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【今週の重賞】[日経新春杯]主役を張れるミッキーロケット [京成杯]ベストリゾート[愛知杯]シャルールなど

■1月15日、京都競馬場で日経新春杯(GII、芝2400m)が行われる。

ミッキーロケット(牡4、栗東・音無)は、神戸新聞杯でサトノダイヤモンドに冷や汗をかかせるクビ差2着。道中で折り合いを欠いてしまった菊花賞でも崩れず5着に入っており、力のあるところを見せた。この距離、そしてハンデ55キロなら初の古馬相手でも主役を張っていい。3カ月ぶりになるが、帰厩後は順調に追われており1週前追いでは栗東坂路4F51秒7-1F12秒3(一杯)の好時計をマーク。オープン馬相手に追走先着を果たしている。さっそく力をフルに出せそうな態勢だ。

モンドインテロ(牡5、美浦・手塚)は、芝2400mと2600mのオープン特別でそれぞれ勝利がある。ここ2走はアルゼンチン共和国杯で0秒2差4着、ステイヤーズSで0秒3差の3着とGIIで差のない競馬。今回、2走前と同じハンデ56.5キロで過去2戦2勝の京都コースならタイトルに手が届いていいだろう。中間は短期放牧を挟んだが、1週前の併せ馬で豪快な伸びを示しており緩んだ雰囲気は皆無。一連の好調をしっかり維持できている。

シャケトラ(牡4、栗東・角居)はソエで3カ月休んでいたが、昨秋の復帰戦500万条件を圧勝。またひと息入れて臨んだ前走1000万特別も勝利し目下2連勝だ。休み休みで余裕のある仕上げながら上々の勝ちっぷりを見せており、今回格上挑戦になるがハンデ53キロなら魅力のほうが勝る。中間は在厩でじっくり調整されており、1週前には負荷の強いコースでの併せ馬もこなした。脚元は至極順調で、上積みを大きく見込んでいい。

カフジプリンス(牡4、栗東・矢作)は神戸新聞杯で0秒5差の4着。菊花賞は0秒9差8着だったが直線で前が塞がったことを考えれば健闘だったと言える。前走中山芝2500mの準オープン戦はいささか急仕上げでの出走だったが、それを克服して快勝しており改めてこの距離での重賞なら上位争い可能な存在だろう。中2週とあって中間は流した程度の追い切り1本のみ。上積みは微妙な状況だが、今週しっかり動ければ問題ない。ハンデ54キロは恵まれた印象だ。

クリプトグラム(牡5、栗東・藤原英)は昨春1000万勝ち後にオープン特別を勝ち、続く目黒記念も制覇。スタミナと鋭い決め手を兼ね備え、長距離界の次代エース候補と思われたが骨折により昨年後半を棒に振ってしまった。今回が7カ月半ぶりの復帰戦となるが、帰厩後は負荷の強い併せ馬を再三こなしており、仕上がりは良さそう。前回骨折時からの復帰戦(8カ月ぶり)で快勝したように、久しぶりを苦にしないタイプだし京都は過去3回走って1勝2着1回と舞台設定もいい。ハンデは前走から2キロ増の56キロとなったが、この斤量自体は背負った経験があり、いきなりの好走があってまったく不思議ではない。

■1月15日、中山競馬場で京成杯(GIII、芝2000m)が行われる。

ベストリゾート(牡3、美浦・木村)は前走のホープフルSが2カ月半ぶりの一戦。14頭立ての13番枠スタートで、久々のせいか出脚が鈍る不利もありながら、直線でギアが入るといい伸びを見せ4着まで押し上げた。歯がゆさの残る内容だったが、その分伸びシロにも期待できそう。叩かれて反応面は違ってくるだろうし、今回は勝ち負けに絡んできていい。中間の速い時計は1月8日の1本のみだが、そこでスムーズな伸びを見せており、一定の上積みは感じられる状況。

