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【地方競馬】明日20日、門別競馬場でDG競走・エーデルワイス賞 地元のスティールグレイスが重賞3連勝を狙う

10月20日、門別競馬場でダートグレード競走・エーデルワイス賞(JpnIII、ダ1200m)が開催される。2歳ダートグレード路線の開幕戦に今年は16頭がエントリーした。1着賞金は2000万円。枠順、発走時刻は以下の通り。

■門別11R・エーデルワイス賞(JpnIII、ダ1200m) 20時00分発走

1枠1番 ニーナブランド  (牝2、美浦・高橋裕)  木幡巧
1枠2番 エムオーチロ   (牝2、北海道・川島洋) 小野楓

2枠3番 キューティロメラ (牝2、北海道・田中淳) 岩橋勇
2枠4番 ラビアータ    (牝2、北海道・安田武) 服部茂

3枠5番 マルカラピッド  (牝2、栗東・今野)   小沢
3枠6番 スティールグレイス(牝2、北海道・角川秀) 桑村真

4枠7番 フユノソラ    (牝2、岩手・櫻田浩)  山本政
4枠8番 サヤオンニ    (牝2、北海道・田中正) 阪野学

5枠9番 アサクサロック  (牝2、北海道・齊藤正) 松井伸
5枠10番 レモンアイカー  (牝2、北海道・角川秀) 阿部龍

6枠11番 エコロアイ    (牝2、栗東・森)    武豊
6枠12番 ライトニングブルー(牝2、北海道・田中淳) 落合玄

7枠13番 アンフォラ    (牝2、北海道・佐久間雅)山本咲
7枠14番 トモジャミ    (牝2、美浦・鈴木伸)  津村

8枠15番 メイドイットマム (牝2、北海道・川島雅) 井上俊
8枠16番 サワヤカローズ  (牝2、北海道・米川昇) 五十嵐冬

ダートグレード競走と聞くとJRA勢が好成績を残すイメージがあるが、このエーデルワイス賞については事情が異なる。過去24回の歴史でJRA勢10勝に対し、地方勢が14勝と地方所属馬が互角以上の成績。なかでも近年は地元ホッカイドウ勢が優秀で、2017年のストロングハート以降、地元所属馬が5連覇中。仕上がりの早さと地の利を活かしてJRA勢を圧倒している。

今年も要注目のホッカイドウ勢。その筆頭格はフローラルC、リリーCと地元重賞を連勝中のスティールグレイス(牝2、北海道・角川秀)だ。
ポリゴンウェイヴなどの評判馬を下してデビューから2連勝を飾った同馬。3戦目の栄冠賞こそ6着に敗れてしまったが、その際先着を許したリコシェやライトニングブルーをその後フローラルCやリリーCでキッチリ下しており、この路線のトップホースと呼んで差し支えないだろう。
この時期の2歳馬にありがちな「逃げ一辺倒」というレーススタイルではなく、好位から前を目標に差すレースができるのが持ち味。フルゲートとなり立ち回りの上手さも求められそうな今回は、その持ち味が遺憾なく発揮されそうだ。

もう1頭の地元重賞ウィナーがアサクサロック(牝2、北海道・齊藤正)。こちらは1000mのフルールCの勝ち馬だ。
初戦、2戦目は逃げる競馬で結果を残したが、前走のフルールCでは3角10番手→4角6番手と後方からの競馬に挑戦。残り200mの標識を過ぎてからの伸び脚は圧巻で、完全に抜け出していた2着馬リコシェをズバッと差し切ったパフォーマンスは見る者に強烈なインパクトを残した。
いきなり差す競馬に対応してみせたのはまさしくセンスの良さの表れ。7月以来の休み明けにはなるが、自在な脚質で勝利を掴めるか。

“アウェイ”に挑むJRA勢は4頭が出走する。

トモジャミ(牝2、美浦・鈴木伸)はダートで3戦して1勝2着2回で連対率100%。好位から抜け出す取り口には安定感があり、競馬場を問わず力を発揮できる。事実、これまでの3戦は福島→新潟→中山とそれぞれ異なるコースで結果を残してきた。初めてのナイターにさえ戸惑わなければ、初の門別でも好走が期待できそうだ。

エコロアイ(牝2、栗東・森)はデビュー戦の新潟ダ1200mを逃げて快勝した。前走は芝のOP特別・ききょうSに挑戦して6着に敗れたが、砂に戻れば巻き返しの可能性は十分。森厩舎らしく栗東の坂路で好時計をマークしており、現状の完成度も高そうだ。

マルカラピッド(牝2、栗東・今野)は初ダートとなった前走で2着馬に1馬身3/4差をつけて快勝。デビュー戦は出遅れたうえに初の実戦に戸惑ってレースにならなかったが、2戦目で見事なまでの変わり身を見せた。父は新種牡馬のマインドユアビスケッツ。父にさっそくの重賞タイトルを届けられるか。

ニーナブランド(牝2、美浦・高橋裕)は函館芝1000mのデビュー戦を逃げ切り勝利。その後は函館2歳S、すずらん賞とOPクラスのレースで結果を残せず、今回は初めてダートに挑戦することに。1枠1番というのは白星を挙げた初戦と同じ条件。内枠を利して粘り込みたい。

このほかにも、重賞・栄冠賞で2着の実績があるライトニングブルー(牝2、北海道・田中淳)、フルールC4着、リリーC3着など地元重賞で堅実に駆けてきたサヤオンニ(牝2、北海道・田中正)、デビュー2戦目のウィナーズチャレンジで後の鎌倉記念2着馬スペシャルエックスとタイム差なしの2着に好走したメイドイットマム(牝2、北海道・川島雅)なども上位進出のチャンスをうかがう。

(Text:Inoue)

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