おしらせ
【先週のお別れ】いとこキタサンブラックの良血&ヤマニンゼファーと同郷の素質馬が登録抹消
[5月11日抹消]
アドマイヤフライト(牡8、栗東・梅田)
通算成績
33戦5勝
北海道浦河町にある辻牧場の出で、父はマンハッタンカフェ。きょうだいに目立った活躍馬はいないものの、母アドマイヤキセキの半妹にシュガーハートがおり、その仔キタサンブラックは今や押しも押されもせぬ現役最強馬。また、祖母オトメゴコロの妹には1995年のオークスで12人気4着(勝ち馬ダンスパートナー)したオトメノイノリがいる。栗東・梅田智之厩舎の所属で、2012年1月にデビュー。本年5月に行われたメトロポリタンS(右前肢跛行発症で競走中止)までの全33戦で5勝の成績を残した。
競走馬として本格化を遂げたのは4歳シーズンとなる2013年で、1月の500万戦から僅か1カ月半あまりで条件戦3連勝を達成。なかでも2月の御堂筋Sでは、のちにキタサンブラックと天皇賞・春でタイム差なしの大接戦を繰り広げるカレンミロティックを撃破した。また、同年末のオリオンSにおいては、その数走後に目黒記念を勝つことになるマイネルメダリストらを退けるなど、非常に高いポテンシャルを発揮。オープンクラスに上がってもそれは変わらず、日経新春杯で2年連続好走(2014年2着、2015年3着)を果たしたほか、札幌の丹頂Sで2着するなど、中長距離戦で長きに渡って存在感を示した馬だった。
[5月11日抹消]
ヤマニンボワラクテ(セ6、栗東・松永幹)
通算成績
29戦5勝
16日に29歳大往生を遂げたヤマニンゼファー(天皇賞・秋、安田記念連覇)と同じ錦岡牧場(北海道新冠町)の出。ゼファーがまだ若かりし頃の田中勝騎手や柴田善騎手にGI初勝利をプレゼントし、両者の飛躍への橋かけとなったように、本馬も、29戦で7割近くの手綱を握ったルーキー・藤懸貴志騎手を成長させた存在といって良く、全5勝を分かち合っている。
その中身も興味深く、キャリア4戦目の未勝利戦では17頭中15番人気の低評価を覆し3着に入線。3連単98万馬券の波乱を演出すると、これが契機となったか、次走あっさりと勝利。続く昇級戦でシンガリ負けの大敗を喫したかと思えば、同年10月の500万条件戦では10番人気ながら後続に3馬身半の差をつける圧勝劇と、まさに人生の浮き沈みを表現するかのよう。この頃よりファンもこの馬の実力を認めはじめたようで、人気サイドに推されることが多くなり、馬も馬でそれに応えるかのように堅実な走りを披露するように。2015年11月のフルーツラインCでは4頭同タイムの接戦を制すと、明け2016年1月の迎春Sでは素質馬レアリスタやスティーグリッツなどを下し優勝。ちなみにこの勝利が藤懸騎手の通算50勝となり、斤量恩恵が2キロ減から1キロ減へ。一人前と呼ばれる100勝到達への足掛かり的1勝となっている。
結果的にオープンクラスで連対することはなかったが、重賞初挑戦となったAJCCで勝ち馬ディサイファに0秒3差5着。続く中日新聞杯でもサトノノブレスに0秒2差4着と好走したように、タイミングひとつ噛みあえばタイトルひとつは手に入っていいぐらいの力は有していたように思う。また余談だが、藤懸騎手とのコンビで七夕賞(ボワラクテ=天の川)出走を果たしたのはいい思い出だろう。
当馬はすでに新天地・東関東馬事専門学校に入厩済み。若き未来のホースマンたちを背中に跨らせ、その育成に汗を流しているとのことだ。
5月8日?5月14日までの登録抹消は他117頭。
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