エイシンヒカリが引退　レックススタッドで種牡馬に

2016年のイスパーン賞（GI、芝1800m）など海外でGI2勝を挙げたエイシンヒカリ（牡6、栗東・坂口）が12日付けで競走馬登録を抹消したことがJRAの発表で明らかとなった。今後は北海道日高郡新ひだか町にあるレックススタッドで種牡馬になる予定とのこと。

本馬は2014年春の京都開催でデビュー勝ちを収めると、無敗のまま5連勝を達成した。重賞初出走となったチャレンジCでは、直線半ばまで主導権を握っていたが、失速し9着に敗退。翌年のエプソムCで初タイトルを獲得している。天性のスピードと先行力を武器に快進撃を続け、2015年の香港C、2016年のイスパーン賞と海外GI連勝を挙げてロンジンワールドベストレースホースランキングで世界1位の評価を受けていた。ラストランは連覇を目指した香港C（10着）。

▽【エイシンヒカリ】
父ディープインパクト
母キャタリナ
母父Storm　Cat
通算15戦10勝（うち海外4戦2勝）

《重賞勝鞍》
2015年　エプソムカップ（GIII）
2015年　毎日王冠（GII）
2015年　香港C（GI）
2016年　イスパーン賞（GI）

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