モーリス　豪州で種付けへ

今春より種牡馬として新たなスタートを切るモーリス（牡6）につき、日本以外にオーストラリアでも種付けを行うことが明らかとなった。同馬は現在、北海道安平町にある社台スタリオンステーションで繋養中だが、国内で通常の交配を終えたのち、夏頃にシャトル種牡馬として渡豪（現地は冬）する予定。

なお、日本での種付け料は400万円で、顕彰馬ジェンティルドンナなどとの交配が決まっているが、オーストラリアでは3万豪州ドル（約260万円）になる見込みだ。主流血脈が比較的薄く、幅広い相手と交配できる利点があり、また、オーストラリア競馬とも強い繋がりを持つ香港でGI3勝かつ無敗という実績の持ち主。すでに現地生産界からも熱い視線が送られているようだ。

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