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【今週の重賞】[中山金杯]ツクバアズマオー初重賞制覇へ [京都金杯]力違うかエアスピネル

■2017年1月5日、中山競馬場で中山金杯(GIII、芝2000m)が行われる。

ツクバアズマオー(牡6、美浦・尾形充)は、前走ディセンバーSでオープン初勝利。3カ月のブランク明けお構いなしに、外を回して勝ち切るのだから大したものだ。当然ひと叩きで動きにさらなる切れがでるであろうし、再度、我が庭同然といえる中山コースが舞台。冬場も得意で、斤量56.5キロも苦にならない(過去57キロで3勝)とくれば、まずここも好勝負の期待がかかって当然だろう。2017年シーズンは飛躍の年へ。まずはその取っ掛かりとして初タイトル奪取といきたい。

シャイニープリンス(牡7、美浦・栗田博)はディセンバーSでツクバアズマオーから0秒1差の3着。相手より2キロも重い斤量、かつ直線内めで一瞬進路が狭まり追い辛くなっていたことを考えれば、評価していい一戦だろう。以前はマイルのイメージが強かったが、年齢を重ねるにつれかなり気性がおっとりとしてきていて、今は中距離がピッタリの印象。また、中山コースもほとんど崩れなく走れており、条件としては文句なしか。斤量1.5キロ減の56.5キロで出走できるのも大きな魅力。この馬も初重賞制覇が目と鼻の先にある。

ストロングタイタン(牡4、栗東・池江)はキャリアこそ浅いものの、夏から秋にかけて条件戦3連勝。一気にオープンまで駆け上がってきた。とくに前走の修学院Sは道中中団追走から直線あっという間に先団を捕らえ、終いまでキッチリ伸びるなかなかの勝ちっぷり。走破時計1分58秒6(コースレコードは1分56秒8)も上々だ。この中間は坂路で好タイムを連発しており、25日の調整では重馬場ながら4F51秒8-1F11秒9(一杯)と、絶品の動きを見せつけている。重賞初挑戦でメンバーも強化されるだけにそう一筋縄では行きそうにないが、54キロのハンデと今の勢いをもってすれば十分太刀打ちできるはず。試金石の一戦とはいえ侮るべからずだろう。

クラリティスカイ(牡5、美浦・斎藤誠)はここにきてようやく復調の兆しをみせてきており、フットワークが格段に良くなったことで、ハミにもたれる面が解消。終いの伸び脚が実にしっかりとしてきた。また、ここ2戦距離を伸ばしたことも吉と出たようで確実に上位争いへと加われるようになってきている。一時のスランプからは脱したと考えていいだろう。トップハンデ57.5キロはやや気になるものの、地力の高さではメンバー屈指といってもいい存在。そう飛びぬけたメンバーは見当らないだけに、そろそろ復活もあり得るのでは。

■2017年1月5日、京都競馬場で京都金杯(GIII、芝1600m)が行われる。

エアスピネル(牡4、栗東・笹田)が久々の美酒に酔うか。2016年シーズンは歯痒いレース続きだったが、不利のあった皐月賞、早め先頭から粘り込んだ日本ダービーでともに4着、距離不向きかと思われた菊花賞でもサトノダイヤモンドの3着と、能力そのものは世代トップレベルにあることは紛れもない事実だ。中間はウッドで入念に乗りこまれており、馬体に緩んだ印象は感じられない。まともならまず勝ち負け、いや、得意の京都マイルなら圧倒の可能性も十分ありそうだ。

アストラエンブレム(牡4、美浦・小島茂)はマイル戦で目下2連勝中。胴長の体型だけに距離はもっと伸びてもいいように思うが、落ち着きがあり、終いの脚が実にしっかりしているのがこの馬の特徴。また、体質強化でビシビシ調教を積めるようになったことで、以前とは別馬かと思うようなダイナミックな動きをみせており、素質馬がいよいよ軌道に乗ってきた感がある。この中間はウッドで入念に乗り込まれ、脚どりは豪快かつ軽やか。すこぶる体調は良さそうで、54キロで出走できるのも大きな強みと言える。ここを勝って同厩のロードクエストと肩を並べられるような存在となっていくかどうか、要注目の1頭だ。

ブラックムーン(牡5、栗東・西浦)の成長が著しい。2016年シーズンは準オープン2勝に、オープン特別で3着、1着と、上級クラスで崩れることなく着実に力をつけてきた。ペースの緩急問わず終いにしっかりとした上がりを繰り出せるのがこの馬の強みで、決め手はこのメンバーに入っても何ら見劣るものではない。中間これといって目立つ時計は出ていないものの、馬体を緩めず乗られており、一連の好調はキープしているとみていいだろう。斤量56キロはやや見込まれた感がなくもないが、今の充実度ならさしたる問題でもないか。

マイネルハニー(牡4、美浦・栗田博)は前走チャレンジCで重賞初制覇。ノーマークの気楽さがあったとはいえ、流れるペース展開の先団を追走し、そのまま押し切ってしまうのだから、素直に評価して然るべきだろう。折り合いに不安がなく、切れ味こそないものの早めスパートから長くいい脚を使えるのがこの馬の長所。開幕週となる京都馬場は大きくこの馬に味方しそうだ。この中間は肉体面へのダメージが少ないプール調教が主体で、速いところはやられていないが、調子落ちの印象は感じられない。まともであれば十分連勝も望めるはず。

※馬の年齢は出走する2017年度時点のものを表記しています。

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