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【今週の重賞】[桜花賞]完成度違うソウルスターリング 断然の主役

■4月9日、阪神競馬場で牝馬クラシックの初戦、桜花賞(GI、芝1600m)が行われる。

“怪物”フランケルの初年度産駒、母は仏オークス馬とあってデビュー前から注目を集めていたソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和)は、新馬戦、オープン特別、阪神JF、チューリップ賞とここまで危なげなく無傷の4連勝。展開不問で流れに乗れ、終いでは脚をきっちり爆発させる完成度の高さを誇っており、目下阪神マイルで2連勝と舞台への不安もないだけに、ここは断然の主役として臨むことになりそう。僚馬2頭を追い掛ける形の1週前追いでは、直線で最内に進路を取るとあっさりと抜け出し、最後は相手を待つ余裕さえ見せた。4月2日の日曜追いも、古馬相手の併せ馬で好タイムをマーク。これが実質の最終追いで、ほぼ仕上がっているようだ。今週は流す程度で大丈夫。

アドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道)は、昨年11月に芝2000mの500万条件で、カデナ、アウトライアーズらを相手に勝利。その後3カ月間休ませ、復帰した今年のクイーンCでは着差以上の強さで勝っている。クイーンCもアエロリット、レーヌミノルら好メンバーの一戦だっただけに、アドマイヤミヤビの強さは相当のものと評価すべきだろう。じわじわギアを上げるタイプでマイルは忙しい感があるものの、直線の長い阪神外回りコースなら本領発揮間違いなし。中7週とレース間隔には余裕があり、充実した調整メニューを消化できている。2週前は7Fから時計を出すハードな内容で心肺機能を練り、先週はコンビを組むM.デムーロ騎手とコンタクトを深めた。初対戦となる2歳女王撃破へ、万全の態勢は整っている。

フランケル産駒の大物がもう1頭。ミスエルテ(牝3、栗東・池江)は、新馬戦、続くファンタジーSと2連勝で重賞制覇を果たし、前走は朝日杯へ果敢に挑んだ。そこでは1番人気に応えられず4着に終わったが、ひどくイレ込んでしまい時計を要する馬場コンディションも不向きだったよう。まだ見限れない。ここへはぶっつけとなるが、一戦ことに心身の消耗が大きいタイプ。フレッシュな状態のほうが走りやすいだろう。2週前、1週前と川田騎手を背に意欲的な併せ馬を消化しており、4カ月ぶりとは思えない迫力ある姿を披露。あとひと追いで万全の態勢となりそうだ。

カラクレナイ(牝3、栗東・松下)は、昨年12月500万特別で楽勝後、3カ月休養。復帰戦の前走フィリーズRでは大外から豪快な脚で追い込んで勝ち、これで3連勝だ。ここまですべて芝1400m戦で走ってきたが、行きたがるところはなく後方でスッと折り合えるタイプ。使える脚は長く、1F延長となっても問題なくこなしそうだ。1週前追いには田辺騎手が栗東へ賭け付け騎乗。道中はコンタクト重視で、終いだけ軽く促されたが、気合い十分で豪快に伸びた。上積みは相当あるだろう。

ミスパンテール(牝3、栗東・昆)は、昨夏の札幌新馬戦で快勝後に捻挫で離脱する一頓挫があり、前走のチューリップ賞が7カ月ぶり。さすがに厳しいレースになるかと思われたが、メンバー最速の末脚を繰り出しソウルスターリングから0秒3差の2着に入った。並の馬にできる芸当ではなく、器は相当。ここまで2戦というキャリアで、揉まれる競馬を経験していないあたりGIという舞台でどうかだが、上位争いに加わってくる可能性は十分ありそう。前走時にある程度仕上がっており、大幅上積みまでは感じられないものの攻めは順調だ。長休明けで好走した反動はなく、いいデキを維持。

リスグラシュー(牝3、栗東・矢作)は、デビュー3戦目のアルテミスSで、ずっと外を回らされる苦しいレース展開ながら危なげなく勝利。阪神JFでも大外枠から同様のレース運びを強いられたが、勝ち馬以上の末脚を使って2着に食い込んだ。能力は世代屈指だ。前走チューリップ賞は3着だったが、仕上がり途上に思えたし、折り合い専念で本番に向けて競馬を教えた感。武豊騎手が跨った1週前追いでは栗東坂路4F50秒8(強め)と、余力を残して好タイムを出せており、大きく上昇しているようだ。勝ち負けに絡んできて不思議はない。

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