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【今週の重賞】[阪急杯]シュウジ 猛時計マーク [アーリントンC]ペルシアンナイト 開幕週の馬場向く

■2月26日、阪神競馬場で阪急杯(GIII、芝1400m)が行われる。

シュウジ(牡4、栗東・須貝)の前走阪神Cは、4着だったスプリンターズSから3カ月弱ぶり。距離延長もあり楽ではない条件かつ実戦では出遅れてしまったが、二の脚で挽回すると抜群の折り合いから直線では鋭く弾け勝利を掴んだ。能力の高さ、精神面の進境、そしてコース適性の高さを大いに示した内容で、同条件の今回も勝ち負け濃厚だろう。2週前は栗東坂路で4F51秒7(強め)、そして1週前には自己ベスト更新となる4F49秒8(一杯)をマーク。ひと息入っているが、力をフルに出してきそうだ。

ロサギガンティア(牡6、美浦・藤沢和)は2015年の阪神C覇者。昨年同レースは出遅れがあり、直線では進路を探すような場面がありながら0秒2差の5着に押し上げた。コース適性は抜群と言っていいだろう。中間は厩舎に置かれ、坂路とコースを併用し乗り込まれている。大型馬だが、いきなり動けそうな態勢だ。

ヒルノデイバロー(牡6、栗東・昆)は昨年暮れから連戦続くが阪神Cが0秒8差10着、淀短距離Sが0秒7差6着、シルクロードSが0秒3差4着と徐々にパフォーマンスを上げている。終い一手の馬だけに、開幕週の馬場がどうかだが使われている勢いがあるのは強み。末脚がハマれば突き抜けるシーンがあっていい。中間には栗東坂路4F50秒9(一杯)と猛時計を出しており、高いレベルで好調を維持できているようだ。

ブラヴィッシモ(牡5、栗東・須貝)は、昨年このレースで2着オメガヴェンデッタにクビ差の3着という実績がある。その後、準オープンへの降級2戦目で勝ち上がったがそのレースも阪神千四だった。再昇級後はパンチを欠いているが、得意条件なら一変があっていい。1週前の中間の併せ馬では先行遅れ入線に終わったが、相手は僚馬シュウジ。この馬としては速いタイムで駆けており、2カ月ぶりの前走を叩かれての上積みは見込める。

■2月25日、阪神競馬場でアーリントンC(GIII、芝1600m)が行われる。

ペルシアンナイト(牡3、栗東・池江)は、差し脚鋭く、ここまで4戦2勝の成績。馬券圏外なしという安定株でもあり、3走前のアイビーSではのちの2歳女王ソウルスターリングから0秒3差2着という実績もある。ただ、前走のシンザン記念(1人気3着)を見る限り、パワーを要する馬場は上手くなさそう。そういう意味では開幕週の阪神コースは有利に働くか。初タイトル奪取の好機と考えていいのでは。

ミラアイトーン(牡3、栗東・池江)は、昨夏小倉の新馬を勝ったあと、脚部不安のため放牧へ。年末に復帰し、葉牡丹賞4着→500万条件1着と順調に良化を辿っての、こことなる。キャリア3戦、いずれもかなり馬体が緩いなかで走っており、また、唯一敗れた一戦も、レイデオロ、コマノインパルスといった本年のクラシック候補を相手に回してのもの。展開不向きのなか、好位勢では唯一踏ん張り切って掲示板を確保しているだけに、パンとしてくればかなりの域にまでいけそうな雰囲気がある。なお、この中間の動きは上々。最終追いでひと絞りできるようなら、さらなるパフォーマンスに期待できるのでは。また、鞍上も魅力のひとつで、跨る武幸四郎騎手にとっては現役最後の騎乗になる可能性もあるとのこと。20年前、鮮烈デビューを果たした思い出のコースで、有終の美を飾れるだろうか。

ディバインコード(牡3、美浦・栗田博)は、京王杯2歳Sで、のちの朝日杯FSで2着するモンドキャンノ、阪神JF3着のレーヌミノルにつぐ3着。0秒6差引き離されはしたものの、0秒1差に5頭がひしめいた3着争いはきっちりキープしてみせた。続くジュニアCでも3頭同タイム決着の接戦を、早め先頭から2着に踏ん張っており、渋太さという点ではメンバー最上位と考えていいかもしれない。なお、中間稽古では先週、先々週とビッシリと負荷をかけられており、特に1週前のウッド追いでは5F67秒9-4F51秒5-1F12秒6を叩き出し、併せた相手にも1秒の大差をつける圧巻の内容。キビキビしたフットワークで、疲れもなさそう。引き続きの好戦も十分に望めそうだ。

キョウヘイ(牡3、栗東・宮本)は、前走シンザン記念を制覇。スタートで大きく後手を踏んだが、行く気もなかったようで、ポツンと最後方追走。他馬が道悪に苦しむなか、直線で目を見張るような伸び脚をみせ、タイトルを掴み取った。その後は放牧を挟み、ここ目標。中間それなりの動きは見せており雰囲気は悪くない。牡馬にしてはかなり小柄なだけに、もうひと回り成長してもらいたい点は今後の課題としても、現状持ち得る力は引き出せそう。最終追いの1本をきっちりと攻め切ればシャンと仕上がるはずだ。また、重の巧拙は問わないだけに、終いの切れはここでも驚異になりそうだ。

ヴゼットジョリー(牝3、栗東・中内田)は、新潟2歳Sの覇者。派手さこそないものの、好位・中団から長くいい脚を繰り出せる強みがあり、休み明けだった阪神JFを叩き、順調に上向いている様子。1週前追いではウッド6F81秒6-4F51秒8-1F11秒9(強め)の好時計をマークし、併せた相手も何ら相手にしない豪快な動きを披露。前回大きく減っていた体が戻ってくるようなら、見直してみていいのでは。ただ、ここは紅一点の立場なうえ、当レースでの牝馬はここ10年で3着以内に絡んだ例はなし。風向きの悪いなかで、どんな走りを見せてくれるだろうか。

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