【今日の出来事】福永騎手が中京リーディング！　松山騎手＆中野師が節目の記録達成！

■12月18日、中山競馬第12R・3歳上1000万下でオートクレール（牝5）が1着となり、管理する中野栄治調教師（63、美浦）は現役で107人目となるJRA通算200勝を達成した。管理馬の初出走となった1996年3月10日から約20年9カ月、4535戦目での達成となっている。200勝のうち重賞勝ちは6で、そのうちGIタイトルは2001年高松宮記念、スプリンターズS（ともにトロットスター）の2勝。同師は「達成するまでに時間が掛かってしまいました。厩舎に携わってくれている全ての方々に感謝します」と、JRAを通じてコメントしている。

■同じく18日、阪神競馬第8R・3歳上1000万下でナムラケイト（牝4）が1着となり、ディープインパクト産駒がJRA通算1273勝を記録。これにより、ディープインパクトはパーソロンの1272勝を上回り単独8位に浮上した。なお、1位はサンデーサイレンスの2749勝。

■同じく18日、阪神競馬第11R・朝日杯FSのパドックで“もっとも美しく手入れされた馬を担当する厩務スタッフ”の努力を称え表彰する「ベストターンドアウト賞」（Best Turned Out Award）の審査が行われた。受賞者のコメントなど詳細は以下の通り。

【受賞者】 クリアザトラック　米田豊厩務員（角居勝彦厩舎）
【審査委員】 松田丈志さん（元競泳日本代表）、中尾正氏（元JRA調教師）
【審査基準】 『馬がよく躾けられ、美しく手入れされ、かつ人馬の一体感を感じさせる引き馬（リード）が行われているか』
【受賞者　米田豊厩務員のコメント】
「本日は馬とともに楽しみながらパドックを歩くことができました。普段から厩舎全体で取り組んでいる人馬の関係づくりの成果を評価していただけたものと思っています」

■同じく18日、阪神競馬第12R・高砂特別でコウエイエンブレム（牡3）が1着となり、騎乗していた松山弘平騎手（26、栗東・フリー）は現役で38人目となるJRA通算400勝を達成した。初騎乗となった2009年3月1日から約7年9カ月、5845戦目での記録となっている。400勝のうち重賞勝ちは2016年阪急杯（ミッキーアイル）、2012年中日新聞杯（スマートギア）など5勝。同騎手は「素直に嬉しいです。（JRA通算400勝に）2週間前にリーチをかけていたのに、先週、昨日と勝てなくて、今日も最終レースまで勝てなかったので少し意識していました。（地元の阪神競馬場で節目の勝利を達成して）小さい頃からこの場所で育ってきたので、ここで決めることができて嬉しいです。数もたくさん、良い馬にもたくさん乗せていただいているのに、自分の技術が足りなくて勝てていないレースもあります。今後は次の1勝を目指し、またGIなど大きなレースで結果を残していきたいです。これからも皆さんの期待に応えられるよう頑張ります」と、JRAを通じてコメントしている。

■同じく18日、本年の中京競馬全日程が終了。21勝をあげた福永祐一騎手（40、栗東・フリー）が2016年中京競馬リーディングジョッキーに輝いている。

＜2016年中京競馬リーディングジョッキー順位＞
1位　福永祐一騎手（21勝、2着6回、3着8回）
2位　藤岡康太騎手（14勝、2着26回、3着18回）
3位　川田将雅騎手（13勝、2着4回、3着7回）

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