おしらせ
【地方競馬トピックス】GW豪華3重賞! 5日には船橋でかしわ記念
■5月3日、名古屋競馬場で交流重賞・かきつばた記念(JpnIII、ダ1400m)が開催される。本競走はJRA所属馬が5頭、迎え撃つ地方所属馬は7頭が出走予定だ。発走は16時10分。
ショコラブラン(牡5、栗東・浅見)は、本年に入り無傷の2連勝。若い時分からクロスクリーガーやカフジテイクあたりと好戦し力は示していた馬だが、昨今はそこに安定味も加わり、目下13戦連続掲示板確保と、地力強化が顕著だ。稽古では1週前に栗東坂路で4F52秒1-1F12秒2(一杯)を叩き出し元気一杯。不安ない状態で本番を迎えられそう。初の重賞挑戦、初の地方遠征と課題はあるにはあるが、スッと好位にとりつける器用なタイプゆえ、適性は十分ではないか。それに加え、鞍上は中央リーディング首位をひた走るM.デムーロ騎手。いやが上にも期待は高まる。
勢いのショコラに対し、実績で一枚上を行くのがレーザーバレット(牡9、美浦・萩原)だ。交流重賞3勝に加え、当レースでは一昨年2着、昨年3着と、コース相性は文句なし。近走もGIで立て続けに掲示板を確保しているほか、前走の東京スプリントでも勝ち馬キタサンサジンに0秒2差3着と、まだまだ衰えとは縁遠いよう。先月29日の最終稽古では美浦坂路で4F52秒6-1F12秒1。末にやや強めに追われた程度でも鋭く反応し、軽快な動きを見せつけている。まず、力は発揮できる状態にありそう。課題はトップハンデのうえ初めて背負うことになる斤量58キロか。
地方勢ではラブバレット(牡6、岩手・菅原勲)に注目。昨年のこのレースでは勝ち馬に2秒1差引き離される完敗だったが、同年末の交流重賞・兵庫ゴールドTではニシケンモノノフやドリームバレンチノ、ノボバカラら相手に少差の4着と健闘した。また、初の中央挑戦となった本年の根岸Sでもカフジテイク、ベストウォーリアら強豪を相手に回し、1秒差。3着馬とは0秒4差の接戦と、この1年でかなりの力がついている印象だ。なお、前回から3キロ減のハンデ53キロも魅力のひとつ。果たして、中央馬にひと泡吹かせることができるだろうか。
■5月4日、園田競馬場で交流重賞・兵庫CS(JpnII、ダ1870m)が開催される。本競走はJRA所属馬が5頭、迎え撃つ地方所属馬は7頭が出走予定だ。発走は15時55分。
リゾネーター(牡3、美浦・牧)は、デビュー戦こそ大物エピカリス(UAEダービー2着)の前に4着と敗れたが、その後は負けなしの3連勝。後続につけた着差は、未勝利時が1馬身1/4、500万時が7馬身、前走の伏竜Sが4馬身と、圧勝続きで、ここも力は一枚抜けていそうな雰囲気だ。ただ、まだ手前の替えがぎこちなく、幼さが残る現状。またかなりの大型馬ゆえ、コーナーのきつい園田コースに対応できるかどうか。仮に今回も楽々とスルーするようなら、いよいよ目が離せなくなってくるのだが。
クイーンマンボ(牝3、栗東・角居)は、芝のデビュー戦こそ大敗したが、ダート替わりであっさりと2連勝。勝ちっぷりは豪快で、前走(阪神ダート1800m)の勝ちタイム1分51秒2もかなりのレベル。まだまだ底が知れない魅力がある。最終追いは先月末に栗東坂路で併せ馬を敢行し、結果僅かに遅れたものの、動きとしては及第点。好調キープのまま本番を迎えられそう。
タガノディグオ(牡3、栗東・宮)も、芝のデビュー1戦(16着)のみで見切りをつけ、矛先をダートへ。そこから8戦して2勝。1度も馬券圏を外さない安定ぶりで、どんなレースになろうとも自在に立ち回れる強みがある。暖かくなってきたことで動きにさらなる軽快さが生まれてきており、この中間も、坂路でびっしりと乗り込まれて、まず文句ない状態。当然、警戒が必要だろう。
■5月5日、船橋競馬場で交流重賞・かしわ記念(JpnI、ダ1600m)が開催される。本競走はJRA所属馬が6頭、迎え撃つ地方所属馬は4頭が出走予定だ。発走は16時40分。
コパノリッキー(牡7、栗東・村山)は、当レース3勝目、ならびに2010年のエスポワールシチー以来史上2頭目の連覇がかかる。昨今は成績が極端になってはいるものの、GI級8勝の実績は飛び抜けている存在で、スムーズな先行の型さえキチンと貫けるようならべらぼうな強さを発揮できる馬だ。今回、極端に絡んでくる馬はいなさそうなうえ、引き当てたのは絶好の最内1番枠。地方を知り尽くす武豊騎手の手腕も加われば、昨年同様の復活Vも十分あり得るはず。
ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂)は近5走すべてで2着と歯痒い結果が続いているが、ダートのトップ戦線で走り続けながら、もうかれこれ2年半近く掲示板から外れていないのは驚異的でもある。上記コパノのようなツボに嵌った際の爆発的な強さというものはないのかもしれないが、どんな条件になろうとも崩れない安定さはライバルらにはない何よりのウリだろう。中間稽古ではそう強い負荷はかけていない印象も、動きそのものは実にキビキビとしており、好調時に何ら遜色ないもの。かしわ記念は一昨年2着、昨年3着。3度目の正直に期待がかかる。
インカンテーション(牡7、栗東・羽月)は、2度の骨折から立ち直り、前走のマーチSで久々の美酒。57.5キロのハンデを背負いながら、器用な立ち回りを見せ、実力馬完全復活をアピールしている。やや折り合いに難のある部分はあるものの、ここはコパノがよどみのないペースを作ってくれそうで、レースがしやすそう。勝って0.5キロでも斤量が減るのもいい材料だ。中間は調教師自らが稽古をつけ、ウッドの長めや、下の悪い坂路でも上々の動きを披露。叩かれつつさらに良くなった印象だ。要警戒の1頭だろう。
モーニン(牡5、栗東・石坂)は、昨年のこのレースで1番人気に推されながら8着に完敗。それ以降、どうもリズムが悪い。連覇を狙ったフェブラリーSでも12着に敗退と、なかなか浮上のきっかけを掴めずにいる。ただ、稽古の動きは相変わらず絶品の域で、先月27日は重のウッドで長めを追われ6F85秒9-4F54秒8-1F13秒1(馬なり)、今月1日の最終追いでは坂路で4F51秒1-1F12秒2(馬なり)をマーク。体調面に不安は感じられない。久々のコンビ結成となるC.ルメール騎手の手腕で新味が引き出されるようならば。
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