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【今週の新馬戦・注目馬】フサイチパンドラ、トウカイミステリー、アニメイトバイオ……個性派女傑の仔がデビュー

■8月5日、新潟競馬第5R・メイクデビュー新潟(新馬、芝1600m)でパイオニアバイオ(牝2、美浦・牧)がデビュー戦を迎える。エスコートするのは柴田善騎手。母はローズSを勝ち、阪神JFでは2着に入ったアニメイトバイオで、叔父にはレインボーライン(アーリントンC勝ち、菊花賞で2着など)がいる。7月上旬から順調に追われており、今週は3馬身先行していた古馬500万下を手応え余裕のまま追い詰めた。力を出せる状態だろう。

また、このレースではカーボナード(牡2、美浦・栗田徹)も、初陣となる。祖母の全兄は、英でジュライCなど6FのGIを2勝し種牡馬としても大活躍したグリーンデザート。いとこにダークシャドウ(毎日王冠など重賞2勝、天皇賞・秋で2着など)がいるという血統背景の持ち主だ。ひと追いごとに終いの脚の迫力を増しており、今週は古馬500万下を手応えで圧倒。瞬発力は新馬離れしたものがある。鞍上は岩田騎手だ。

【パイオニアバイオ】
父ルーラーシップ
母アニメイトバイオ
母父ゼンノロブロイ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 13名
指名コスト【52】

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【カーボナード】
父ディープインパクト
母ディアマンティナ
母父Seeking the Gold
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 4名
指名コスト【74】

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■同じく5日、小倉競馬第5R・メイクデビュー小倉(新馬、芝1200m)で面白そうなのが、ハーツクライ産駒のトウカイオルデン(牡2、栗東・安田)だ。母は2011年の北九州記念を勝ったトウカイミステリーで、本馬は3番仔にあたる。7月2週目のゲート試験をパスし、その後は至って順調。1週前追いでは先週の新馬戦で1番人気に推されたヤエノグラフ(5着)とともにウッドで長めを追われきっちり同入フィニッシュしたほか、最終追いでは坂路で躍動感溢れる動きを見せ付け終い1F12秒3をマークするなど、気配の良さは申し分ない。母が大きく華開いた舞台でその息子はいったいどんな走りを見せてくれるだろうか。鞍上は北村友騎手を予定している。

【トウカイオルデン】
父ハーツクライ
母トウカイミステリー
母父キングカメハメハ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 20名
指名コスト 【46】

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■同じく5日、札幌競馬第5R・メイクデビュー札幌(新馬、芝1200m)でアーヴァイン(牡2、栗東・浅見)が、初陣を迎える。2つ上の半兄に新馬戦圧勝、函館2歳Sでは2着に入ったメジャータイフーン。祖母ムーンレディは独で重賞4勝、そして叔父に日本ダービー馬エイシンフラッシュがいる。早くから乗り込まれており、ゲート試験は栗東で合格。7月中旬に札幌へ輸送され、攻めは順調だ。いささか前向き過ぎる面は気になるが、活気という点では申し分ないものがある。鞍上はK.ティータン騎手だ。

【アーヴァイン】
父キンシャサノキセキ
母マザイ
母父Fasliyev
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 1名
指名コスト【95】

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■8月6日、新潟競馬第5R・メイクデビュー新潟(新馬、芝1800m)でロックディスタウン(牝2、美浦・二ノ宮)が、C.ルメール騎手のエスコートでデビューを果たす。叔父にジャパンCなどGIを4勝し、種牡馬としても大活躍中のゼンノロブロイ。父ステイゴールドの半姉にクイーンCを勝ったキャットコイン、同じく父ステイゴールドの半姉でここまで中央5勝のワンブレスアウェイがおり、ステイゴールド直仔オルフェーヴルを父に持つロックディスタウンにも期待がかかる。先週、今週と目立った時計は出ていないが、気性面を考慮し折り合い重視で稽古が進められているため。脚がしっかり溜まって鋭い伸びを披露できており、デビュー戦へ向けての態勢は整っているようだ。

【ロックディスタウン】
父オルフェーヴル
母ストレイキャット
母父Storm Cat
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 72名
指名コスト【75】

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■同じく6日、新潟競馬第6R・メイクデビュー新潟(新馬、芝1400m)でカタナ(牡2、美浦・上原)が、吉田隼騎手の手綱で出陣。伯父に米でGIを2勝、種牡馬としてはトランセンドなどを送り出したワイルドラッシュがいる。追われての粘りに欠けるあたりは今後の課題だが、ゲートは水準以上でスピードの持続力もまずまず。押し切るレース運びに期待だ。

