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【先週のお別れ】ゴールドヘイロー産駒の素質馬&小倉サマーJ勝ち馬が登録抹消

[1月19日抹消]
マキオボーラー(牡7、栗東・五十嵐)
通算成績
22戦4勝(うち地方1戦0勝)

父メイショウボーラー、母父はエルコンドルパサー。半兄には同じ五十嵐厩舎所属で2012年の京都ジャンプSを勝ったマサノブルース(父マヤノトップガン)がいる。

2012年10月にデビュー。2戦目のダート1400m戦で上がり最速の脚を使い2着にクビ差の3着に入るなど、早くから素質の片鱗を見せたが、その後裂蹄などがあり半年以上の休養へ。復帰戦後はゲート難や手前の替えのぎこちなさ等が災いし上位進出はならず。また、3歳8月には地方金沢へ遠征したものの10着に終わり、結局2、3歳時は勝利を挙げられないままで終わることに。

しかし、見限るにはあまりにも惜しい能力の持ち主、ということだったのか、9カ月の調整期間を経て4歳シーズンとなる2014年の5月に障害戦で復帰。初の障害レースは勝ち馬に3秒8差の7着ながら、そつなく飛越をこなしており光明が見えた内容だった。使われつつ障害レースへの適応を見せ、入障4戦目では早め先頭策から2着に入線。そして入障6戦目の2014年11月、福島の障害未勝利戦でついに自身の初勝利を挙げてみせた。序盤から揉まれることなく先頭をキープ。終始スムーズに進んだことから能力全開となり、2着には1秒8差を付ける大圧勝。走破タイム3分0秒3は当時の福島障害2770mのレコードに0秒2差まで迫るものだった。

以降、先行策を持ち味に障害オープン級で安定して活躍。2015年3月にはジャンプ重賞初挑戦だった阪神ジャンプSでさっそく2着に入り、翌2016年8月には小倉サマージャンプ(J・GIII、芝3390m)を制して重賞初勝利を成し遂げた。なお、2016年末の中山大障害へ出走を予定していたが、直前でハ行のため無念にも出走取り消し。脚元の回復が思わしくなかったようで、競走馬登録を抹消、現役に別れを告げることとなった。ラストランは昨年10月の東京ハイジャンプ(2着)。今後は、神戸市のリトルホースクラブで乗馬になる予定とのことだ。

[1月20日抹消]
プロモントーリオ(セ7、美浦・萩原)
通算成績
20戦5勝

皐月賞2着のサンツェッペリンなどを輩出した道見牧場(北海道沙流郡日高町)の生まれ。父はゴールドヘイロー、母モエレプロミネンスは地方で4勝。近親に目立った活躍馬はおらず、2011年の北海道サマーセール1歳馬セッションでは僅か300万円で取引が成立している。

が、競走成績はなかなかのもので、2012年10月の東京・2歳新馬戦(ダ1600m)を9番人気2着とすると、続く未勝利戦では、単勝1.9倍の人気に応え、現オープンで活躍中のオリオンザジャパンらを撃破。翌年秋にはダートから芝路線へとシフトチェンジされ、その初戦となった神奈川新聞杯では11頭中の11番人気の最低評価を覆し、4着(勝ち馬はのちの天皇賞馬スピルバーグ)に奮戦した。陣営の思惑通り芝適性は十分だったようで、明け2014年初戦の早春Sでのちの重賞勝ち馬クリールカイザー、マイネルメダリストらを退けると、その後もメトロポリタンSでラブリーデイの2着に健闘したほか、目黒記念では勝ち馬と同タイムの3着(ラブリーデイには先着)に入線。さらには約1年5カ月ぶりの実戦となったオルフェーヴルメモリアルで圧巻の差し切り勝ちを演じるなど、芝中距離戦線で確かな実力を見せつけた。

なお、昨年12月のステイヤーズS(9着)までに獲得した総賞金額は1億107万3000円。重賞には手が届かなかったが、僅か300万の馬が億を稼いだのだから大したものだ。父の産駒としては、重賞4勝のトウケイヘイローに次ぐ立派な孝行息子といっていいだろう。

1月16日?1月22日までの登録抹消は他65頭。

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