おしらせ
【先週のお別れ】フィエロ&ナヴィオンらが登録抹消に
[8月2日抹消]
フィエロ(牡8、栗東・藤原英)
通算成績
26戦5勝
競走成績は、全26戦で5勝2着5回3着6回。マイル・短距離路線の絶対的王者だったロードカナロアがターフを去った2013年末より、のち訪れるモーリスの時代(2015年半ば?)までの混迷期のなかで、歯痒いほどの勝ち切れなさは、逆に馬券としての信頼に足る存在として大いに支持を集めることとなる。
結果的にノンタイトルで終わったとはいえ、重賞初挑戦となったマイラーズCでは、勝ち馬ワールドエースの叩き出した1分31秒4のコースレコードに僅か0秒2差2着(この馬も従来のレコードタイムを上回っていた)。また、その同年秋にはマイルCSで勝ち馬ダノンシャークとタイム差なしの2着に入る活躍(2頭ともに1分31秒5で、現在のレースレコード)を見せた。そのほかにも、翌年の同レースで前述モーリスを相手に0秒2差2着、翌2016年7歳シーズンの安田記念ではロゴタイプに逃げ切り勝ちを許すも、展開不向きのなか上がり最速33秒5の切れ味を発揮し3着に入線するなど、父ディープインパクト・伯父ロックオブジブラルタル(英・愛2000ギニー、ムーランドロンシャン賞など当時の世界記録となるGI7連勝を達成)という血統に恥じない非常に高いポテンシャルを示した馬だった。中央所属ラストランは本年4月のマイラーズC(6着)。
[8月5日抹消]
ナヴィオン(牡5、美浦・手塚)
通算成績
12戦2勝
ハーツクライ産の牡馬で、母は中央6勝をあげたユキノスイトピー。近親にカブトヤマ記念&小倉大賞典を勝ったワンモアラブウエイらがいる血統だ。安田記念勝ちのツルマルボーイや、2008年・2009年のサマースプリントシリーズを連覇したカノヤザクラらと同じ浜本牧場(北海道日高町)の生まれで、これまた同様に栗東の橋口弘次郎厩舎で管理された。
デビューは今から3年前、2014年8月初週の新潟(2歳新馬芝1600m)。レースは4秒差もある後傾ラップ(前後半3F37秒8-33秒8)で完全な前残りの競馬となったが、後方より目の覚めるかのような伸び脚を見せ、のちの2歳女王ショウナンアデラを見事に差し切って見せた。勝ち時計1分37秒3は平凡も、上がり3Fは一頭図抜けた32秒7の最速数値。のちの関係者談で「ずっと左手前のままだった」ことが語られている。
なお、次戦の新潟2歳Sではペースの違いに戸惑ったか6着と敗れたが、続くききょうSでまたもや上がり最速の切れ味を発揮し、現古馬中距離路線で活躍中のヤマカツエース(重賞5勝)らを撃破。能力非凡であることを周囲に見せつける形となった。ただ、その後はデイリー杯2歳S・シンザン記念でともに3着、アーリントンCでは4頭横並びの大激戦の末4着(勝ち馬とタイム差なし)など、タイトルを勝ちとるまでには至らず。のち脚部不安などによる1年7カ月の休養(この間に手塚厩舎へ転厩)などもあり、秘めるポテンシャルを最大限に発揮することは叶わなかった。残念ながら、本年7月末の古町特別(5着)をもって、登録抹消となっている。
7月31日?8月6日までの登録抹消は他108頭。
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