また、このレースではエリザベス女王杯などを制したフサイチパンドラの仔アーモンドアイ(牝2、美浦・国枝)もメイクデビューを果たす。先週、今週と厩舎の先輩ディープジュエリーと互角の動きを見せており、抜群の仕上がりにありそう。鞍上はC.ルメール騎手だ。

【カタナ】
父ロードカナロア
母シタール
母父Fusaichi Pegasus
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 1名
指名コスト【51】

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【アーモンドアイ】
父ロードカナロア
母フサイチパンドラ
母父サンデーサイレンス
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 72名
指名コスト【79】

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■同じく6日、小倉競馬第5R・メイクデビュー小倉(新馬、芝1800m)では牝馬2冠馬ミッキークイーンの半弟となるロングランメーカー(牡2、栗東・池江)がベールを脱ぐ。父は中山記念勝ちのフェデラリストや秋華賞3着のカイザーバル、武蔵野S勝ちのイジゲンらを送り出しているエンパイアメーカー。どっしりとした物怖じしないタイプのようで、気の荒さを出すような面はほとんどない。乗り手の指示には順応な反応を示し、連日落ち着いて調教ができているようだ。先月26日のウッド追いでは本番でもコンビを組むD.ホワイト騎手が跨り6F82秒9-4F51秒5-1F12秒1(一杯)を叩き出す好内容。併せた相手を抜かすことなく、きっちりと併入を果たした。最終追いは気配を確かめる程度とはいえ、動きはハツラツとしておりまず文句ない状態。いい形で本番当日を迎えられそうだ。

また、このレースにはレッドジョルト(牡2、栗東・平田)も、スタンバイしている。鞍上は松山騎手。父は6月初旬に急死したタートルボウル、母は交流重賞・クイーン賞の勝ち馬ビーポジティブという血統で、弥生賞勝ちでジャパンダートダービー2着の実績を誇るトリップは6つ上の半兄にあたる。また、伯母はGIエリザベス女王杯の勝ち馬トゥザヴィクトリー、叔父にシンザン記念勝ちのサイレントディール、いとこには重賞5勝のトゥザグローリー、弥生賞勝ちでGI2着が3度あるトゥザワールド、牝馬重賞2勝&ジャパンC2着などの成績を残しているデニムアンドルビーなど。活躍馬の大半は3歳クラシック戦線に駒を進めており、まさにPOG向けの1頭と言えるかもしれない。

【ロングランメーカー】
父エンパイアメーカー
母ミュージカルウェイ
母父Gold Away
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 19名
指名コスト 【100】

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【レッドジョルト】
父タートルボウル
母ビーポジティブ
母父サンデーサイレンス
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 13名
指名コスト 【67】

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■同じく6日、小倉競馬第6R・メイクデビュー小倉(新馬、芝1200m)では、スターアイリス(牝2、栗東・佐々木)が面白そう。父は本年度の2歳世代ですでに5頭の新馬勝ち、2頭の未勝利勝ち馬含めた計7頭を勝ち上がらせているヨハネスブルグで、伯母に2012年のエリザベス女王杯覇者レインボーダリア、伯父には中央で通算7戦5勝、未完のまま現役に別れを告げたヒダカプロテクターなどがいる血統の持ち主だ。ここまでの稽古ではそう目立つようなタイムは出していないが、小柄なぶん動きには敏捷性が見てとれ、いかにも機動力がありそうな雰囲気。鞍上は戸崎騎手が務める。

【スターアイリス】
父ヨハネスブルグ
母クラウディア
母父マンハッタンカフェ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 1名
指名コスト【44】

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■同じく6日、札幌競馬第5R・メイクデビュー札幌(新馬、芝1800m)でラクロアクリスエス(牡2、栗東・庄野)が初陣を迎える。3代母はオークス馬ダイナカールでオレハマッテルゼ、エアグルーヴなど近親に活躍馬多数。いとこにはフィリーズRなど重賞を4勝したアイムユアーズがいる、華やかな血統背景の持ち主だ。函館でじっくり乗り込まれており、先週、今週とビシッと負荷を掛けられ力強い伸びを披露。ほぼ万全の態勢にある。

【ラクロアクリスエス】
父タートルボウル
母ハイレイヤー
母父シンボリクリスエス
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 0名
指名コスト【62】

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