【先週のお別れ】近親グラスワンダーの素質馬、叔父デュランダルの巨漢馬が登録抹消に

[6月29日抹消]
ピースオブジャパン（牡5、栗東・宮）
通算成績
25戦3勝

本馬は北海道日高町にある中原牧場の生まれ。ダイワメジャー4世代目の産駒にあたり、中央で5勝をあげた母マイティーカラーの6番仔となる。きょうだいらに目立った活躍馬はいないものの、祖母ジョディーディアのいとこに有馬記念連覇などGI4勝のグラスワンダーや、ダイアナHなど米GI2勝のワンダーアゲイン（Wonder Again）、現重賞4勝のディサイファらの名が見える。所属先は短距離王コパノリチャードを手掛けたことで知られる栗東の宮徹厩舎。

デビューは今から遡ることちょうど3年前、2014年7月2週目の中京戦。中団追走から渋太く脚を伸ばし少差3着に奮戦、早々にメドを立てた……かに思われたが、初白星を掴むまでには、そこからなんと16戦、約1年1カ月ほどの時間を要することとなる。ただ、好位差しの取り口は実に安定味があり、ここまでの全17戦中、12度で掲示板を確保する走りを披露。上のクラスに上がってもそれは変わらず、500万条件で6着→2着→1着、1000万条件も7着→4着→1着、準OPでも6着→3着→2着と、走るごとにメキメキと力をつけ、着実に階段を駆け上がっていった馬だった。が、2016年4月末の下鴨S後に休養に入ったまま、ここまで音沙汰なし。体調が戻らなかったのだろうか、残念ながらこのたび中央登録抹消となっている。

なお、本馬の半弟にあたるマイティーカラーの15が、【UMAJIN POG 2017-2018】の地獄モードで選択可能となっている。貴重なタートルボウル産駒で、気になるコストは【47】。あなたの指名馬候補の1頭として下記からぜひチェックしてみてほしい。

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[6月29日抹消]
エノラブエナ（牡6、栗東・宮本）
通算成績
24戦4勝

母はスプリンターズSなどGIを3勝したデュランダルの全姉にあたるマルカサワヤカで、中央の芝短距離で5勝。その母にシンボリクリスエスをかけ合わせて産まれたのが、本馬エノラブエナとなる。2012年のセレクトセール1歳馬セッションにおいて名古屋友豊株式会社が1700万円で落札、同社の持ち馬としてのち栗東の宮本博厩舎で管理された。

中央での成績は24戦して4勝。掲示板を確保したのは18度にのぼったが、大きな馬体（デビュー時572キロ）を持て余すような走りが目立ち、あと一手足りない歯がゆい内容も多かった。

とはいえ、それでも2014年12月末から翌年4月末までに3連勝を達成し、能力の非凡さをアピール。直後に重賞の平安Sに挑み、勝ち馬インカンテーション以下、クリノスターオー、ローマンレジェンド、ナムラビクター、アジアエクスプレス、サウンドトゥルー、ニホンピロアワーズ、アスカノロマンらそうそうたる面々とそう大差ない走りを繰り広げるにまで至っている。ただ、2015年夏前に準オープンへ降級となってからは、本命視されることがほとんどでも、勝つまでには及ばず。2016年4月の梅田S（1人気9着）を最後に足元の不安から長期休養へ入ったが、残念ながら復帰叶わず、志なかばでの中央登録抹消となった。

なお、短距離王ロードカナロアを父に持つ本馬の半弟マルカサワヤカの15が、【UMAJIN POG 2017-2018】の地獄モードで選択可能となっている。気になるコストは【65】。兄以上の活躍を期待し、あなたの指名馬候補の1頭として下記からぜひチェックしてみてほしい。

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6月26日?7月2日までの登録抹消は他89頭。

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