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【先週のお別れ】切れ味鋭い牝馬2頭が登録を抹消

[1月4日抹消]
アンズチャン(牝6、美浦・大和田)
通算成績
19戦5勝

父フレンチデピュティ、母パラダイスバード。祖母が牝馬重賞2勝のサイレントハピネスにあたり、近親馬には 阪神3歳牝馬S勝ちのスティンガーや、昨年スプリンターズSを制したレッドファルクス、京都新聞杯を勝ったハギノハイブリッドなど活躍馬がズラリとならぶ。2011年4月12日に北海道千歳市にある社台ファームで誕生。翌年の北海道オータムセールにおいて約430万円で購買され、ケンレーシング組合の持ち馬として、美浦・大和田成厩舎に所属した。

戦績は2013年6月の2歳新馬勝ちより、通算で19戦5勝。派手に後続を千切るようなタイプではなく、また、大きなタイトルを掴んだわけでもなかったが、常に後方一気の型に終始し、19度走って、そのうち16度で上がり最速。残りの3度も上位の数字を叩き出した、まさに切れ者中の切れ者だった。また、その極上の差し脚を最大限に活かすためか、コースも19走のうち16度で東京が選択される徹底ぶり。残念ながら昨年7月のスパーキングレディーC直前で左前第3中手骨骨折が判明し、そのまま復帰叶わずという形にはなったが、ここまで我が道を貫いた馬も珍しく、引退が非常に惜しまれるところだ。なお、今後は繁殖馬になるとのこと。ぜひ、自身の持ち味を引き継ぐ元気な仔を産んでもらいたいものだ。

[1月6日抹消]
ゴールデンナンバー(牝8、美浦・萩原)
通算成績
34戦5勝

ダイワメジャーの初年度産駒。英国産馬である母アークティックシルクの4番仔として生まれ、2010年の北海道オータムセールで池谷誠一オーナーが約1690万円で購買、のち美浦の萩原清厩舎で管理された。ちなみに3冠牝馬ジェンティルドンナと同世代となる。

こちらも前述アンズチャン同様、切れ味が売りの個性派で、マイル前後の舞台を主戦場に全34戦で16度の上がり最速を計時した。だからといって必ず成績がついてくるわけでもないのが競馬の難しさであるが、2度の準オープン勝ちに加え、2015年1月の京都牝馬Sでは15番人気の低評価を覆し勝ち馬と同タイムの2着に入線。また、最初で最後のGI挑戦となった2014年5月のヴィクトリアマイルでは休み明け26キロ増お構いなしに後方から33秒ジャストの切れ味で猛追し、勝ち馬ヴィルシーナに0秒5差するなど、タイミングひとつかみ合えば重賞タイトルのひとつ、ふたつはモノにしていても決しておかしくない実力馬だった。なお、昨年末の阪神C(11着)が、中央所属としてのラストランとなっている。

12月26日?1月8日までの登録抹消は他84頭。

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