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【今週の重賞】[NHKマイルC]カラクレナイ さらに上昇 [京都新聞杯]プラチナムバレット [新潟大賞典]サンデーウィザードなど

■5月7日、東京競馬場でNHKマイルC(GI、芝1600m)が行われる。

今年の3歳牝馬世代はハイレベルと言われており、ここでも桜花賞好走組が主力視されそう。まず注目は桜花賞4着のカラクレナイ(牝3、栗東・松下)か。2走前にフィリーズRを制し、続いて臨んだのが初のマイルとなる桜花賞。出遅れてしまったが慌てず後方で構えると、直線では力強い伸びを見せ勝ち馬に0秒2差まで迫った。力量は間違いなく世代上位で、併せての渋太さも別格。2度目のマイル戦なら慣れは見込めるし、初の東京戦でも勝ち負け必至だ。GI後の中3週だが、先週のウッドコース追いでは序盤から結構なペースで進むと、終いもしっかり伸びてみせた。さらに上昇を果たしているようだ。

アエロリット(牝3、美浦・菊沢)は、フェアリーS、クイーンCと関東のマイル重賞で連続2着。桜花賞では勝ち馬に0秒2差、4着カラクレナイにクビ差の5着だった。ジワジワとギアを上げるタイプで、いかにも東京の直線が合いそうなイメージ。長距離輸送のない地元関東のレースになるし、カラクレナイを逆転してのVは十分考えられる。中間は短期放牧でリフレッシュ。4月30日、帰厩後の初時計を出した。楽に流した程度で時計は平凡だが、体に無駄なところはなく牧場での乗り込みはしっかりやれていたようだ。態勢は整いつつある。

ジョーストリクトリ(牡3、栗東・清水久)は、アーリントンCで5着、ファルコンSで6着と重賞戦ではパンチを欠く走りが続いていたが、前走NZTでは好位のインでしっかり脚を溜め、混戦となった直線での叩き合いを制して勝利を収めた。展開がハマった感は否めないが、一瞬の切れ味と併せて渋太い勝負根性は一級品。東京、中京でそれぞれ1勝ずつを挙げており、今回の舞台を苦にすることはなさそうなだけに、上位進出の可能性は十分だ。使われ続けており、上積みは見込みづらいが調整メニューは順調にこなしている。いい意味での平行線と言えるだろう。

ボンセルヴィーソ(牡3、栗東・池添学)は、デイリー杯2歳Sで2着、朝日杯FSで3着、ファルコンSで2着、そして前走NZTで3着。勝ち切れないもどかしさは同居するものの、重賞戦線でスピードを武器に安定した走りを続けている点は大きく評価できる。GIで重賞初制覇というシーンがあってもいい。中間はここを目標に狂いのない調整が続いており、先週は準オープン馬をアオりにアオった。既に万全のデキにあり、輸送を控える今週は流す程度で大丈夫だろう。

“怪物”フランケル産駒のミスエルテ(牝3、栗東・池江)は、デビューから2連勝でファンタジーSを制覇。続いて牡馬相手の朝日杯FSへ果敢に挑み、4着と健闘を見せた。ぶっつけで臨んだ桜花賞は11着に沈んだが、渋った馬場がフィットしなかったよう。叩いての上積みはあるし、好コンディションでのレースが叶えば一気に巻き返してきても不思議はない。先週のウッドコース追いでは鞍上川田騎手の仕掛けに、鋭い反応を披露。良化は顕著だ。

■5月6日、京都競馬場で京都新聞杯(GII、芝2200m)が行われる。

プラチナムバレット(牡3、栗東・河内)は、高速決着となり、勝ち馬は次に皐月賞も制すアルアインだった毎日杯での4着が光る。続く前走、はなみずき賞では若葉Sでハナ差2着だった良血エクレアスパークルを封じて勝ち切っており、改めて力のあるところを示した。機動力と瞬発力を兼ね備えており、完成度は高い。主役視されて然るべき存在だ。中2週の競馬が続き、今回も中2週。疲れが気になるが、中間は騎手騎乗の併せ馬をこなせており、好調は維持できているよう。

サトノリュウガ(牡3、栗東・平田)は、休み明けかつ昇級初戦だった前走福寿草特別で巧みな立ち回りからエアウインザー、プラチナムバレットらを退け快勝。折り合えてしっかり終いの脚は使えるし、操縦性も高い。脚力は確かだし、ハイレベルな競馬センスの持ち主でもある。重賞でもさっそく勝ち負けできるはず。脚元不安で弥生賞を見送る一頓挫があったが、その後はしっかり乗り込まれており、負荷も十分。4カ月ぶりだが、いい態勢にある。

サトノクロニクル(牡3、栗東・池江)は、2015年に京都新聞杯を制し日本ダービーでは2着に入ったサトノラーゼンの半弟。500万条件への昇級戦だった前走水仙賞は2着に終わったが、逃げた相手が楽に押し切る展開に泣いた感があった。決め手が強烈なだけに、京都コースに替われば重賞でも通用しそう。中間は古馬と濃密なスパーリングを繰り広げており、2カ月半ぶりを思わせない雰囲気。あとひと追いで万全のデキに仕上がってくるだろう。

■5月7日、新潟競馬場で新潟大賞典(GIII、芝2000m)が行われる。

サンデーウィザード(牡5、栗東・大久保)は、今年1月に1000万条件、2月に準オープンと連勝し、昇級初戦だった前走の福島民報杯でさっそく3着に入った。その前走は小回り福島で先行組が1着、2着となったなか、後方から動いていって押し上げたもの。勝ち馬に0秒2差というタイム差以上の価値はあった内容で、重賞でも互角にやれるメドは立った。走りやすい新潟コースに替わり、前走から据え置きのハンデ55キロならば首位争い濃厚だ。福島遠征後、中2週で新潟遠征になるが、この中間コースでしっかり時計を出せている。休みなく走っており、上積みはどうかも、一連の好調キープと見ていい。

メートルダール(牡4、美浦・戸田)は、昨年前半に京成杯で3着、共同通信杯で3着、白百合Sで2着の実績がある。その後順調に勝ち進み、前走で条件クラスを卒業。今回がオープン入り初戦となるが、典型的な“昇級は形だけ”のケースだろう。今回は2カ月半ぶりだが、前走も3カ月ぶりで快勝しているように久々は苦にならないタイプ。ハンデ55キロも恵まれた感があり、さっそく勝ち負けになりそうだ。調整は順調そのもので、先週は美浦ウッドコースで1秒以上先に行かせた相手に併入。ほぼ万全の仕上がりか。

フルーキー(牡7、栗東・角居)は、昨年このレースで57.5キロを背負い2着の実績がある。2走前の小倉大賞典で6着、前走金鯱賞で15着と近況冴えないが、復調さえ果たしていれば上位争いに加わってきていい存在だ。中間は坂路とコースを併用し、入念な調整が続いている。和田騎手が跨った1週前追いでは、気合い乗り十分の姿を見せ好タイムをマーク。上昇ムードにある。

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