おしらせ
【今週の重賞】[大阪杯]キタサンブラック 初代王者を狙う
■4月2日、阪神競馬場で今年からGIへと昇格となった大阪杯(GI、芝2000m)が行われる。
昨年の年度代表馬キタサンブラック(牡5、栗東・清水久)は、これが今期初戦。ぶっつけになるが、これまでも休み明けで問題なく力を出しており、その点での割り引きは考えなくていいだろう。去年の大阪杯は今回同様のローテで臨み、アンビシャスにクビ差の2着と敗れたがこちらは58キロ、向こうは56キロだったことを考えれば敗れて強しの内容。コース適性も申し分ないと言える。1週前追いではウッド6Fで自己ベストをマークするなど、ここまでの調整は順調そのもの。相手不問、流れ不問の先行力を武器にGI昇格後の初代王者を狙う。
マカヒキ(牡4、栗東・友道)は、昨年日本ダービーを制し、秋には仏遠征で2戦を消化。ダービー、ニエル賞と近2勝は2400m戦だが、上がり最速をマークした弥生賞、皐月賞の内容、そして全姉が1200mと1600mの重賞を制したウリウリという血統背景から本来今回ぐらいの距離がもっとも力を出せる条件だろう。前走、3着に敗れた京都記念は、遠征明け初戦かつ緩かった馬場に脚を取られたのが痛かった。好コンディションでのレースが叶えば、勝ち負け必至。中間は在厩で丹念にケアされている。1週前のウッドコース追いでは終いの切れをやや欠いたが、7Fから時計を出すハードな内容だったことを考えればそこまで懸念視しなくていいだろう。このひと追いでグンと良くなってきそうな雰囲気。
ヤマカツエース(牡5、栗東・池添兼)は、3歳春にニュージーランドTを勝ったが、古馬とは中距離中心に戦い2000mの重賞はここまで都合4勝。昨年暮れの有馬記念ではメンバー最速の上がり脚を繰り出し4着、それを挟んでGII金鯱賞を連覇するなど目下充実一途の感があり、この相手関係でも互角以上にやれるはず。3月26日に中間の初時計を出し、まずまずの伸びを披露。前走がやや余裕を残した作りだっただけに、一定以上の上積みを見込めそうだ。
サトノクラウン(牡5、美浦・堀)は、昨年末の香港ヴァーズを制しGI馬の仲間入りを果たした。明けて今期初戦の京都記念では、マカヒキら強敵相手に快勝し連覇を達成。主役争いの資格は十分だ。2歳時に東スポ杯を勝ち、3歳時には弥生賞でV。この距離も問題なくこなす。中間はウッドと坂路を併用し、充実の稽古内容を消化。先週はウッドで負荷の掛かる併せ馬を行い、豪快に先着した。これが実質の最終追いで、今週は流す程度で大丈夫だろう。
アンビシャス(牡5、栗東・音無)は、昨年このレースでキタサンブラック、ショウナンパンドラら撃破し勝利を収めた。力量は確か。今年からGIへ昇格となったが、距離、コース、そして施行時期は変わらない。休み明けの中山記念を経て臨戦というローテも昨年同様で、連覇の可能性を十分考えたい。ただし中間は厩舎に置かれて調整しているものの、気配がなかなか上がってこない様子。1週前追いでは、同じく大阪杯に出走を予定している僚馬ミッキーロケット(牡4、栗東・音無)と併せられたが、いささか反応に鈍さがあり遅れ入線に終わっている。今週どこまで変わってこれるかに注目したい。
ステファノス(牡6、栗東・藤原英)は、重賞勝ちこそ富士Sの1鞍に留まるが、2015年の天皇賞・秋で2着、昨年は天皇賞・秋で3着、香港Cで3着とこの距離で強敵と互角の走りを見せてきた。阪神芝2000mでは昨年レコード決着だった鳴尾記念で、タイム差なしの2着に入り、コース適性も問題ない。先週金曜日に中間の初時計。坂路で終い重点に追われて、ラスト1F11秒9(強め)と、鋭く伸びた。久々の前走を叩かれ、順当に上積んでいるよう。
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