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安田記念などGIを2勝 アドマイヤコジーン死す

写真は2011年に繋養先の牧場で撮影したもの。競走馬としても、種馬としても一流の成績を残した、芦毛の名馬だった。

2002年の安田記念(GI、芝1600m)などを制したアドマイヤコジーンが、6月6日に死亡したことが明らかとなった。死因は大動脈破裂。21歳だった。

同馬は1998年10月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると続く東京スポーツ杯3歳S(GIII、芝1800m)で重賞初勝利。そして同年12月、現在の朝日杯FSにあたる朝日杯3歳S(GI、芝1600m)を制しGIウィナーとなった。当然クラシックでの活躍も期待されたが、翌1999年1月に骨折が判明。1年7カ月に及ぶ長期休養を余儀なくされる。2000年7月に復帰した後、順調にレースへ出走はするもののしばらく勝ち鞍に恵まれなかったが、2002年1月に東京新聞杯(GIII、芝1600m)を勝ち3年1カ月ぶりに美酒を味わった。そして同年6月には安田記念を制覇。

同年12月の香港マイル(4着)を最後に引退し、種牡馬入り。ファーストクロップだったアストンマーチャンがGI馬となり、以降もマジンプロスパーやスノードラゴンなど短距離での活躍馬を多数送り出し、現在まで種牡馬生活を続けていた。

▽【アドマイヤコジーン】
父Cozzene
母アドマイヤマカディ
母父ノーザンテースト
通算23戦6勝(うち海外1戦0勝)

《重賞勝鞍》
2002年 安田記念(GI)
1999年 朝日杯3歳S(GI)
2002年 阪急杯(GIII)
2002年 東京新聞杯(GIII)
1999年 東京スポーツ杯3歳S(GIII)

※国際格付け以前の独自グレード。

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