英ダービー大波乱の立役者　ウイングスオブイーグルスが引退

現地時間の2日、今年の英ダービー（エプソムダウンズ、GI、芝12F6yd）の優勝馬ウイングスオブイーグルス（牡3、愛・A.オブライエン）が引退することが明らかとなった。レーシングポストなどの英愛主要メディアが報じている。

ウイングスオブイーグルスの通算成績は7戦2勝。2歳シーズンは決して注目を集める存在ではなかったが、3歳初戦となったチェスターヴァーズ（チェスター、GIII、芝12F63yd）で2着に好走すると、英ダービーでは16番人気で優勝し、歴史に残る大番狂わせを演じた。7月1日に行われた愛ダービー（カラ、GI、芝12F）では1番人気に支持されるも3着に敗れると、レース後、種子骨に重度の骨折が発覚。現在は骨折箇所をピンで繋ぎとめて治療しているが、競走馬としての復帰は難しいことから引退が決まった。

▽【ウイングスオブイーグルス】
父Pour Moi
母Ysoldina
母父Kendor
通算7戦2勝

《GI勝鞍》
2017年　英ダービー

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