【地方競馬トピックス】本日、川崎で交流重賞・関東オークス　発走は20時10分！

■6月12日、岐阜県地方競馬組合は、2018年度組合職員募集の告知を行なった。今回の募集では事務職員を若干名採用するとのことで、選考には、教養試験や事務適性検査、作文、面接などが課せられる。申し込み受付は2017年7月3日?同年7月31日まで。

※応募詳細は笠松けいば公式HP（岐阜県地方競馬組合職員募集のお知らせ）でご確認下さい（外部に接続されます）。

■6月14日、川崎競馬場で交流重賞・関東オークス（JpnII、ダ2100m）が開催される。本競走はJRA所属馬が4頭、迎え撃つ地方所属馬は9頭が出走予定だ。発走は20時10分。

クイーンマンボ（牝3、栗東・角居）は、芝のデビュー戦で14着に大敗するも、ダート替わりで2連勝。前々で競馬ができ、かつ追ってからも実にしっかりしているのが特徴で、前走の地方交流重賞・兵庫CSでは強豪牡馬を相手に3着と奮戦した。上位2頭には完敗だったが、中央で3連勝していた1番人気リゾネーター、全日本2歳優駿2着のシゲルコングらには大きく先着しており、しかと力は示している。なお、中間過程も至って順調のようで、1週前に宝塚記念出走予定のシャケトラと併せて遜色ない動き。タイムも馬なりままウッド6F84秒9-4F51秒9-1F11秒8と文句なしだ。11日日曜日にも坂路でビシッとやられ、きっちり態勢が整ったよう。ここは牝馬限定戦、加えて鞍上にC.ルメール騎手とくれば、期待するなという方がおかしな話。スムーズであればまず首位は揺るがないのでは。

サクレエクスプレス（牝3、美浦・加藤征）は、2走前（初ダート）に、1000m通過61秒後半の速い流れを好位から楽々と押し切る秀逸の内容を見せた。前走のような時計の出る脚抜きのいい馬場にはまだ課題があるも、父クロフネ、母ビーポジティブ、近親にトゥザヴィクトリー＆サイレントディールと、血統構成は魅力に溢れており、奥の深さは相当なモノがありそうだ。中間稽古ではハツラツとした動きを披露しているだけに、現状持ち得るだけの力は発揮できそうで、武豊騎手の捌き次第では上位争いに加わってきて何ら不思議はない。

ディープインパクト産駒のアンジュデジール（牝3、栗東・昆）にも注目。前走、平場の500万条件戦（東京ダ1600m）を好位追走から直線あっさりと抜け出し、2着馬に3馬身半の差をつける圧巻の内容を披露した。まだ走りにはぎこちなさが残るし、小回りよりは広いコース向きの印象だが、ダート適性は相当に高そうで、スケールの大きさは上記2頭に何ら見劣らない。なお、サクレとは違いこちらは一雨降って馬場が締まった方がいいタイプ。時計勝負になるようなら、十分勝ち負け争いに加わってきそう。

地方勢ではアップトゥユー（牝3、川崎・佐々木仁）か。門別在籍時に、川崎のローレル賞で6馬身差の圧勝を飾っており、コース適性に不足なし。稽古の動きもいいようで、現状持ち得るだけのものは発揮してくるはずだ。その気になればハナを奪い主導権を握れるメンバー構成。突かれることなく、スムーズに運べるようなら残り目があっていいのでは。

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