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【今週の重賞】[CBC賞]メラグラーナ 好コンディションなら反撃[NIKKEI賞]サトノクロニクル 目下絶好調

■7月2日、中京競馬場でCBC賞(GIII、芝1200m)が行われる。

メラグラーナ(牝5、栗東・池添学)は、オープン昇級2戦目のラピスラズリSを快勝し、続くオーシャンSでは重賞初勝利を挙げた。南半球産の素質馬がいよいよ本格化を果たした印象があり、ゆえに前走高松宮記念では3番人気に推されたが、そこでは10着に終わっている。初GIで力が及ばなかったというよりは、単純に稍重馬場がフィットしなかったか。重馬場の京阪杯でも大敗を喫しており、馬場状態にパフォーマンスが大きく左右される点は今後の課題として、開幕週の好コンディションなら巻き返していい。ハンデ55キロは妥当な線だろう。帰厩後の初時計で栗東坂路52秒6(馬なり)と、好時計をマーク。牧場でしっかり仕上げられたようで、さっそく力を出せそうな雰囲気だ。

アリンナ(牝3、栗東・松元)は、前走の葵Sで2馬身差の逃げ切り勝ち。オープン昇級後足踏みが続いていたが、距離短縮が良かったようで大きな変わり身を見せた。現状は1200mがベストのよう。坂のある中京コースがどうかだが、ハンデ50キロなら互角以上の走りがあっていいだろう。中間はコースと坂路を併用し順調に乗り込まれている。先週は風雨で走りにくいコンディションだったが、余力十分に素軽い伸びを見せており、前走時より状態を上げているようだ。

シャイニングレイ(牡5、栗東・高野)は、屈腱炎により2年間という長期休養を余儀なくされた馬。今年3月に復帰し、最初の2走は力を出せなかったが復帰3戦目だった前走安土城Sで軽快な行きっぷりを見せ快勝を収めている。2歳時に2000mのGIIを勝ったが、前走の走りを見る限り現状このぐらいの距離がいいようだ。前走の反動はなく、短期放牧を挟んでの動きは上々。精神的に落ち着いており、鞍上とのコンタクトがしっかり取れているのも好感が持てる。ハンデは前走から1キロ増えて56キロとなるが、大型なだけにそこまで気にしなくていい。

スノードラゴン(牡9、美浦・高木)は、2014年のスプリンターズS覇者。その後勝ち鞍はないが、昨年のスプリンターズSで0秒1差5着、59キロを背負った前走の交流重賞で3着などいまだ力量は保っているよう。ハンデ58キロは楽ではないとは言え、まだ見限れない。北海道遠征から中2週だが、先週速い時計を出せており2カ月半ぶりの前走を使われての上積みは大きそう

エイシンスパルタン(牡6、栗東・藤岡)は、5カ月半の休み明けだった昨秋スワンSで3着、続く京阪杯は大外だったが2着と重賞戦線で健闘。前走阪神Cは疲れがあったか行き脚が付かず、それで0秒5差8着なら悪くない。ハンデ56キロは恵まれた印象があるし、リフレッシュした今回、巻き返してくる可能性は十分にある。2週前に栗東坂路49秒1(強め)という超抜時計を余力を残しマーク。気配は絶好と言える。

■7月2日、福島競馬場でラジオNIKKEI賞(GIII、芝1800m)が行われる。

サトノクロニクル(牡3、栗東・池江)は、京都新聞杯でアタマ差の2着などここまですべてのレースで連対を果たしている。登録していた日本ダービーは補欠1番手で除外となったが、その鬱憤を前日の白百合S制覇で晴らした。詰めの甘さは同居するものの、自在性のある脚質は大きな武器。ここまでの実績はメンバー随一で、トップハンデとなる斤量57キロは妥当な線だろう。1週前は実戦想定の3頭併せで鋭い切れ味を披露。休み明けを2回使われ、目下絶好調だ。

クリアザトラック(牡3、栗東・角居)は、デビュー3戦目の500万条件戦を勝利し、2勝目をゲット。そこで破ったのは後に京都新聞杯を制すプラチナムバレットだった。2カ月半ぶりの前走は古馬相手の1000万条件で、スローペースのなか好位の外でなだめられると、ラストでしっかり脚を爆発させて勝利を収めている。前々で立ち回れる競馬センスが強みで、今回の条件は歓迎。ハンデ56キロは恵まれた印象で、関東への輸送も前走でなんなくクリアしており、勝ち負け争いにまず加わってきそうだ。前走から中2週だが、しっかり稽古をこなしている点は好感。一定の上積みを見込める。

ライジングリーズン(牝3、美浦・奥村武)は、新馬戦、フェアリーS、アネモネSと中山マイルで3勝。フェアリーSでは16頭立ての15番枠スタートながら後のGI馬アエロリットを撃破している。地力はもちろんだが、“トリッキー”とされるコースで勝ち切るレース巧者ぶりにも注目。福島は初参戦となるが、動きたい時に動ける機動力を武器になんなくこなしそう。実績から実質トップタイの55キロを課せられるのは致し方ないか。3カ月ぶりを考えれば、稽古の負荷がやや軽い感があるが仕上がりは早い馬。順調に気配を上げており、今週のひと追いで仕上がってくるだろう。

セダブリランテス(牡3、美浦・手塚)は、昨年12月にダートの新馬戦勝ち。その後骨折で半年弱の休養を取り、前走新潟芝の500万特別が復帰戦だった。楽ではない条件だったが、好位から早めに抜け出す正攻法を取り、最後は手綱を緩める余裕を見せて快勝。500万レベルでは力が違った印象で、ハンデ54キロなら重賞でも即通用の雰囲気が漂う。久々の一戦を強い内容で勝った後だが、余力を残してのもので反動は少なかったらしく、この中間はウッドコースで豪快な動きを披露。上積みは大きい。

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