追いは美浦ウッドコースを単走で、伸びを確認する程度に留まった。終始ゆったりムードで、最後まで無理をさせることのないまま稽古を終了。5Fで69秒フラットと時計は平凡だが重苦しさは一切感じさせず、走る気に満ち溢れている印象。引退レースで自分の力を出し切れそうな態勢にある。
シュヴァルグランは栗東ウッドコースで福永騎手を背に3歳1000万下リッチーリッチーを追走する併せ馬。モヤのため全体の時計は不明だが、序盤はゆったり入り、終い重点に伸ばす内容を消化した模様だ。最後は脚色で圧倒し、2馬身ほどの先着フィニッシュを果たした。1週前追いでは自己ベストタイムを更新しており、秋に2戦使われて目下絶好調といった印象だ。
ヤマカツエースは栗東ウッドコースで池添騎手を背に単走。モヤのため全体の動きは不明だが、ラストは馬なりのまま1F12秒フラットといったところか。前走時が抜群の仕上がりに見えたが、快勝した反動はなく依然高いレベルで好調。
ミッキークイーンとサトノノブレスは栗東ウッドコースで古馬1000万下も加わり3頭併せ。ミッキーには浜中騎手、サトノにはV.シュミノー騎手が騎乗し、ミッキーが最後方を追走する。濃霧のため時計は不明だが、楽な手応えで内を突いたミッキーがサトノに3馬身差で最先着を果たしている。上積みは大きそう。サトノはミッキーに対し先行遅れに終わったが、中2週で日曜追いとこの日の追い切り、2本を消化できたことは評価していい。大幅上積みこそ強調できないが、順調。
■12月24日に阪神競馬場で行われる阪神C(GII、芝1400m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ミッキーアイルは栗東坂路で浜中騎手を背に併せ馬。4F52秒3-1F12秒2(馬なり)をマークし、追走先着を果たしている。1週前に50秒6の猛時計を出しており、この日は“1400m仕様”で我慢をさせる内容だったが、好内容の稽古を消化できたよう。GIを走った後だが、依然好調。
イスラボニータは美浦ウッドコースで追い切り。序盤から軽快なスピードを見せ、仕掛けられたラスト3F過ぎからスムーズにギアを上げ大きく先行した相手をパスしている。前走時にある程度仕上がっていたが、この最終追いを含めて2本の併せ馬を消化できており、いいデキを維持。
シュウジは栗東坂路で単走。序盤から飛ばし気味に進んだが、促されたラストでも脚色鈍らず12秒0-11秒8と尻上がりの快ラップでまとめ、4F全体で50秒8(強め)をマークしている。ぶっつけだった前走スプリンターズSからの上積みはかなり大きそう。
■12月25日に中山競馬場で行われるホープフルS(GII、芝2000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
レイデオロは美浦坂路で2頭を追走する“藤沢和流”の最終調整。抜群の手応えのままスッと抜け出しそれぞれに先着を果たしている。ひと息入っていた前走を叩かれ、順当に上積みんでいるようだ。
グローブシアターは栗東ウッドコースで福永騎手を背に追い切られた。モヤのため全体の動きは不明だが、終い重点に追われ先行した2頭と同入を果たした模様。中間は厩舎でじっくりと調整されており、デビュー戦から数段上の状態で出走が叶いそうだ。
メリオラは栗東坂路で古馬500万下と体を並べる格好で入り、追い比べとなったラスト2Fあたりから相手を突き放して4馬身の先着フィニッシュとなった。相手はそこまで稽古駆けする馬ではないが、古馬に怯まず抜け出せたあたりは評価していい。3カ月半ぶりになるが、仕上がりは上々だ。
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