[8日注目新馬戦結果]【阪神5R】レッドヒルシューズが混戦制す　ハーツクライ産駒はJRA通算1400勝達成　など

「イニッツィオが危なげなく逃げ切り新馬V　ネロ産駒はJRA初勝利」
■【東京4R・メイクデビュー東京・ダ1300m】
スタート直後のハナ争いを制してレースを引っ張った6番人気イニッツィオ（牡2、美浦・稲垣）が抜群の手応えで直線に向くと、そのまま後続を引き離し、危なげなく逃げ切って勝利した。勝ちタイムは1分17秒8（重）で、鞍上は菅原明騎手。新種牡馬ネロにとって、これが産駒のJRA初勝利となった。2馬身半差の2着は好位追走から勝ち馬に追いすがろうとした3番人気ニジュウダンサー。2着と4馬身差の3着は中団でレースを進め、直線では内ラチ沿いを突いて脚を伸ばした4番人気グッジョブ。1番人気に支持されたグランファラオは4角で勢い良く外を回して進出したものの、直線で伸び切れず6着に終わった。

▽【イニッツィオ】
父ネロ
母ノアビジン
母父ブラックタイド
「Weekly POG」指名者：15名
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「レッドヒルシューズが混戦制す　ハーツクライ産駒はJRA通算1400勝達成」
■【阪神5R・メイクデビュー阪神・芝1600m】
好位でレースを進めた2番人気レッドヒルシューズ（牝2、栗東・武英）が先に抜け出していたタガノドゥリを目標に馬場の真ん中から鋭く脚を伸ばし、大接戦のゴール前を制してデビュー戦を勝利した。勝ちタイムは1分36秒5（稍重）で、鞍上は酒井騎手。この勝利をもってハーツクライ産駒はJRA通算1400勝を達成。クビ差の2着は直線で馬群の外から追い込んできた1番人気トラミナー、2着とハナ差の3着はインの好位から直線抜け出して最後まで粘った6番人気タガノドゥリ。

▽【レッドヒルシューズ】
父ハーツクライ
母ヤマノラヴ
母父アグネスデジタル
※近親にCBC賞、函館スプリントS2着のゴールデンロドリゴ。
「Weekly POG」指名者：15名
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「新種牡馬サトノクラウン産駒タイセイクラージュがデビュー勝ち」
■【東京5R・メイクデビュー東京・芝1800m】
道中3番手を進んだ4番人気タイセイクラージュ（牡2、栗東・矢作）が直線で逃げるナイトフォールサンを交わして先頭に立ち、後続を突き放しにかかると、ゴール前はレヴォルタードが外から伸びてきたが、最後まで脚色は衰えず先頭でゴールイン。勝ちタイムは1分47秒0（良）で、鞍上は横山武騎手。2馬身半差の2着は好位外めでレースを運んだ1番人気レヴォルタード、2着に8馬身差の3着は直線外から渋太く脚を使った6番人気ジャーニーメモリー。

▽【タイセイクラージュ】
父サトノクラウン
母シェリール
母父サンデーサイレンス
※半兄に目黒記念勝ち、川崎記念2着のムスカテール、ダイヤモンドS勝ちのグロンディオーズ。伯父に札幌記念など重賞3勝のダイワカーリアン。
「Weekly POG」指名者：35名
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「ヴァンキッシュランの妹・ビヨンドザヴァレーが先行抜け出しで快勝」
■【東京6R・メイクデビュー東京・芝1600m】
大外枠からロケットスタートを決めた2番人気のビヨンドザヴァレー（牝2、栗東・橋口）は、同じく好発を決めた隣枠の馬を行かせて2番手を先行。直線に入って残り400m付近で抜け出すと、しっかりとした脚取りで後続を寄せ付けず、そのまま先頭でゴールを迎えた。勝ちタイムは1分34秒1（良）で、鞍上は横山武騎手。1馬身3/4差の2着は先行策から直線で勝ち馬を懸命に追いかけた1番人気のパルティキュリエ。2着に1馬身差の3着はイン強襲を狙うも伸び脚が続かなかった9番人気のアフターグロウ。

▽【ビヨンドザヴァレー】
父イスラボニータ
母リリーオブザヴァレー
母父Galileo
※母は仏GI・オペラ賞勝ち馬。半兄に青葉賞を制したヴァンキッシュラン。叔父に米GI・オーサムアゲインSを優勝したムブタヒージ。
「Weekly POG」指名者：143名
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（Text：Hiraishi、Nishidate、Nakai、Hattori）

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