新潟重賞3勝のパッションダンスが引退

2016年の新潟大賞典（GIII、芝2000m）などを勝ったパッションダンス（牡9、栗東・友道）が17日付けで競走馬登録を抹消し、現役引退となることがJRAの発表で明らかとなった。なお、今後は北海道苫小牧市にあるノーザンホースパークで乗馬となる予定。

同馬は、2006年のローズSなど牝馬重賞で4勝をあげたアドマイヤキッスの半弟。2011年2月の3歳新馬戦でデビュー勝ちを飾ると、翌2012年の夏場から年末までにかけて3連勝を達成し、条件クラスに別れを告げた。その後は重賞ばかりを使われ、2013年と2016年の新潟大賞典を制したほか、2015年の新潟記念（GIII、芝2000m）も勝利と、新潟コースに抜群の適性を見せた。なお、2016年の鳴尾記念（4着）後に、放牧先で後肢骨折を発症。手術は成功したものの、結果的にレースに復帰することなく、そのまま引退という形となった。

▽【パッションダンス】
父ディープインパクト
母キッスパシオン
母父ジェイドロバリー
通算22戦7勝

《重賞勝鞍》
2016年　新潟大賞典（GIII）
2015年　新潟記念（GIII）
2013年　新潟大賞典（GIII）

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