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【先週のお別れ】父ディープ、母は2歳女王の良血馬が登録抹消

[4月19日抹消]
デウスウルト(セ9、栗東・平田)
通算成績
35戦4勝

2008年4月2日、北海道安平町にあるノーザンファームで誕生。父キングカメハメハ、母はサンデーサイレンス直仔で秋華賞5着、フローラS(当時はOP)を勝ったバプティスタだ。5つ違いの兄にオープン2勝、京王杯2歳Sで2着したイースターがいる。

初陣は2010年のクリスマス。結果2着に敗れはしたが、勝ち馬グルヴェイグ(エアグルーヴの仔、のちマーメイドS勝ち)に半馬身差(0秒1差)と健闘(3着馬には3馬身差)すると、翌年1月末、3戦目にあたる未勝利戦を無難な内容でまとめ初勝利を挙げた。ただ同年4月、あやめ賞のレース中に左前膝部分の橈骨遠位端剥離骨折を発症し、長期戦線離脱(このあいだに去勢手術も敢行)。クラシック出走の夢は叶わなかった。

なお2013年5月、約2年のブランクを経て復帰。脚元の影響なく、安定した取り口を見せ同年秋には1000万クラスを突破した。準オープンに上がるとやや成績にバラつきが見え始めたものの、それでも2014年10月の大原Sで見事な差し切り勝ちを演じオープン入り。おそらくこのあたりが本馬の競走馬としてのピークにあったのだろう、重賞初挑戦となったチャレンジCで9番人気の低評価ながら勝ち馬トーセンスターダム、3着馬フルーキーのあいだに割って入り2着(3頭同タイム)とすると、続く中山金杯では上がり最速の切れ味でのちのGI2勝馬ラブリーデイ、2着ロゴタイプを追い詰め3着奮戦。A級レベルの馬らとも遜色なく渡り合った。が、この馬も母や上のきょうだい同様早期完成型の血を引いていたようで、続く中日新聞杯2着後より成績が下降。1度も馬券に絡むことなく、本年4月16日に行われた福島民報杯(13着)を最後に、中央登録抹消となった。素質は非凡だっただけに、もっとも力をつけていたであろう時期を故障で棒に振ってしまったことが何とも悔やまれるが、復帰後、再度の大きな怪我なく9歳春まで走り抜けたことは素直に評価すべきだろう。

[4月19日抹消]
ヤマニンナジャーハ(牝5、栗東・浅見)
通算成績
22戦1勝

父ディープインパクト、母は2003年阪神JFの勝ち馬であるヤマニンシュクルという良血馬。近親には札幌記念でブエナビスタを破ったヤマニンキングリーや、牝馬重賞2勝のヤマニンメルベイユ、同3勝のオレンジピールなどが名を連ねている。2012年5月1日、北海道新冠町にある錦岡牧場の生まれで、母と同じ栗東の浅見秀一厩舎で管理された。

2014年10月の福島デビューより、本年4月15日の浄土平特別までの全22戦で1勝。キャリアの大半でフタ桁大敗を喫しており一見見るべきものはないように思えるが、初勝利時にはのちに紅梅S2着、フィリーズレビューで5着するラッフォルツァートや、いまやダート王の座に就いたアポロケンタッキーを負かしているし、直後の万両賞ではのちのファルコンS勝ち馬タガノアザガルと同タイムの3着と気を吐き、非凡な力をアピールしている。大成ならなかったのは残念だが、まだやるべき仕事は残っているはず。数年後、母として自身の無念を晴らしてくれるような仔を送り出してくれることを期待したい。

4月17日?4月23日までの登録抹消は他93頭。

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