【重賞出走馬追い切り】[高松宮記念]メラグラーナ　快ラップ刻み好調アピール

■3月26日に中京競馬場で開催される高松宮記念（GI、芝1200m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

メラグラーナは、23日木曜日に大下騎手（レースは戸崎騎手）の手綱で栗東坂路を単走の追い切り。4F52秒2-1F12秒2（馬なり）をマークした。ラストは軽く促されただけだったが12秒0-12秒2という快ラップを楽に刻めており、好調さは疑いようがない。3カ月ぶりの前走を使われての中2週となるが、反動はなくグンと上昇して大一番に向かえそう。

レッドファルクスは、美浦ウッドコースで3歳未勝利を相手に5Fから時計を出した。3馬身ほど先に行った相手を追い、重苦しさのない軽快な脚取りからピッチを上げると、ラスト1F過ぎであっさり相手をパスして2馬身の先着フィニッシュ。先週は手応えにやや鈍さを感じさせたが、この日は反応面がグンと良化。海外遠征帰りで3カ月半ぶりのレースだが、それを感じさせず、いい状態に仕上がった。

レッツゴードンキは、先週4F50秒4を叩き出す猛稽古を消化しており、今週は確認程度の内容。柴田未騎手を背に（レースは岩田騎手）、栗東坂路を単走で進み4F52秒4-1F12秒4（強め）をマークした。ラストにやや手が動いたが、馬場が渋っていたことを考えれば問題ないレベル。快勝した前走の反動は感じられず、高いレベルの好調を維持できているようだ。

シュウジは、23日木曜日に栗東坂路で単走。序盤から落ち着いてリズムよく進むと、鞍上が軽く促した程度でスパッと切れ、4F51秒0-1F12秒0（馬なり）の好タイムを叩き出している。稽古では常に動く馬だが、楽にこれだけの時計を出せるのは、やはり好調だからこそ。気配は間違いなく上向き。

トーキングドラムは、美浦ウッドコースで馬なりの追い切り。5馬身先の古馬500万下を目標として馬任せに進むと、貫禄の違いを示すように悠々併入に持ち込んでいる。脚捌きは軽快で、休みなく走っているが目立った疲れはなさそう。高いレベルでの好調維持。

フィエロは、先週4F49秒台の猛時計を叩き出しており、今週は栗東坂路で終いだけ重点の内容を消化。ラストの上々の反応を示し。、4F53秒0-1F12秒1（馬なり）をマークした。3カ月の休み明けだが、中間は狂いのない調整が進んでおり身体はすっきり見せている。力を出し切れる態勢のようだ。

ソルヴェイグは、畑端騎手（レースは田辺騎手）が騎乗し、栗東坂路で単走の追い切りを行った。序盤から軽快に進むと、しっかり追われたラスト2Fで12秒6-11秒7という圧巻のラップを刻んでフィニッシュ。全体時計4F50秒9（一杯）は自己ベストだ。久々だった前走を使われ、上積みは顕著と言える。

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