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【地方競馬】明日5日、大井競馬場でDG競走・東京盃 レッドルゼル、テイエムサウスダンら8頭が参戦

秋は東京盃から始動するテイエムサウスダン。重賞6勝目なるか。

10月5日、大井競馬場でダートグレード競走・東京盃(JpnII、ダ1200m)が開催される。1着賞金は3500万円。1着馬にはJBCスプリントへの優先出走権が付与される。枠順、発走時刻は以下の通り。

■大井11R・東京盃(JpnII、ダ1200m) 20時10分発走

1枠1番 スマートダンディー(牡8、栗東・石橋) 秋山真

2枠2番 オーロラテソーロ (牡5、美浦・畠山) 鮫島駿

3枠3番 ギシギシ     (牡4、大井・栗田裕)矢野貴

4枠4番 クルセイズスピリツ(牡7、大井・荒井朋)西啓太

5枠5番 ヴァルラーム   (牡6、大井・上杉昌)町田直

6枠6番 ケイアイターコイズ(牡6、栗東・新谷) 吉田隼

7枠7番 テイエムサウスダン(牡5、美浦・蛯名) 岩田康

8枠8番 レッドルゼル   (牡6、栗東・安田隆)川田

スマートダンディー(牡8、栗東・石橋)は、元々1400m戦を得意としてきた馬で、近走は1200m戦にもきっちり対応。前走の北海道スプリントCでは外から鋭い伸び脚を見せダンシングプリンスにクビ差まで迫った。さらにこの路線の安定株リュウノユキナに先着したことからも、展開ひとつで重賞を獲れるところまできている。8歳にして本格化したベテランの一発が見られるかもしれない。

オーロラテソーロ(牡5、美浦・畠山)は、過去2回の重賞挑戦では大敗していたものの、前走のクラスターCで重賞初V。リメイクが競走除外になり、ダンシングプリンスがスタート後に大きくトモを落とすというアクシデントがあったとはいえ、ダートグレード競走常連を凌いでの勝利は価値がある。また、鮫島駿騎手騎乗時は【3.0.1.0】で鞍上が完全に手の内に入れている状況。好枠を引けた今回は重賞連勝が狙えそうだ。

ギシギシ(牡4、大井・栗田裕)は、今年の東京スプリントでタイム差なしの3着。前走のアフター5スター賞はスタートで躓き、序盤にカバーした分終いの伸びを欠いた。中央勢相手に通用するだけの力はあり、スタートがカギ。

ケイアイターコイズ(牡6、栗東・新谷)は、1400m戦で全5勝を挙げるスペシャリストで重賞初挑戦。今回は骨折明け、久々の1200m、初のナイターと課題は満載だが、2歳時の寒椿賞ではレッドルゼルに先着と早いころから能力の高さを見せていた馬。ノドの手術後は心身の充実が顕著で、かつて見せていた甘さも解消されている。一気の相手強化となるものの、充実期を迎えた今なら食い込み以上があっても。

テイエムサウスダン(牡5、美浦・蛯名)は、今回が転厩初戦でJBCへ向けたスッテプレースとして東京盃を選択。GI級の勝利こそないが、今年は根岸Sで重賞5勝目を挙げると、フェブラリーS2着、かしわ記念3着とマイルGI級レースでも渋太さを見せた。どんな競馬にも対応できるタイプだけに久々の1200mは問題ないはず。別定戦で56キロの斤量なら簡単には負けられない。

レッドルゼル(牡6、栗東・安田隆)は、昨年のJBCスプリント優勝馬。ドバイゴールデンシャヒーンから東京盃というステップは昨年と全く一緒だ。陣営が「使って良くなる」と語るように本番は次のJBCスプリントだが、出走馬中唯一のGI級ウィナーであり、そのスピードは世界でも通用。手ごろな8頭立てなら外々を回る競馬でも直線で一気に差してきそう。

(Text:Ito)

【第56回 東京盃(JpnII)】の調教追い切り動画 TCK 東京シティ競馬【公式】より


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