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【重賞出走馬追い切り】[共同通信杯]スワーヴリチャード[京都記念]マカヒキ[クイーンC]レーヌミノルなど

■2月12日に東京競馬場で開催される共同通信杯(GIII、芝1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

スワーヴリチャードは栗東ウッドコースで3頭併せを行った。大きく先行した相手2頭を追いかける形で、序盤はゆったりと折り合い重視も、直線外めに舵を切ると一気にトップスピードへ。手応えは馬なりのままだったが、唸るような伸び脚で一完歩ごとに追い詰め、ラストはそれぞれに1馬身ほどの差をつけてフィニッシュした。余力十分で3F37秒9-1F11秒7と時計も上々。以前に比べスムーズにギアチェンジができるようになっているのは好感で、絶好の仕上がり具合にある。

ムーヴザワールドは、古馬1000万下と栗東坂路で併せ馬。終始併走するような形ではあったが、残り600mあたりからグングンと加速すると、脚色で圧倒して豪快に伸びクビ差の先着を果たしている。時計は4F53秒1-1F12秒8(馬なり)。中間の休養で馬体はひと回り逞しくなった印象で、息持ちもしっかりとしており、実にいい雰囲気に映る。さっそく好勝負できそう。

エアウィンザーは栗東ウッドコースで厩舎の先輩フルーキーらと3頭併せで汗を流した。両サイドから受ける圧を跳ね除けるように、真ん中から軽快な伸び脚を披露。集中力も申し分なく、武豊騎手のゲキに応えラストまできっちり脚を伸ばし切っている。タイムは6F85秒6-3F37秒7-1F11秒8(一杯)。稽古では常にいい動きを見せるタイプだが、それを考慮に入れても終いの数字は秀逸。休み明けを使われ、大きく上積んでいるようだ。

アサギリジョーは石川騎手を背に、美浦ウッドコースで3歳500万下と併せ馬。相手を1馬身ほど前に置き、直線は豪快な伸び脚で3馬身ほど突き放すパフォーマンスを見せた。タイムは5F65秒4-4F50秒6-1F13秒1(強め)。道中掛かり気味になって気が急くようなシーンはあったものの、追われてからは集中力を切らさず。終いまできっちりと脚が伸びていた点は評価したい。もう少し頭が下がって重心そのものが低くなればなおいいのだが、それは今後の成長待ちか。引き続き好調キープと判断して問題ないだろう。

タイセイスターリーはC.ルメール騎手を背に単走、終い重点で追われ3F38秒8-1F12秒2(馬なり)と鋭い伸び脚を披露した。中間は坂路、コースを併用して充実した乗り込みが続けられており、ひと息入っていた前走からしっかり上昇を果たしたようだ。

エトルディーニュは中1週とあって、美浦ウッドコースで終いの伸びを確認する程度の内容に留まった。脚捌きには素軽さがあり、短期放牧明けだった前走から、一定の前進ムードは感じられる。出否未定だが、力は出せるデキにありそう。

■2月12日に京都競馬場で開催される京都記念(GII、芝2200m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

マカヒキは、先週ウッドコースで好時計を叩き出しており、この時点で仕上がり十分。今週は栗東坂路を単走、息を整える程度の内容で、4F53秒6-1F12秒4(馬なり)をマークした。しっかり序盤に制御が利いており、尻上がりにラップタイムを上げる前向きさにあふれた走り。先を見据えているため、ピークとまでは言い切れないが恥ずかしい競馬にはならない状態と言っていい。

サトノクラウンは、先週のコース追いで追走先着の内容を消化し、これが実質の最終追い。今週は美浦ウッドコースで5Fからの時計で、3歳新馬を前に置き終いの反応だけを見る内容となった。道中はしっかり折り合えており、ラストは軽く促されただけでスッとギアを上昇。海外帰りを感じさせない、ほぼ万全の態勢にある。

ミッキーロケットは和田騎手を背に、オープン馬ヒストリカルを追走する併せ馬を行った。相手は5馬身ほど先に行っていたため、ラストの脚色こそ見劣ったが鞍上の叱咤に応えしっかり同入、4F51秒2-1F12秒3(一杯)の好時計をマーク。前走日経新春杯快勝の反動はなく、大幅に上昇を果たしたようだ。

スマートレイアーは、先週のウッドコース追いで猛時計を出しており、これが実質の最終追い。今週は栗東坂路で3歳新馬と併せ馬を行い相手に合わせる格好で同入、時計は4F54秒3-1F12秒1(馬なり)と控えめだったが、ギアチェンジはスムーズそのものだった。海外遠征の影響はなく、さっそく自分の力を出せる状態だろう。

ガリバルディは、川田騎手を背に栗東ウッドコースで単走の追い切り。正面からじっくりキャンターで流すと、促されたラスト4Fから軽快な伸びを披露した。初コンビとなる川田騎手とのコンタクトを深めることに重点を置いた内容だったが、鞍上鞍下の息はぴったり。2年9カ月ぶりになる2200m戦に対し、態勢は整ったようだ。

■2月11日に東京競馬場で開催されるクイーンC(GIII、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

レーヌミノルは、浜中騎手を背に栗東ウッドコースで単走。輸送を考慮してか馬なりで、終いだけ重点の内容となり軽快に駆け抜けている。先週にハードな併せ馬をこなした効果で、促されての反応はグンと上昇。もうひと追い欲しい印象もあるが、まずは自分の力を出せそうな態勢だ。

フローレスマジックは、美浦ウッドコースに入り前後に馬を置いての併せ馬を敢行。外先行の500万下を楽にパスし、追走してきた内の1000万条件馬と同入を果たしている。古馬2頭に怯むことなく、鞍上戸崎騎手の指示にしっかり反応して脚を伸ばし切った内容で。3カ月半ぶりにしてはいささか急仕上げな感はあるが、これだけ動ければ問題ないだろう。

アエロリットは、美浦坂路で単走の追い切り。先週土曜に速い時計を出しており、今週は4F54秒0-1F12秒5(馬なり)といささか控えめだがラストに促されての弾けぶりは、久々だった前走からの上積みを物語るものだった。これまで休み休みだった馬が間隔を詰めて使えることも好感。

アドマイヤミヤビは栗東坂路で単走。4F54秒8-1F13秒0(馬なり)と時計は平凡だが、先週C.ルメール騎手騎乗でハードに追われているため、輸送を考慮した今週はこれぐらいで十分だ。3カ月ぶりになるが、気迫十分の走りでさっそく力を全開にできそうな雰囲気にある。

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