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【先週のお別れ】ハービンジャー産駒の大器が登録抹消

[1月13日抹消]
ポトマックリバー(牡5、美浦・戸田)
通算成績
11戦4勝

父ハービンジャーの初年度産駒にあたり、母は中央ダートで3勝をあげたフロールデセレッソという血統。2012年3月に北海道安平町にあるノーザンファームで誕生し、吉田勝己氏の所有馬として美浦・戸田博文厩舎に所属した。ちなみに叔父は朝日チャレンジC勝ちのミッキードリーム。母系を辿ると、スプリンターズS連覇&1994年JRA賞最優秀短距離馬のサクラバクシンオーや、2011年に朝日杯FSを勝ったアルフレードらの名も見える。

デビューは2014年9月(3着)で、初白星はそこからひと息入れられた12月中旬の中山未勝利戦。翌年3歳シーズンはクラシック出走こそならなかったものの、走るごとに力をつけ、条件戦で3勝をマークした。特に年度末の準オープン・グレイトフルSにおいては、クラスの壁などものともせず直線突き抜け後続に2馬身半差、ラストは手綱を抑えるほどの圧巻の内容で、古馬になってからの大きな飛躍が期待された。……が、走る馬ほど故障するとはまさにこのことか、その後に屈腱炎を発症し戦線を離脱。また、約1年振りの復帰となった今年1月7日の迎春Sでも競走中に右前肢跛行を発症してしまい第3コーナーで競走を中止してしまった。のちの検査で前回と同箇所の屈腱炎が判明し、志なかばのままターフに別れを告げることに。まともであれば重賞のひとつ、ふたつはと思えただけに、僅か11戦での登録抹消は非常に残念でならない。

[1月13日抹消]
アルマディヴァン(牝7、美浦・高橋文)
通算成績
39戦5勝

父メジロベイリー、母父メジロライアン。近親に2012年のエリザベス女王杯を勝ったレインボーダリアや、2016年ダイヤモンドS勝ちのトゥインクルらがいる。

2012年12月のデビューよりしばらくはダートを使われ続けたが、勝ち切れない内容が続き、陣営は芝路線へと舵を切る。これが奏功して、キャリア5戦目、初芝となった新潟芝1600mで初勝利を遂げた。以降、クラスが上がってもそう大崩れすることなく、約2年のあいだに条件戦で4勝を上乗せ。その大半が左周りでのものだった。 オープン入りしてからも、2015年7月の中京記念で13番人気ながら勝ち馬と同タイムの2着に奮戦するなど、左回りコースに確かな適性を示したほか、2016年3月の中山牝馬Sではこれまた13番人気の低評価を覆して僅差4着に健闘。本年1月の京都金杯(16着)までの全39戦で、1億1782万6000円の賞金を獲得している。派手な勝ち方をしたわけでも、タイトルを掴んだわけでもないが、2017年1月現在、父メジロベイリーの、また、オーナーのコウトミックレーシングの、さらには管理する高橋文雅厩舎においてのいちばんの稼ぎ頭・孝行娘であったことはここに記しておきたい。

1月9日?1月15日までの登録抹消は他65頭。

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