スペシャルウィーク種牡馬引退

2月6日、北海道新ひだか町のレックススタッドにけい養されていたスペシャルウィーク（牡22）が、種牡馬を引退することが明らかとなった。今後は故郷の日高大洋牧場で余生を過ごすとのこと。

本馬は1998年、武豊騎手に初の日本ダービー制覇をもたらしたほか、翌年に当時では史上2頭目となる天皇賞・春秋連覇を達成。同年のジャパンCも制し、1999年度のJRA賞特別賞を受賞している。種牡馬となってからはGI6勝のブエナビスタや、日米オークス制覇を成し遂げたシーザリオ、東京大賞典勝ちのローマンレジェンドなど、芝・ダート問わず多くの活躍馬を輩出。サンデーサイレンスの後継種牡馬として存在感を示した。なお、約2年ほど前にシンジケートを解散。高齢や近年の受胎率低下などが考慮され、このたびの決断が下されたものと見られる。

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