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【今週の重賞】[七夕賞]ゼーヴィント 主役は譲れない[プロキオンS]カフジテイク 海外帰り感じさせず順調

■7月9日、福島競馬場で七夕賞(GIII、芝2000m)が行われる。

ゼーヴィント(牡4、美浦・木村)は、昨年のラジオNIKKEI賞で重賞初制覇。昨年秋はセントライト記念、福島記念で続けて2着に入り、今年のAJCCでも2着に入った。詰めの甘さは同居するが、地力と自在性はメンバー最上位。GIIで2着がありながら57キロは恵まれた感があり、主役の座は譲れないところだ。脚元に不安があり、5カ月半と休みは長くなったが6月上旬の乗り込み再開後からは順調に来ている。2週前に併せ馬で負荷を掛けられたのが奏功してか、先週は美浦ウッドコースで6F78秒台の猛時計をマーク。自分の力を出せそうな状態に仕上がりつつある。

ヴォージュ(牡4、栗東・西村)は、安定した先行力を武器に2000m戦では崩れず走っている。5月に京都2000mの下鴨Sを勝つとクラス再編を挟んだ前走、東京2000mのジューンSも勝ち準オープンを2連勝。その前走はプロディガルサン、トーセンマタコイヤらかなり骨っぽいメンバーが揃っていたところを正攻法で勝ち切ったもので、今回重賞初挑戦となるが、ハンデ55キロなら即勝ち負けがあっていい。福島は初だが、脚質から考えればむしろこの舞台設定は歓迎だ。中2週で福島遠征になるが、7月2日にコースで15-15を消化できている点は好感。大幅上積みはどうかも、一連の好調は維持だろう。

マイネルフロスト(牡6、美浦・高木)は、2番手で進んだ2走前の新潟大賞典で2キロ軽かった勝ち馬にハナ差の2着。前走鳴尾記念では3番手から0秒3差3着と、前々の取り口が板に付いてきた感があり、安定した走りを見せている。福島では同じ2000mの福島民報杯を勝っており、脚質からも走りやすいコースなのは間違いないだろう。中間は軽めの負荷ながら豪快な伸びを見せており、長期休養明けを2回使われ大きく上昇しているようだ。

すみれS勝ちや京都記念2着、ステイヤーズSでの4着など、長めの距離で強さを発揮してきたスズカデヴィアス(牡6、栗東・橋田)だが、今年1月の白富士Sで久々に勝ち、続く金鯱賞で0秒2差3着、前走鳴尾記念で0秒3差4着に入るなど現状はこの距離で差す形がいいようだ。小回り福島で、条件的には楽ではないが前が止まる流れになれば浮上の可能性十分。ある程度仕上がっていた前走時から更に上昇したようで、この中間はコースで好時計を連発している。目下絶好調だ。

マルターズアポジー(牡5、美浦・堀井)は、昨秋の福島記念で逃げ、セーヴィント以下を下し重賞初V。それを含めて福島芝では【3.0.1.0】とコース相性は申し分なく、今年の初戦小倉大賞典でも逃げ切り勝ちを収めており小回りコースでは滅法強い。ハンデ(発表は57.5キロ)次第ということか、出否未定で攻めもいささか物足りないが、出てくるようなら軽くは扱えない。

■7月9日、中京競馬場でプロキオンS(GIII、ダ1400m)が行われる。

カフジテイク(牡5、栗東・湯窪)は、重賞初挑戦だった昨年のプロキオンSで7着。しかしその後グングン力を付け、昨年12月のチャンピオンズCで0秒2差4着、今年1月の根岸SでV、そして2月のフェブラリーSでは0秒1差3着と一線級と呼べる存在に成長している。3月にはドバイのゴドルフィンマイルに挑み、先行有利の泥んこ馬場のなか差し脚を伸ばして5着を確保。精神面でも一流馬のレベルに達した感があり、ここは堂々の主役として臨むことになる。海外遠征帰りで調整面が焦点となるが、6月上旬からコースと坂路を併用し、順調に乗り込まれており疲れを感じさせていない。先週は福永騎手が跨り、坂路で終いにしっかり負荷を掛けることができたあたりも、状態面の良さを物語るもの。いい状態で国内復帰初戦を迎えることができそうだ。

エイシンバッケン(牡5、栗東・中尾)は、昨年一気に力を付けオープンで勝ち負けできる存在に。今年初戦、重賞初挑戦だった根岸Sで3着に入ると、続くフェブラリーSでは4着と健闘。前走の欅Sは3カ月ぶりだったが、それを感じさせない豪快な末脚を繰り出して快勝を収め、いよいよ重賞初制覇にリーチといった雰囲気だ。中京コースは初だが、これまで東京で見せてきたパフォーマンスからまったく問題なさそうだし、過去1400mでは常に複勝圏を確保。舞台設定も初タイトルを後押しする。久々の一戦を勝利した反動は感じさせず、中間は順調に稽古を消化。坂路では時計が出ないタイプなりに、鋭い切れ味を連発できている。勝って更に上昇といった雰囲気だ。

ベストマッチョ(牡4、美浦・手塚)は、昨秋に1000万、準オープンと連勝。昇級初戦、重賞初挑戦だった今年の根岸Sは休み明けが影響したか12着と崩れ、その後も足踏みが続いたが、叩き2戦目で降級だった麦秋Sを勝利し再昇級を果たした。本来の形でない逃げの手で勝ち切ったあたり、条件レベルでは力が違った印象。これまで東京だけで使われており、初の遠征競馬がどうかだがレースを経るごとに精神面で強くなっており、克服は可能だろう。スムーズならあっさりのシーンがあっていい。先週の追い切りではオープン馬アルタイルをアオる絶好の動きを披露しており、2回使われ状態は目下ピークか。

キングズガード(牡6、栗東・寺島)は、昨年のプロキオンSが自身初の重賞挑戦。前が残る流れを後方から追う厳しいレースだったが、メンバー最速の末脚を繰り出し2着にクビ差の3着に入った。以降も1400m戦では崩れず走り、前走天保山Sでは斤量58キロを背追いながら2着を確保。今回も上位争いは必至か。先週の稽古で余力を残して好時計をマークできたように、3カ月ぶりの前走を使われての上積みはかなりありそう。

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