【重賞出走馬追い切り】[阪急杯]シュウジ　[アーリントンC]ペルシアンナイトなど

■2月26日に阪神競馬場で開催される阪急杯（GIII、芝1400m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

シュウジは、栗東坂路を単走で4F51秒4-1F12秒3（強め）をマークした。先週49秒台を出した時点で仕上がっており、この日は調整程度だったが上々の数字。2カ月ぶりを感じさせず、いきなり力全開となりそう。

ロサギガンティアは、美浦ウッドコースで“藤沢和流”の3頭併せ。上野騎手（レースは四位騎手）を背に最後方から追走し、最内に潜り込んで楽な手応えのままそれぞれと同入を果たしている。追えばいくらでも突き離せそうな雰囲気で、中間在厩調整の甲斐あって抜群の仕上がりと言える。

ヒルノデイバローは、古川騎手を背に栗東坂路で1000万条件馬と併せられ脚色優勢、鋭い切れ味から先着を果たした。4F52秒2-1F12秒0（強め）。休み明けから3戦使われているが、デキは更に上昇か。

ブラヴィッシモは中谷騎手（レースは武豊騎手）の手綱で準オープン馬と栗東坂路で最終スパー。2馬身の遅れ入線に終わったが、6馬身ほどの追走差があり手応えには余裕を残していた。時計は4F51秒8-1F13秒0（強め）と申し分なく、太かった体もスッキリ見せている。前走からの上積み顕著。

■2月25日に阪神競馬場で開催されるアーリントンC（GIII、芝1600m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ペルシアンナイトは、M.デムーロ騎手を背に栗東Cウッドで古馬1000万下を1秒2追走。わずかに及ばず遅れ入線に終わったが、ラストは3F38秒3-1F12秒1（馬なり）と余力十分のまま抜群の瞬発力を示しており、順調に仕上がっている。

ミラアイトーンは、西谷騎手（レースは武幸騎手）を背に栗東Cウッドで3歳500万下を0秒8差で追い、余力を十分残したまま同入に持ち込んだ。前走時のいいデキをしっかり維持か。

ディバインコードは、先週のハード追いが実質の最終追い。今週は輸送を控えており、柴田善騎手が美浦ウッドコースで終いの伸びを確認する程度の内容となった。目標に置いた古馬を追い、道中ではテンションが上がりすぎるようなところはなくゴール前でスッとパス。気迫十分で、雰囲気はすこぶるいい。

キョウヘイは、高倉騎手を背に栗東坂路で単走。4F52秒0-1F12秒9（強め）をマークしている。ひと息入れられたのが、いいリフレッシュになったよう。引き続きいい状態にある。

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