おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[皐月賞]カデナ、ファンディーナなど [アンタレスS]グレンツェント
■4月16日に中山競馬場で開催される皐月賞(GI、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
カデナは、先週自己ベストをマークする稽古内容を消化しており、これが実質の最終追い。今週は福永騎手を背に栗東坂路で単走、反応を確かめる程度の内容に留まっている。4F55秒3-1F13秒0(馬なり)と、時計は平凡だが促された直線ではブレのない走りを見せており、重苦しさは一切感じさせなかった。かなりの上積みを見込んでいいだろう。
ファンディーナは、栗東坂路で3歳未勝利馬を相手に併せ馬を行った。序盤はゆったり入り終いだけ重点に仕掛けられると、重い馬場のなか力強い反応を見せて追走先着を果たしている。時計は4F54秒5-1F13秒1(強め)。前走時にある程度仕上がっており、上積みは強調しづらいが中山遠征後に中3週での再度中山遠征という、タフな臨戦過程ながら中間に2本しっかり併せ馬をこなせているのは体調に不安がない証と言える。引き続き高いレベルの好調維持。
サトノアレスは、戸崎騎手を背に美浦ウッドコースで3頭併せ。道中はゆったりと進み、直線で軽くだけ促して併入させる“藤沢和流”の内容で軽快に脚を伸ばした。折り合い、そして促されてからの気迫とそれぞれ申し分のないものを見せており、上々の仕上がりに思えた前走時より更に良化を果たした感。
レイデオロは、五十嵐騎手(レースはC.ルメール騎手)を背に障害オープンのサトノギャラント、準オープンのデルカイザーと3頭併せ。4Fからの時計で直線では内に進路を取ったが、デルカイザーには先着したもののサトノをキャッチアップするには至らず遅れ入線に終わっている。脚捌きの力強さはいくらか上向いてきたが、気迫の面ではいまひとつに見えた。ゴール後も2Fほど追われており、これがスパイスとなり本番でどこまで変わってくるかだろう。
スワーヴリチャードは、四位騎手を背に栗東ウッドコースで4馬身先に行かせた古馬500万下を目標にしての併せ馬を行った。1週前にしっかり負荷を掛ける内容を消化しており、この日は終始馬なりだったが追い付いて併入フィニッシュ。6F全体の時計は前週と遜色ない81秒6をマークしている。共同通信杯から直行だが、順調に乗りこまれており申し分のない仕上がり。
ウインブライトは、松岡騎手を背に美浦ウッドコースで4歳1000万下と最終スパーリングを敢行した。3馬身先に行かせた相手を徐々に追い詰め、4角でキャッチアップ。そこで鞍上が気合いを入れると、スパッと切れて1馬身の先着を果たしている。前走がマイナス12キロと馬体重を大きく減らしていたが1週前、そして今週と併せ馬をこなせており、体はしっかり回復しているようだ。万全の状態で本番を迎えられそう。
アウトライアーズは、田辺騎手を背に美浦ウッドコースで3頭併せを行った。古馬2頭を大きく先に見る意欲的な内容だったが、余力を十分残して差を詰め、楽な手応えを保ったままそれぞれと併入を果たしている。前走時は気負うようなところが見られたが、使われてガス抜きができたのか道中の落ち着いた姿には好感が持てる。その点も含めて上積みは大きそう。
アルアインは、松山騎手を背に栗東Cウッドで併せ馬。終いだけ重点に追われ、3歳500万下に対し追走先着を果たした。ラストにしっかり負荷を掛けることができていたあたり、2カ月半ぶりだった前走を快勝した反動は感じられず、順調に上向いていると判断していい。
■4月15日に阪神競馬場で開催されるアンタレスS(GIII、ダ1800m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
グレンツェントは、不良コンディションの美浦ウッドコースで5F67秒8-4F52秒9-1F13秒3(馬なり)をマーク。タイム自体は目立ったものではないが、併せた古馬準オープン馬を脚色で圧倒し、余裕綽々のまま同入フィニッシュとなった。牧場で緩めず調整されていたようで、息持ちはしっかりしており、テンションの高ぶりもない。休み明けとはいえ、いきなりからでも十分期待に応えてくれそうな雰囲気にある。
アスカノロマンは、栗東Cウッドで長めをやられ6F87秒4-4F56秒0-1F13秒0(馬なり)。中2週という間隔もあろうし、グチャグチャの不良馬場だったこともあってか、サラッと流した程度だったが、脚取りは実にしっかりとしており、活気の良さも垣間見えた。連戦の疲れはそう心配しなくていいだろう。
ミツバは、松山騎手(レースは横山典騎手)を背に栗東Cウッドで古馬1000万下とスパーリングを行った。道中4馬身ほどを追走する形から直線では内に舵をとり真一文字の伸び脚。半馬身出たところがゴールで、タイムは6F85秒8-4F54秒3-1F12秒2(一杯)を叩き出した。馬場コンディションが悪かったことを考えれば上々の内容で、ここ目標にきっちりと仕上がった印象だ。
モルトベーネは栗東坂路で単走追い。直線一杯にやられ豪快な伸び脚を披露、4F53秒4-1F12秒9を叩き出している。不良の馬場コンディションのなかで、それも特に荒れていた時間帯のなかでの数字だけに素直に評価していいのでは。今年1月からの好調はそのままキープしていると考えていいだろう。
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