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【今週の重賞】[関屋記念]充実一途ウインガニオン  [エルムS]テイエムジンソク ここも通過点か

■8月13日、新潟競馬場で関屋記念(GIII、芝1600m)が行われる。

昨年クラス再編の時点では500万条件馬だったウインガニオン(牡5、栗東・西園)だが、グングン力を付け今年4月から準オープン、オープン特別、そして前走中京記念と目下3連勝。特に前走は重賞初挑戦ながらハンデ57キロを課せられたが、直線で悠々抜け出しての完勝だった。これで左回りは7勝目。昨年夏にも3連勝したように、この季節もいいのだろう。揉まれた場合でどうか、という一抹の不安はあるにせよこの勢い、充実ぶりから主役視されて当然。4月から稼働しており、さすがにこの中間は時計を出していないが、今週しっかり動けるようなら問題ないだろう。

ブラックムーン(牡5、栗東・西浦)は、骨っぽい相手が揃っていた2走前の米子Sで1番人気に応えレコード勝ちを収めると、続く中京記念で3着。その前走は人気を裏切る形となったが、緩い馬場がフィットしなかったし、レコード勝ちの反動か仕掛けられての反応もいまひとつだった。それでもメンバー唯一となる33秒台の末脚を使って詰め寄れており、力の一端は披露。中間、坂路で2本時計を出せているのには好感が持てる。高いレベルで好調維持。

ヤングマンパワー(牡5、美浦・手塚)は、昨年このレースで重賞2勝目をマーク。続く富士Sも制しており、GIでこそ大敗を喫しているがここに入れば大威張りできる実績の持ち主だ。中間は帰厩後の初時計から軽快な動きを披露。いささか体は立派な感はあるが、昨年もプラス12キロで勝利したように多少の変動は気にしなくていいタイプだ。先週はウッド長めから意欲的な調整を消化し、これでほぼ仕上がったか。リフレッシュされたほうが走る馬で、いきなり力をフルに出してきそう。

ロードクエスト(牡4、美浦・小島茂)は、蹄を痛めて昨秋から7カ月間長期休養。復帰戦の前走パラダイスSは5着に終わったが、自己最高の462キロ(前走比プラス12キロ)での出走と絞り切れていなかったし、前が残る展開にも泣いた。この馬なりに終いの脚はしっかり使えており、いかにも使った次は変わってきそうな雰囲気。この舞台では新潟2歳Sを圧勝しており、勝ち負けに加わってきていい。ここを目標に7月中旬から入念に乗り込まれており、太かった体はすっきりしてきた。先週は坂路で豪快な伸び脚を披露し、ほぼ万全の態勢。

ダノンリバティ(牡5、栗東・音無)は、昨年このレースで前々の立ち回りからクビ差の2着。ウインガニオンには目下2連敗と分が悪いが、相手が使われ続けている強みがあったのに対しこちらはいずれも久々の一戦だった。昨年同様中京記念を使っての臨戦で、上昇度を考えれば逆転は可能。終いだけ重点だがこの中間にしっかり時計を出せており、まずは順調だろう。

■8月13日、札幌競馬場でエルムS(GIII、ダ1700m)が行われる。

テイエムジンソク(牡5、栗東・木原)は、準オープンで長く足踏みしていたが3走前で4馬身差Vとひと皮剥けたところを見せると、大沼S、マリーンを勝ち、目下ここまで3連勝で来ている。オープンでの2戦も4馬身差、5馬身差と圧勝で、しかも余力を十分残してのものだった。滞在競馬が合っているようで、ここもあっさり通過点としそうな雰囲気。8月6日に札幌へ輸送されての初時計を出したが、力みはなくスムーズそのものの動きだった。体の張りもあり、一連の好調をしっかりキープ。

ピオネロ(牡6、栗東・松永幹)は、昨年夏から砂路線に参入。準オープン、オープン特別と連勝を収め適性の高さをアピールし、以降詰めの甘さは同居するものの終いの脚を確実に使って上位争いに加わっている。流れひとつで勝ち負け可能。札幌に入っての動きが抜群で、先週は札幌競馬場のダートコースで長めから追われて軽快な動きを披露した。盛岡遠征から北海道への輸送を経て中3週での出走だが、疲れは感じさせず目下絶好調か。

コスモカナディアン(牡4、美浦・金成)は、準オープン勝ち直後に挑んだ交流GI・川崎記念で3着に入る大健闘。3カ月半ぶりだった前走は正直いまひとつのデキに思えたが、降級戦では力が違うとばかりにねじ伏せての勝利を収め、改めて力があるところを示した。締まった馬場ではパフォーマンスが落ちるが、良馬場でやれるならこの相手関係でも上位争いに加わってきていい。札幌で勝利経験があり、コース相性も悪くない。中間は函館に入り順調に稽古を消化。前走時に比べ段違いに軽快な動きを見せており、上積みは顕著だ。

クリノスターオー(牡7、栗東・高橋忠)は、過去3年このレースに参戦しており2着、4着、2着と好相性。前走の交流重賞では上々の行きっぷりから0秒2差の3着に粘り込んでおり、衰えた感はない。過去3年と違い、前走からのレース間隔が詰まっているあたりがどう出るかだが、同様に間隔が短かった韓国遠征でも力を出した馬。多少のことでは動じず、好調をしっかり維持できるタイプだけに懸念視は不要か。

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