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【今週の重賞】[エプソムC]アストラエンブレム 1週前に猛時計[マーメイドS]マキシマムドパリなど

■6月11日、東京競馬場でエプソムC(GIII、芝1800m)が行われる。

アストラエンブレム(牡4、美浦・小島茂)は、サウジアラビアロイヤルCで3着、シンザン記念でクビ+クビ+ハナ差の4着、NZTで0秒1差の4着と同世代相手に好内容の走りを見せてきた。古馬を相手にしても1000万級、準オープンをそれぞれ一発でクリア。3走前京都金杯で4着とさっそく古馬オープン戦線でのメドを立てると、2走前の大阪城Sで勝利を収め、秋華賞馬を母に持つ良血馬が、いよいよタイトルに手が届くところまでに充実してきてきた印象だ。前走はタイセイサミットの2着に敗れたが、相手は斤量で2.5キロ軽かったし、前残りの展開に泣いた面もある。別定のここでリベンジしたい。中2週になるが、中間の初時計だった6月3日の美浦坂路追いで4F50秒8(強め)の猛時計。2カ月半ぶりの前走を叩かれた上積みは大だ。

タイセイサミット(牡4、栗東・矢作)は、オープン昇級初戦だった前走メイSで前々の競馬から勝利を掴んだ。54キロとハンデに恵まれた感はあるものの、2カ月半ぶりのレースだったし強いメンバー相手に正攻法で勝負強さを見せた内容は大いに評価していいだろう。3歳春には弥生賞でマカヒキに0秒2差の4着、毎日杯では0秒3差3着と素質の片鱗を感じさせていた馬が本格化の兆しを見せており、斤量は増えるがここであっさりタイトル奪取というシーンまで。これまでは一戦ごとの消耗が大きく、間隔を詰めて使えなかったが、今回中2週での臨戦と体質面の進境もありそうだ。

フルーキー(牡7、栗東・角居)は、過去2年このレースに参戦しており一昨年4着、昨年は58キロを背負って2着とこの舞台を得意としている。詰めの甘さは同居するものの、前走の新潟大賞典では上がり最速をマークしたように終いの脚を堅実に使ってくるタイプ。流れが向けば、2つ目の重賞タイトルに手が届くシーンまであっていいだろう。前走後は厩舎に置かれ、週3本ペースで15-15を消化と、入念過ぎるほどの調整が施されている。その甲斐あってか、近2本のコース追いでは格別の弾けっぷりを披露。休み明けを1回使われ、絶好の状態へと仕上がりつつある。

マイネルミラノ(牡7、美浦・相沢)は、昨年の3着馬だ。その後函館記念で重賞初勝利、前走福島民報杯では57.5キロを背負って勝ち2勝を上積み。地力を更に増してきた印象がある。今回58キロの克服がカギにはなるが、マイペースで運べれば上位争いに加わってくるだろう。短期放牧からの帰厩後、すぐに速い時計をマーク。先週も外を回ったコース追いで好タイムを出せており、勝った前走時と同じかそれ以上のいい状態にありそうだ。

クラリティスカイ(牡5、美浦・斎藤誠)は、2015年のNHKマイルC覇者。その後不振が続いていたが、転厩が刺激になったか、昨秋あたりから徐々に復調気配を見せている。4走前の中山金杯で2着、2走前小倉大賞典で3着、前走メイSで3着と、いずれもハンデ57.5キロを課せられたレースだったが好走。定量56キロで走れる今回、NHKマイルC以来久々のVとなるか。中2週だが、6月4日にコースで軽快に脚を伸ばしており3カ月ぶりで好走した反動はなさそうだ。一定の上積みを見込んでいい。

デンコウアンジュ(牝4、栗東・荒川)は、前走のGIヴィクトリアマイルで11番人気という評価だったが、メンバー最速タイの豪脚を繰り出し2着に激走した。2歳時にはアルテミスSでメジャーエンブレムを撃破したこともあるし、東京ならやはり走る。安田記念は登録だけに留め、相手関係で楽なこちらに。ガサがないだけに、安田記念の斤量56キロより、今回の54キロで走れるのも魅力ということだろう。距離延長の一戦となるが、ローズSで4着、2走前の福島牝馬Sでも4着に入っており大きな割り引き材料ではない。中間は終いだけ重点ではあるが、速い時計を3本出せており順調。高いレベルの好調維持だ。

ダッシングブレイズ(牡5、栗東・吉村)も安田記念を見送り、こちらに回ってきた。これまでほぼ一貫してマイルで使われてきたが、鋭い決め手が持ち味なだけに東京戦ならこの距離でもやれそう。近2走は8着、7着だがマイラーズCは行き脚が付かなかったところにスローで前が止まらず、前走京王杯SCは大外枠に泣いた。追走に手間取る面が出てきており、その点でも距離延長は吉と出るかも。調子そのものは悪くなく、この中間も軽快に動いている。スムーズなら上位食い込みの可能性十分。

■6月11日、阪神競馬場でマーメイドS(GIII、芝2000m)が行われる。

マキシマムドパリ(牝5、栗東・松元)は、一昨年の秋華賞で3着。その後も堅実に走り、今年1月の愛知杯で重賞を初制覇した。牝馬同士なら大威張りできる力量馬だ。前走は13着に沈んだが、直線で進路を塞がれる大きな不利があり度外視できる。舞台は【2.2.1.2】と相性のいい阪神芝コースだし、ハンデ55キロもまだ恵まれた感はある。勝ち負けに期待していい。3カ月ぶりになるが、帰厩後の乗り込みは順調で先週栗東坂路4F51秒9(一杯)をマーク。さっそく力をフルに出せそう。

トーセンビクトリー(牝5、栗東・角居)は、母トゥザヴィクトリーの良血馬。休みがちで、気性面の難しさもあり出世に時間を要したが、積極的なレース運びが板に付いてきており2走前の中山牝馬Sで重賞初勝利を果たした。前走の阪神牝馬Sは1秒1差の6着と冴えなかったが、マイルの流れに乗り切れず、道悪も響いたよう。距離は本来今回ぐらいがベストで、好コンディションでレースがやれれば即巻き返していい。調整はいささか急ピッチだが、先週ウッドコースで追走先着を果たしており、これだけ動ければ問題ないだろう。ただしハンデ56キロはやや見込まれた印象。

アースライズ(牝5、栗東・矢作)は、3歳時にオークスで4着。4歳シーズンの昨年前半には愛知杯で3着、福島牝馬Sで4着に入るなどの実績を残した。その後脚部不安により10カ月半の休養を余儀なくされ、今年3月の1000万条件戦で復帰。そこまで攻め込んでおらず、プラス20キロという馬体重は成長分を考えても重かったがブランクをものともせず勝ち、条件レベルでは力が違うことを見せ付けた。今回、格上挑戦となるがいわゆる“形だけ”。3カ月ぶりになるが、前回に比べればマシだし、攻めでもいい動き。ハンデ54キロなら、Vチャンス十分だ。

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