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【今週の重賞】[皐月賞]カデナ、サトノアレスら混戦模様 ファンディーナは69年ぶり牝馬V狙う

■4月16日、中山競馬場で皐月賞(GI、芝2000m)が行われる。

カデナ(牡3、栗東・中竹)は、京都2歳S、そして弥生賞を勝っておりメンバー内唯一の重賞2勝馬だ。とくに前走の弥生賞勝ちは、いささか仕上がり途上と思えた状態で、前残りの流れをねじ伏せるように差し切ったもの。ズバ抜けた力量を感じさせ、使われた効果を考えれば本番でも主役視されていい存在だろう。中間は攻めが強化され、福永騎手が跨った1週前追いでは古馬オープンとの併せ馬でビッシリ追われて栗東坂路4F51秒6(一杯)と自己ベストをマーク。上積みはきわめて大きそう。

サトノアレス(牡3、美浦・藤沢和)は、朝日杯FSを制した昨年の2歳王者。迎えた今期初戦のスプリングSでは1番人気に推されたが、スタートで躓いてしまい、4角で接触があったため直線でもギアが上がり切らないままの走りになった。それで上がり3Fは最速タイの4着なら、本番での巻き返しは十分考えられる。中間は順調に上昇気配を示しており、稽古では抜群の行きっぷりと伸びやかなフォームを披露。折り合いに苦労するような場面もなく、気性面の進境も著しい。

レイデオロ(牡3、美浦・藤沢和)は、新馬戦、葉牡丹賞、ホープフルSとここまで無傷の3連勝で来ている。葉牡丹賞、ホープフルSと中山芝二千のレースで別格の強さを見せて勝利しており、コース適性は申し分ないし、葉牡丹賞で撃破したコマノインパルスがその後重賞を制覇。力量も当然確かだ。しかし疲れがなかなか抜けず、ここへぶっつけの参戦となったのはやはり誤算か。帰厩後、順調に追われているものの、馬体はまだ立派に映るし、動きもいまひとつ。最終追いでどこまで変わってくるかに注目。

牝馬ファンディーナ(牝3、栗東・高野)は、中山芝千八のフラワーCを快勝し、これで無敗の3連勝と勢いに乗る。その前走は2番手からいつでも抜け出せる態勢で追走し、直線ではほぼ馬なりの一人旅。楽に流して5馬身差の圧勝、時計はスプリングSと0秒3しか違わない1分48秒7をマークしており、牡牝関係なく世代最上位級の器と判断できる。快勝した中山コースでなら、牡馬相手のGIでも互角の勝負は可能だろう。前走時にある程度仕上がっていたようだが、1週前には終いだけとは言えしっかり負荷を掛ける併せ馬を消化。いいデキをしっかり維持できている。69年ぶりとなる、牝馬の皐月賞制覇なるか。

スワーヴリチャード(牡3、栗東・庄野)は、今年2月の共同通信杯でV。イスラボニータ、ドゥラメンテ、ディーマジェスティと、近3年連続して皐月賞の優勝馬は共同通信杯からの直行組から出ているとあって、このスワーヴリチャードにも当然注目は必要だろう。未勝利の勝ち上がりが阪神芝2000m戦。右回りにも不安はない。この中間は放牧でリフレッシュした効果が大きかったようで、ハードな稽古をバリバリと消化。一段とレベルアップした姿を見せている。

ウインブライト(牡3、美浦・畠山)は、1月の500万条件を好タイムで快勝。続く前走スプリングSでも淀みない流れを中団から追い、直線坂上から鋭い切れを見せて勝利した。一戦ごとに強さを増している印象があり、本番でも上位争いは可能だろう。松岡騎手が騎乗した1週前追いでは、調教駆けする古馬をアオって楽に併入。反応の鋭さ、相手を追い詰める際の気迫は抜群で前走時から気配はグンと上向いている。

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