【今週の新馬戦・注目馬】いよいよ新馬戦がスタート！

■6月3日、東京競馬第5R・メイクデビュー東京（新馬、芝1400m）でブショウ（牡2、美浦・尾関）が鞍上田辺騎手の手綱でデビュー戦を迎える。父はダイワメジャー、母はドイツの芝重賞勝ち馬だ。早期デビューを念頭に4月下旬から入念に乗り込まれており先週は坂路で3歳馬と、今週はウッドコースで古馬1000万下と互角の動きを見せ仕上がりは申し分ない。口向きの悪さを見せるなど若さは感じさせるが、前向きな気性はいかにも新馬向きだろう。

また、このレースでは近親にシンザン記念を勝ったロジクライがいるビリーバー（牝2、美浦・石毛）もデビューする。父はこの2歳世代がファーストクロップとなるドバイワールドC勝ち馬モンテロッソ。最終追いでは同じレースでデビューする僚馬ロデオチャームを置き去りにしており、軽快さは強調できるレベルだ。

▽【ブショウ】
父ダイワメジャー
母セルキス
母父Monsun
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　2名
指名コスト【83】

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▽【ビリーバー】
父モンテロッソ
母デイドリーマー
母父ネオユニヴァース
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　1名
指名コスト【48】

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■同じく6月3日の阪神競馬第5R・メイクデビュー阪神（新馬、芝1600m）に登場するのがアメイジングセンス（牡2、栗東・角田）だ。中間に好時計を連発。特に1週前追いでは武豊騎手（レースでも騎乗予定）が手綱を握り、栗東ウッドで6F81秒3-4F50秒9-1F12秒2（一杯）を叩き出す圧巻の内容を披露している。下のぬかるんだ馬場コンディションのなか、まだまだ未完成の2歳馬がこの数字を叩き出すのだから大したもの。父がハーツクライで、母系を辿れば米GI4勝のファミリースタイルに行き着くしっかりとした血統構成だけに先々まで楽しめる1頭となるかもしれない。

このレースではケイアイノーテック（牡2、栗東・平田）も初陣を迎える。父がディープインパクトで、母は軽快なスピードを武器にカペラS、プロキオンSのダート2重賞を制したケイアイガーベラ。その持ち味を息子もしかと受け継いでいるようで、5月24日の追い切りでは福永騎手を背に栗東坂路4F54秒7-1F12秒8（一杯）を計時し、併せた準オープン馬エマノンにきっちり1馬身の先着。31日の最終追いではさらに動きが良くなり、坂路52秒2-1F12秒5（強め）と、まず文句なしの域だ。母系は完全に米国のダート血統だが、英国で走っている1つ上の全兄（フィアスインパクト）同様、走りそのものは見るからに芝向き。初戦から動いてきて何ら不思議はないだろう。鞍上は福永騎手を予定。

▽【アメイジングセンス】
父ハーツクライ
母ヴォルドニュイ
母父Sky Mesa
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　38名
指名コスト【56】

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▽【ケイアイノーテック】
父ディープインパクト
母ケイアイガーベラ
母父Smarty Jones
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　12名
指名コスト【81】

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■6月4日、東京競馬第5R・メイクデビュー東京（新馬、芝1600m）でサトノオンリーワン（牡2、美浦・堀）が初陣を迎える。父ディープインパクト、母は米で準重賞など3勝。全兄にここまで中央3勝、2歳時に東京スポーツ杯2歳Sで3着に入ったソールインパクトがいるという血統背景で、昨年のセレクトセール1歳セッションで1億2500万円で落札されている。初時計は5月4日で、以来坂路とコースを併用し順調過ぎるほどに乗り込まれている。素軽さが目立ち、いかにも芝での瞬発力勝負で力を発揮しそうな印象。馬体も緩みなく仕上がり切っているようで、勝ち負けに期待していいだろう。鞍上には“マジックマン”J.モレイラを配してきた。

また、このレースではシゲルジャンボイモ（牡2、美浦・武藤）もデビューを果たす。父はファーストクロップで皐月賞3着のダンビュライト、毎日杯で3着に入ったキセキらを送り出したルーラーシップ。祖母は中央5勝のマルカサワヤカで、その全弟にはマイルCSなどGIを3勝したデュランダルがいる。入厩当初は動きが鈍かったが、先週併せ馬で気合いを入れられたのが良かったか、今週はウッドコースでスパッと切れてみせた。力を出せるレースになりそう。鞍上は吉田隼騎手が務める。

▽【サトノオンリーワン】
父ディープインパクト
母クリームオンリー
母父Exchange Rate
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　144名
指名コスト【100】

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▽【シゲルジャンボイモ】
父ルーラーシップ
母サワヤカブラン
母父クロフネ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　4名
指名コスト【44】

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■同じく4日、阪神競馬第5R・メイクデビュー阪神（新馬、芝1400m）の注目株は、新種牡馬ノヴェリスト産駒のヴァイザー（牡2、栗東・高橋亮）。叔父にダート重賞4勝のランフォルセや、芝ダート問わず重賞6勝をあげたノーザンリバーがおり、いとこには2009年の日本ダービー馬ロジユニヴァースの名も。また、これまでにデビューした上のきょうだいらはすべて勝ち上がっており、母ヴァイスハイトの仔出しの良さも特筆すべき点だ。なお、この中間はたっぷりと乗り込めていて、5月19日には太宰騎手を、25日には北村友騎手を背にウッドで軽快な動きを披露。自らハミをグイとひっぱり前へ前へと行こうとする前進気勢は大いに評価したい。手綱は北村友騎手が握る。

このレースにはステイゴールド産駒のマイネルエメ（牡2、栗東・宮）もスタンバイ。母はアイビスサマーD勝ちなど快速で慣らしたケイティラブで、その兄には藤田伸二騎手を背にきさらぎ賞を勝ったマイネルブルック、近親にはダート重賞ガーネットSを連覇するなどしたビーマイナカヤマらが名を連ねている。上のきょうだいらは走っていないが、稽古での力感溢れる走りを見るに、かなり奥が深そうな雰囲気で、5月31日の最終追いは3歳500万馬を相手に栗東坂路で4F54秒ジャスト、終い1Fは12秒8（一杯）を計時。脚取りは実にしっかりとしており、息持ちもしっかりとしているよう。初戦からいい走りに期待ができるのではないか。

▽【ヴァイザー】
父ノヴェリスト
母ヴァイスハイト
母父アドマイヤベガ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　15名
指名コスト【66】

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▽【マイネルエメ】
父ステイゴールド
母ケイティラブ
母父スキャン
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　4名
指名コスト【62】

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