マイネルスフェーン(牡3、美浦・手塚)は勝ち上がるまで6戦を要したが、立ち回りに長けたタイプで常に掲示板を確保。前走、昇級初戦のホープフルSではレース巧者ぶりを遺憾なく発揮し、さっそく2着に入った。引き続き舞台は器用さが求められる中山二千で、ここでも上位争いの可能性十分。まとまった休みなく走っており、上積みは強調しづらいが中間に古馬相手の併せ馬をこなしており、体調は悪くなさそうだ。

イブキ(牡3、美浦・奥村武)は昨夏の新潟2歳Sで3着。スローからの瞬発力勝負で切れ負けした印象で、好位追走のソツない競馬はできていたあたり距離延長、小回りという今回の条件替わりは好材料だろう。脚元の不安があり今回が4カ月半ぶりと復帰に時間を要したが、帰厩後はコース追いで躍動感ある動きを披露。先週は古馬1000万下、そしてその週重賞制覇を果たすライジングリーズンと3頭併せを行い、それぞれと互角に渡りあった。いささか太めではあるが、今週しっかり攻められれば態勢は整ってくるはず。

アダムバローズ(牡3、栗東・角田)は昨年10月に500万特別を勝っている、メンバー唯一の2勝馬。前走京都2歳Sは最下位10着に沈んだが、先行争いで主導権を握られたのが災いし力みっぱなしだったのが影響したよう。未勝利戦では好位差しで勝ち上がっているし、本来位置取りに拘らないタイプ。スムーズなレースで巻き返したいところだろう。先週は大きく先行した古馬相手に追走先着を果たしており、常に稽古で動く馬であることを差し引いても気配は申し分ない。

■1月14日、中京競馬場で愛知杯(GIII、芝2000m)が行われる。

シャルール(牝5、栗東・松永幹)は、牝馬重賞で2着2回の実績。このメンバー間なら力は上の存在だ。昨秋2戦はともに大敗したが、さすがに相手が強過ぎた印象で枠にも恵まれなかった。情状酌量の余地はある。立て直されたこの中間、年末年始にかけウッド、坂路で軽快な脚捌きを披露。すこぶる体調はいいようで当然巻き返しに期待がかかる。ただ、自身初のハンデ戦で、課せられた斤量はトップタイの55キロ。このあたりをどうこなすかが焦点となる。

クリノラホール(牝4、栗東・谷)は、条件戦3連勝で一気にオープンまで駆け上がってきた。特に前走は牡馬の強豪バンドワゴンやストーンウェアといった面々を破っており、勢いという面ではメンバー屈指の存在だ。また、体調面にこれといった不安はなく、年明け4日には栗東坂路で一杯に追われ4F53秒7-1F12秒3を叩き出すなどまさに充実一途。落ち着きも十分で初の中京遠征も問題はないはずだ。斤量は1キロ減るハンデ53キロ、そう飛び抜けた存在はいないだけに、まともであれば4連勝の可能性も十分だろう。

プリメラアスール(牝5、栗東・鈴木孝)は、前走GIのエリザベス女王杯で強豪相手に0秒5差5着。ブービー人気(15頭立ての14番人気)の気楽さはあったにせよ、積極果敢のハナから、前後半3Fで2秒以上もの開きがあるゆったりとした流れをつくって、終いまでよく踏ん張った。素直に評価していい一戦だろう。中間稽古では4日に栗東ウッドで長めを一杯に追われ、6F80秒9-4F51秒0-1F12秒6と、数字通りの豪快な動きを見せている。少し間隔はあいたがいきなりからでも走れる態勢にはありそうだ。前回から4キロ減となるハンデ52キロも歓迎すべき部分。マイペースで運べれば、残り目も。

クインズミラーグロ(牝5、美浦・和田道)は、これまで追い込み一辺倒のレースばかりだったが、前走・カウントダウンSではうってかわっての先行策。強豪マキシマムドパリらの追撃を封じ、条件クラスに別れを告げた。脚質に幅が出たのは大きな収穫で、3歳時に紫苑Sを勝っていた実力馬が復調なったと考えていいだろう。間隔が詰まっているぶん、この中間は目立った動きを見せていないが、運動はきっちりこなしており引き続き好調キープとみて問題あるまい。ハンデは53キロ。再度の一発に警戒か。

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